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第1章
白薔薇の蕾
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シナリオの強制力とは、恐ろしいわね。
いつもより綺麗に整頓された私の部屋。目を細め見回すと、私は大切な物を詰め込んだトランクを手にとり、大きくため息を零す。明日になれば、私はこの家を離れ……学園へと参らなくては行けない。何故なら学園は、全寮制だから。
魔法学園アルファフォリス。
魔法の才を持つ者達が集められ、その才能を磨き高める場所。魔力を持つ存在というのが、この世界ではとても稀有な為、その保護と育成を目的に設立された学園ですわ。
入学資格は、ふたつ。
魔法の才能がある事と、年齢が13歳以上である事。
魔力を所有する者は、幼い頃から発芽する事が多い。基本的に13歳から入学して四年間学び、卒業。卒業後は、国の為に魔法省で働く公務員コースが一番人気ですわ。魔法という夢溢れる力を所有しながら、手堅く生きる。魔法使いっていうのは、存外、地に足をつけた人間が多いのね。
稀に、大人になってから発現し少年少女と一緒に学ぶ、おっさ・・・・大人もいらっしゃるらしいけど。
かく言う私には、水魔法の才能がありましてよ。オホホ誰かしら?水も滴るいい女だと褒め称えるのわ。よろしくてよ!もっと褒め奉り、崇め膝まずきなさい!いずれ【水の女神】として、人々の敬愛と情愛を一身に受ける身ですもの。拝んでおいて、損はなくてよ?
オーッホッホッホッ!
「何を高笑いなさってるんですか・・・・お嬢様」
背後から、呆れと慈愛に満ちた声が落とされたわ。
「ハンス。音もなく私の背後を取るのは、おやめになってと言ってるでしょう?」
私が凄腕スナイパーなら、貴方、今頃命を散らしていてよ?愛しい者をこの手で殺めるだなんて非業を、私に犯させないでちょうだい!
「何度もノックをし、お声をかけさせていただきました」
あら、そうなの?私、物事に集中すると周りが見えなくなる天才型ですもの。オホホホホー。
「本当に・・・・お嬢様は、周りが見えて無さすぎですね」
ため息を混じらせ、ハンスが私を見つめますわ。その可哀想な子を見つめるような、顔と視線はお止めなさい!まるで私が、残念なご令嬢みたいじゃないですの!
私は、完全無血の完璧美少女。ヴィクトリア・アクヤックですのよ!人々から畏怖と羨望の眼差しは受けても、けっしてそのような憐れみの目でなど見られる存在ではなくてよ!
「ハンスは、私をどう思っているのかしら。主人に対する敬愛の念が足りないのでなくて?」
恋人に対する愛情も稀薄ですわよ?貴方、お砂糖が溶けるくらい甘かったのは、少年期だけですのね。ヴィーちゃん寂しいわ。
「私の雇い主は、旦那様ですよ。心より尊敬と忠誠を抱かせていただいております」
「貴方は、私の専属執事よ。主は私だわ」
「お給金は、旦那様よりいただいております」
「ーっく!ああ言えばこう言う、減らず口ね!」
ピシャンと手元の扇子を閉じ、ハンスを威嚇しますわ。これ以上言っても、ハンスに勝てそうにないですもの。ええ、私……この男に口で勝てたためしがないのですわ!
「ハンス。貴方の淹れたお茶が飲みたいわ」
私はわざとらしくふんぞり返り、扇子でハンスに指示をだしましたわ。
「既にご用意しております」
にっこりと微笑み、一礼するハンス。それで私を呼びにきたのね。流石ハンスね。私のしたい事、欲しい物を、私が気付く前に差し出してくれる。やはり、ハンスは私の良き夫ね。
「ハンス、けっこ…「辞退させていただきます」」
ちょっと。話は最後まで聞きなさい!おかしいわ。ここ数日は、最後まで言わせてくれない。私が何を言おうとしてるか、まるでわかってるみたいよ。ハンス、貴方エスパーなの??
「お嬢様は、単純でいらっしゃいますので・・・・」
ですから、その残念と慈愛に満ちた目は、お止めなさいな!きいぃぃ~悔しいですわ!ヴィーちゃんの、いつかギャフンと言わせてやるリストNo.1でしてよ!ハンス!
