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第十六話 地上の光
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アヴァロンを出てきて、やっと陽の光を浴びれると、思った矢先暁の視界は真っ暗だった。
「っておい、地上に繋がっているんじゃ無かったのかよ!」
暁は若干の期待を踏みにじられてちょっとだけ、イラついていた。
「落ち着いて暁、道があるからそこを辿っていけばきっと外に出られるはず。」
ルシファーは無限龍ウロボロスとの戦闘を終えて、感情が前よりもハッキリするようになった。
ルシファーに言われた通りに道を辿ってみると、そこには扉があった。
「なになに、証を示せさすれば道は開かれんだと?なんじゃこりゃ?」
証とは、なんなのだろうか?
暁と、ルシファーは悩んだ。それはそれは悩んだ。小一時間位は、そして、出した結論は?
「「よし、壊してでる!」」
かなり物騒な方法だった。
(マスター、証とは加護のことではありませんか?そこの球体の部分に魔力を流してはいかがでしょう?)
暁は、アイリスに言われた通りにやってみた。すると扉が開いた、それはもう簡単に開いた。あの一時間はなんだったのかと言ってもいいほどに。
「ま、まあ俺も、分かっていたよ、ここに何かすればこの扉が開くってことはね。」
何とも見苦しい言い訳だった。
「それはともかく、地上だー!」
約半年ぶりの陽の光だった。
「やっと、外に出られたなールシ。」
「うん、陽の光久しぶりかな。」
ルシファーはアヴァロンのダンジョンに長い間閉じ込められていたのでかなり嬉しいのだろう。羽がパタパタ動いていた。
「ほんじゃまあ、旅をしますかぁ~!」
「うん、世界を回っていく!」
彼等の目的は旅行だった。
気分よくスタートを切ったと思ったが、目の前には狼の群れがいた。
身体じゅうが赤色ださしずめブラッドウルフといったところだろう。
その数およそ百匹、暁とルシファーにとってはせっかく地上に出れたのに出鼻をくじかれたようなものだった。
「おい、犬っころ?貴様俺が気分よくしていたのに何してくれちゃってんの?殺されたいのか?殺してほしいのか?ならそうやって言えやぁー!」
「あ、暁落ち着い、」
ルシファーが止めに入った時には既に遅く、 虐殺が始まっていた。
「て……はぁぁぁぁー。」
暁は次々に襲いかかる狼をものともせず、背後からの攻撃も後ろに目が付いているかのように迎撃していた。
ルシファーはその光景をみて、相手の魔物に流石に同情してしまったのだ。
「ふぃぃ、スッキリしたぜ!」
満面の笑みで、暁は帰ってきた、そこはもう地獄の一部ではないかと思う程にずさんな光景が広がっていた。
「暁、やりすぎ威圧を使えば済んだこと。この血溜まりのせいで、また魔物がよってくる。」
暁は剣を使わず素手で戦っていたので力量差で狼が爆散してしまったのだ。
「いやぁ、そのぉ、つ、つい?」
「つい、じゃない。面倒なことを増やさないで。」
そう言いながらルシファーは魔法を使った。
「範囲浄化」
そうすると、辺りに広がっていた血溜まりは綺麗さっぱり無くなっていた。
「さすが、ルシファーだな。魔法の腕が、良い。」
「当然、この位はよゆー、です。」
ものすごいドヤ顔だった。
「それよりも、その翼何とかなんないのか?バレると面倒だぞ?」
ルシファーは堕天したとはいえ、大天使長だったのだ、翼は六枚もあるのだから目立ってしょうがないだろう。
「これ?しまえるから問題無いよ?」
しまえるのかよ、と突っ込みたかった暁であった。
「問題も無くなったところで、街へ行きますかぁー!」
「おおー?」
こうして、俺たちの旅は始まったのだ。
「っておい、地上に繋がっているんじゃ無かったのかよ!」
暁は若干の期待を踏みにじられてちょっとだけ、イラついていた。
「落ち着いて暁、道があるからそこを辿っていけばきっと外に出られるはず。」
ルシファーは無限龍ウロボロスとの戦闘を終えて、感情が前よりもハッキリするようになった。
ルシファーに言われた通りに道を辿ってみると、そこには扉があった。
「なになに、証を示せさすれば道は開かれんだと?なんじゃこりゃ?」
証とは、なんなのだろうか?
暁と、ルシファーは悩んだ。それはそれは悩んだ。小一時間位は、そして、出した結論は?
「「よし、壊してでる!」」
かなり物騒な方法だった。
(マスター、証とは加護のことではありませんか?そこの球体の部分に魔力を流してはいかがでしょう?)
暁は、アイリスに言われた通りにやってみた。すると扉が開いた、それはもう簡単に開いた。あの一時間はなんだったのかと言ってもいいほどに。
「ま、まあ俺も、分かっていたよ、ここに何かすればこの扉が開くってことはね。」
何とも見苦しい言い訳だった。
「それはともかく、地上だー!」
約半年ぶりの陽の光だった。
「やっと、外に出られたなールシ。」
「うん、陽の光久しぶりかな。」
ルシファーはアヴァロンのダンジョンに長い間閉じ込められていたのでかなり嬉しいのだろう。羽がパタパタ動いていた。
「ほんじゃまあ、旅をしますかぁ~!」
「うん、世界を回っていく!」
彼等の目的は旅行だった。
気分よくスタートを切ったと思ったが、目の前には狼の群れがいた。
身体じゅうが赤色ださしずめブラッドウルフといったところだろう。
その数およそ百匹、暁とルシファーにとってはせっかく地上に出れたのに出鼻をくじかれたようなものだった。
「おい、犬っころ?貴様俺が気分よくしていたのに何してくれちゃってんの?殺されたいのか?殺してほしいのか?ならそうやって言えやぁー!」
「あ、暁落ち着い、」
ルシファーが止めに入った時には既に遅く、 虐殺が始まっていた。
「て……はぁぁぁぁー。」
暁は次々に襲いかかる狼をものともせず、背後からの攻撃も後ろに目が付いているかのように迎撃していた。
ルシファーはその光景をみて、相手の魔物に流石に同情してしまったのだ。
「ふぃぃ、スッキリしたぜ!」
満面の笑みで、暁は帰ってきた、そこはもう地獄の一部ではないかと思う程にずさんな光景が広がっていた。
「暁、やりすぎ威圧を使えば済んだこと。この血溜まりのせいで、また魔物がよってくる。」
暁は剣を使わず素手で戦っていたので力量差で狼が爆散してしまったのだ。
「いやぁ、そのぉ、つ、つい?」
「つい、じゃない。面倒なことを増やさないで。」
そう言いながらルシファーは魔法を使った。
「範囲浄化」
そうすると、辺りに広がっていた血溜まりは綺麗さっぱり無くなっていた。
「さすが、ルシファーだな。魔法の腕が、良い。」
「当然、この位はよゆー、です。」
ものすごいドヤ顔だった。
「それよりも、その翼何とかなんないのか?バレると面倒だぞ?」
ルシファーは堕天したとはいえ、大天使長だったのだ、翼は六枚もあるのだから目立ってしょうがないだろう。
「これ?しまえるから問題無いよ?」
しまえるのかよ、と突っ込みたかった暁であった。
「問題も無くなったところで、街へ行きますかぁー!」
「おおー?」
こうして、俺たちの旅は始まったのだ。
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