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警官の友人「荻野(仮名)」の話
やっと就いた仕事で・・・。
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これは、私の学生時代からの友人で、尚且つ現在
本職で警官をしている友人「荻野」の話。
彼は高校卒業と共に、警察学校へ。
その後、都内で一人暮らしを始めた。
現職ということで「詳しい場所」は教えて貰えなかったのだが・・・。
都内某所の交番で彼は勤務している。
その彼が、やっと就いた仕事。
三ヶ月の研修を終え、更に一月が経ち
そこで初めて、夜勤を任され先輩警官と共に、夜のパトロール。
ミニパトの助手席で、順路を教わり、数回目の夜勤で・・・。
いよいよ、先輩警官からお墨付きをもらえるかというその時
無線機から一報が。
「警ら○○から。現在使われていない施設に、防犯システムの作動ありと通報。近隣の警らは急行されたし。」
「警ら○○。了解。現場に急行します。」
先輩警官の迅速な応答。そして、ミニパトを施設に向け発進。
しかし、荻野はここである疑問を持ったといいます。
「急行する」といった先輩は焦る事無く、のろのろとミニパトを運転していたそうです。
しびれを切らし、荻野は「急がないんですか?」と先輩に。
すると「あぁ・・・そうだな。」と空返事。
暫くの沈黙の後、先輩警官が
「この施設な、前は進学塾として使われてた廃ビルなんだよ。それで、たま~にあるんだよ。」
「たまに?・・・何がですか?」
「防犯システムの誤作動なのか分からないんだけどさ、たまに通報が入るのさ。だから
基本的には焦る必要はないけど、ちゃんと目視で確認しに行かないとならんのよ。」
「そうなんですか・・・。」
「まぁ、万が一があったら困るからねぇ。」
間を開けず、現場に到着した二人は、建物の外側などを目視で確認し
異変がない事を確認したそうです。
そして、ミニパトに戻る際、先輩警官が・・・
「戻るときは、振り返らない方が良いぞ。まぁ別に気にしないタイプなら良いんだけどさ。」
「え?」
「前に居たんだよ、新人でさ。・・・コレ見て逃げ出したやつが。」
そう言いながら、先輩警官は彼の肩をくるっと旋回させ、廃ビルに振り返った。
其処には、先ほどまで綺麗だった廃ビルに、無数の手形が浮き出ていたという。
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彼は高校卒業と共に、警察学校へ。
その後、都内で一人暮らしを始めた。
現職ということで「詳しい場所」は教えて貰えなかったのだが・・・。
都内某所の交番で彼は勤務している。
その彼が、やっと就いた仕事。
三ヶ月の研修を終え、更に一月が経ち
そこで初めて、夜勤を任され先輩警官と共に、夜のパトロール。
ミニパトの助手席で、順路を教わり、数回目の夜勤で・・・。
いよいよ、先輩警官からお墨付きをもらえるかというその時
無線機から一報が。
「警ら○○から。現在使われていない施設に、防犯システムの作動ありと通報。近隣の警らは急行されたし。」
「警ら○○。了解。現場に急行します。」
先輩警官の迅速な応答。そして、ミニパトを施設に向け発進。
しかし、荻野はここである疑問を持ったといいます。
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しびれを切らし、荻野は「急がないんですか?」と先輩に。
すると「あぁ・・・そうだな。」と空返事。
暫くの沈黙の後、先輩警官が
「この施設な、前は進学塾として使われてた廃ビルなんだよ。それで、たま~にあるんだよ。」
「たまに?・・・何がですか?」
「防犯システムの誤作動なのか分からないんだけどさ、たまに通報が入るのさ。だから
基本的には焦る必要はないけど、ちゃんと目視で確認しに行かないとならんのよ。」
「そうなんですか・・・。」
「まぁ、万が一があったら困るからねぇ。」
間を開けず、現場に到着した二人は、建物の外側などを目視で確認し
異変がない事を確認したそうです。
そして、ミニパトに戻る際、先輩警官が・・・
「戻るときは、振り返らない方が良いぞ。まぁ別に気にしないタイプなら良いんだけどさ。」
「え?」
「前に居たんだよ、新人でさ。・・・コレ見て逃げ出したやつが。」
そう言いながら、先輩警官は彼の肩をくるっと旋回させ、廃ビルに振り返った。
其処には、先ほどまで綺麗だった廃ビルに、無数の手形が浮き出ていたという。
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