◇◇◇
白薔薇の庭園。
其処で私は、優雅にお茶を嗜みますの。
美しい私には、この美しい庭園が似合っていますもの。此処は、ハンスと私の大切な場所。二人の想い出の詰まったシークレットガーデンですのよ。
「ここでこうして、貴方と過ごす事もできなくなるのね・・・・」
しんみりとした気分で、呟きますわ。学園に執事は、連れて行けませんもの。王族も貴族も平民も。学園で学ぶ者は、等しく同じ扱いを受ける。身分差等なしに、ただ純粋に魔法を学ぶ。
それが、学園アルファフォリスの規定ですわ。
ブルーテスお兄様が、そうおっしゃってましたの。「ただ、それを良しとせず・・・・身分を傘に横暴を働く者もいるけどね」と春の休暇で帰省されてた時に、教えて下さいました。
最高学年で、生徒会長をされてるので、私より先に学園に戻られてしまいましたが・・・・
久しぶりのお兄様成分を補給でき、ホクホクとしていた私ですけど、これから先のハンス不足を思うと心が萎んで、泣きたくなってしまうのですわ。
これでも私、乙女でしてよ?か弱く可憐で儚げな美少女ですもの。大好きな人と離れ離れになるのが、辛くないわけないじゃありませんの。
それに・・・・これから待ち受ける先には、憎き攻略対象共と恐ろしい乙女ゲームヒロイン!私の不幸を望む悪人共の巣窟に、1人投げ込まれるのですわ。ああ、私ってば悪役令嬢ではなく、悲劇のヒロインでしたのね!
四年間。堪え忍び、ハンスとの愛を結んで見せますわ!
負けませんわよ!運営共!!
最後に高笑いをするのわ私でしてよ!
オーッホッホッホッホッホッ!!
「お嬢様。その笑い方は、学園ではお控え下さいね」
お菓子を取り分けながら、ハンスが私に物言いますわ。あら、何か問題でもあるかしら?この高貴で品のある笑いがあってこその私じゃない。変な事を言うのね。
「・・・・言ったところで治るなら、今頃もっとましになってるか」
ポツリと何かを呟いたわ。よく聞こえなかったけれど、きっと失礼な事を言ったわね。ハンス!貴方の表情で、わかるのよ!私!伊達に貴方ばかり嘗めるように見てなくってよ!!
「本当に・・・・心配ですよ。お嬢様一人を学園にやるなんて」
口元に手を添え、眉間に皺を寄せるハンス。珍しいわね。貴方がそんな顔をするなんて。
「大丈夫よ。学園には、お兄様もいらっしゃるのよ?それに私は、そんじょそこらの大人しいご令嬢とは、格が違っていてよ!」
だから、安心なさい。私、好きな人の重荷になるような女でないわ。ハンスに心配をかけまいと、気丈に振る舞い、胸を張りますわ。
そこが心配なんですよ。っとハンスが苦笑しましたわ。
失礼ね。
「ーここの薔薇も見納めね」
せめて、小薔薇でも咲いてくれていたら・・・・と見回す。
麗らかな温もりが包む庭園も、春の始めでは薔薇も若々しい新緑を湛えるだけで、その可憐な蕾は、未だ開花させる兆しが見えない。
「見たかったわ・・・・白薔薇を最後に・・・・」
貴方の隣で。そんな気持ちが顔にでていてしまったのかしら…ハンスが切なげに笑い、私の右手に触れた。
「俺に魔法が使えるなら・・・・貴女の両手に抱えきれない程の白薔薇を、今すぐ咲かせて見せるのに」
出会った時と同じ瞳。揺れる琥珀色に見つめられ、時が止まる気がしましたわ。
「・・・・ハンス」
触れ合った指先に微熱を感じる・・・・熱く火照る掌・・・・何故かハンスに、キラキラとエフェクトがかかって見えるわ・・・・私の心まで溶かすような情熱的な瞳・・・・熱い・・・・熱
「ーっあっつ!!!」
焼けるような手の熱さに、思わず手を振りほどき叫んでしまいましたの。
「ハンス!あなた、熱いわよ!物理的に熱い!!何、発熱してるのよ!!」
「ええ!?なっ!?えええええ!?」
見ると、ハンスの周りに光が溢れ出している。それと共に、次々と咲き零れる白い薔薇。
「どっ…どうしましょう!お嬢様!?俺っ…一体!?」
「知らないわよ!ちょっと!熱い!熱いからすがりつかないで頂戴!暑苦しい!!」
広がるロマンチックで幻想的な世界に目もくれず、混乱し騒ぐ私達・・・・
ーその日、ハンスの魔法の力が発芽したのですわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
いつもより綺麗に整頓された私の部屋。目を細め見回すと、私は大切な物を詰め込んだトランクを手にとり、大きくため息を零す。明日になれば、私はこの家を離れ……学園へと参らなくては行けない。何故なら学園は、全寮制だから。
魔法学園アルファフォリス。
魔法の才を持つ者達が集められ、その才能を磨き高める場所。魔力を持つ存在というのが、この世界ではとても稀有な為、その保護と育成を目的に設立された学園ですわ。
入学資格は、ふたつ。
魔法の才能がある事と、年齢が13歳以上である事。
魔力を所有する者は、幼い頃から発芽する事が多い。基本的に13歳から入学して四年間学び、卒業。卒業後は、国の為に魔法省で働く公務員コースが一番人気ですわ。魔法という夢溢れる力を所有しながら、手堅く生きる。魔法使いっていうのは、存外、地に足をつけた人間が多いのね。
稀に、大人になってから発現し少年少女と一緒に学ぶ、おっさ・・・・大人もいらっしゃるらしいけど。
かく言う私には、水魔法の才能がありましてよ。オホホ誰かしら?水も滴るいい女だと褒め称えるのわ。よろしくてよ!もっと褒め奉り、崇め膝まずきなさい!いずれ【水の女神】として、人々の敬愛と情愛を一身に受ける身ですもの。拝んでおいて、損はなくてよ?
オーッホッホッホッ!
「何を高笑いなさってるんですか・・・・お嬢様」
背後から、呆れと慈愛に満ちた声が落とされたわ。
「ハンス。音もなく私の背後を取るのは、おやめになってと言ってるでしょう?」
私が凄腕スナイパーなら、貴方、今頃命を散らしていてよ?愛しい者をこの手で殺めるだなんて非業を、私に犯させないでちょうだい!
「何度もノックをし、お声をかけさせていただきました」
あら、そうなの?私、物事に集中すると周りが見えなくなる天才型ですもの。オホホホホー。
「本当に・・・・お嬢様は、周りが見えて無さすぎですね」
ため息を混じらせ、ハンスが私を見つめますわ。その可哀想な子を見つめるような、顔と視線はお止めなさい!まるで私が、残念なご令嬢みたいじゃないですの!
私は、完全無血の完璧美少女。ヴィクトリア・アクヤックですのよ!人々から畏怖と羨望の眼差しは受けても、けっしてそのような憐れみの目でなど見られる存在ではなくてよ!
「ハンスは、私をどう思っているのかしら。主人に対する敬愛の念が足りないのでなくて?」
恋人に対する愛情も稀薄ですわよ?貴方、お砂糖が溶けるくらい甘かったのは、少年期だけですのね。ヴィーちゃん寂しいわ。
「私の雇い主は、旦那様ですよ。心より尊敬と忠誠を抱かせていただいております」
「貴方は、私の専属執事よ。主は私だわ」
「お給金は、旦那様よりいただいております」
「ーっく!ああ言えばこう言う、減らず口ね!」
ピシャンと手元の扇子を閉じ、ハンスを威嚇しますわ。これ以上言っても、ハンスに勝てそうにないですもの。ええ、私……この男に口で勝てたためしがないのですわ!
「ハンス。貴方の淹れたお茶が飲みたいわ」
私はわざとらしくふんぞり返り、扇子でハンスに指示をだしましたわ。
「既にご用意しております」
にっこりと微笑み、一礼するハンス。それで私を呼びにきたのね。流石ハンスね。私のしたい事、欲しい物を、私が気付く前に差し出してくれる。やはり、ハンスは私の良き夫ね。
「ハンス、けっこ…「辞退させていただきます」」
ちょっと。話は最後まで聞きなさい!おかしいわ。ここ数日は、最後まで言わせてくれない。私が何を言おうとしてるか、まるでわかってるみたいよ。ハンス、貴方エスパーなの??
「お嬢様は、単純でいらっしゃいますので・・・・」
ですから、その残念と慈愛に満ちた目は、お止めなさいな!きいぃぃ~悔しいですわ!ヴィーちゃんの、いつかギャフンと言わせてやるリストNo.1でしてよ!ハンス!
◇◇◇
白薔薇の庭園。
其処で私は、優雅にお茶を嗜みますの。
美しい私には、この美しい庭園が似合っていますもの。此処は、ハンスと私の大切な場所。二人の想い出の詰まったシークレットガーデンですのよ。
「ここでこうして、貴方と過ごす事もできなくなるのね・・・・」
しんみりとした気分で、呟きますわ。学園に執事は、連れて行けませんもの。王族も貴族も平民も。学園で学ぶ者は、等しく同じ扱いを受ける。身分差等なしに、ただ純粋に魔法を学ぶ。
それが、学園アルファフォリスの規定ですわ。
ブルーテスお兄様が、そうおっしゃってましたの。「ただ、それを良しとせず・・・・身分を傘に横暴を働く者もいるけどね」と春の休暇で帰省されてた時に、教えて下さいました。
最高学年で、生徒会長をされてるので、私より先に学園に戻られてしまいましたが・・・・
久しぶりのお兄様成分を補給でき、ホクホクとしていた私ですけど、これから先のハンス不足を思うと心が萎んで、泣きたくなってしまうのですわ。
これでも私、乙女でしてよ?か弱く可憐で儚げな美少女ですもの。大好きな人と離れ離れになるのが、辛くないわけないじゃありませんの。
それに・・・・これから待ち受ける先には、憎き攻略対象共と恐ろしい乙女ゲームヒロイン!私の不幸を望む悪人共の巣窟に、1人投げ込まれるのですわ。ああ、私ってば悪役令嬢ではなく、悲劇のヒロインでしたのね!
四年間。堪え忍び、ハンスとの愛を結んで見せますわ!
負けませんわよ!運営共!!
最後に高笑いをするのわ私でしてよ!
オーッホッホッホッホッホッ!!
「お嬢様。その笑い方は、学園ではお控え下さいね」
お菓子を取り分けながら、ハンスが私に物言いますわ。あら、何か問題でもあるかしら?この高貴で品のある笑いがあってこその私じゃない。変な事を言うのね。
「・・・・言ったところで治るなら、今頃もっとましになってるか」
ポツリと何かを呟いたわ。よく聞こえなかったけれど、きっと失礼な事を言ったわね。ハンス!貴方の表情で、わかるのよ!私!伊達に貴方ばかり嘗めるように見てなくってよ!!
「本当に・・・・心配ですよ。お嬢様一人を学園にやるなんて」
口元に手を添え、眉間に皺を寄せるハンス。珍しいわね。貴方がそんな顔をするなんて。
「大丈夫よ。学園には、お兄様もいらっしゃるのよ?それに私は、そんじょそこらの大人しいご令嬢とは、格が違っていてよ!」
だから、安心なさい。私、好きな人の重荷になるような女でないわ。ハンスに心配をかけまいと、気丈に振る舞い、胸を張りますわ。
そこが心配なんですよ。っとハンスが苦笑しましたわ。
失礼ね。
「ーここの薔薇も見納めね」
せめて、小薔薇でも咲いてくれていたら・・・・と見回す。
麗らかな温もりが包む庭園も、春の始めでは薔薇も若々しい新緑を湛えるだけで、その可憐な蕾は、未だ開花させる兆しが見えない。
「見たかったわ・・・・白薔薇を最後に・・・・」
貴方の隣で。そんな気持ちが顔にでていてしまったのかしら…ハンスが切なげに笑い、私の右手に触れた。
「俺に魔法が使えるなら・・・・貴女の両手に抱えきれない程の白薔薇を、今すぐ咲かせて見せるのに」
出会った時と同じ瞳。揺れる琥珀色に見つめられ、時が止まる気がしましたわ。
「・・・・ハンス」
触れ合った指先に微熱を感じる・・・・熱く火照る掌・・・・何故かハンスに、キラキラとエフェクトがかかって見えるわ・・・・私の心まで溶かすような情熱的な瞳・・・・熱い・・・・熱
「ーっあっつ!!!」
焼けるような手の熱さに、思わず手を振りほどき叫んでしまいましたの。
「ハンス!あなた、熱いわよ!物理的に熱い!!何、発熱してるのよ!!」
「ええ!?なっ!?えええええ!?」
見ると、ハンスの周りに光が溢れ出している。それと共に、次々と咲き零れる白い薔薇。
「どっ…どうしましょう!お嬢様!?俺っ…一体!?」
「知らないわよ!ちょっと!熱い!熱いからすがりつかないで頂戴!暑苦しい!!」
広がるロマンチックで幻想的な世界に目もくれず、混乱し騒ぐ私達・・・・
ーその日、ハンスの魔法の力が発芽したのですわ。
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※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
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