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心霊「豆知識」

実は無意味な交霊術 「ひとりかくれんぼ」

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皆さん、巷で有名な「ひとりかくれんぼ」はご存じでしょうか?

知らない方の為にざっと流れを説明します。

準備する物は
ぬいぐるみ

カッター
塩水入りのコップ
針と糸

1 ぬいぐるみを用意し名前を付ける。
2 カッターでぬいぐるみの腹を裂き、中の綿を取り出し米を詰め、自分の爪を入れて縫う。
3 洗面所にて、ぬいぐるみを置き「(自分の名前)が鬼」と3回唱え10分間
その場から離れ待つ。
4 洗面所に戻り、見つけたと発しながらカッターでぬいぐるみを刺す。
5 その直後、「今度は(ぬいぐるみの名前)が鬼」と3回唱え、隠れる。
(隠れた際、塩水を半分、口に含む事)
6 隠れている場所から出て、ぬいぐるみに(口内の塩水)をかけ、残りの塩水も掛け
「(自分の名前)の勝ち」と3回唱える。

これを行うと、5と6の間で怪奇現象が起こる。と巷では噂されている。

中には、6の工程をすっ飛ばし
「俺、延々と探されてるわw」とイキっている方々も居るが・・・。

実の所、この「ひとりかくれんぼ」は「全くの無意味」だということだ。

と、いうのも
本来「ひとりかくれんぼ」と呼ばれる遊びは
「最初から最後まで当事者(自分)が鬼であり物を使わない」遊びなのだ。

それが何時しか
「人形には人の魂が宿る」という説から、人形を遊びに加え始め
果てには、ぬいぐるみの綿(腸)を取り出し、米を詰める。だとか
塩水を含んでいる間は霊に姿を見られない。だとかいう珍行動が加わった。

確かに、「霊が居るであろう場所」で「ぬいぐるみ」を使うという行為は
ある種危険を伴う。

が、「ひとりかくれんぼ」という遊びの概念は崩されてしまったそうだ。

本来は、居る筈もない「他人」を探し回る遊びなのだ。
それが何時からか、逆に探してもらう遊びに変わり・・・。

そもそも、その霊にとって
用意された人形というものは、何の思い入れもない物だ。
そんなものにたった数分で、霊体が乗り移るなど
まず、考えられない事だ。

人形の綿を抜き、米を入れるというのも
呪術的に、呪いたい誰かの髪の毛などを入れる。というのであれば分かる。
が、しかし
本来、米とは神聖な物の意味合いが強く
祀り事などの供物としても使われる。
幾ら、自分の爪を入れて呪術的な意味を持たせてあるとはいえ、それと一緒に米を入れてしまうと
本来やりたい事と実際にやっていることの意味が逆行し破綻している。

塩水もそうだ。
「かくれんぼ」という体を成しているのに
自分だけ
「塩水含んでいるのでバレません~。ハイ無敵~。」と
まるでやんちゃ坊主が思いつくような暴論だ。実際には何の意味もない。

そして、最後にお祓いの意味を込めてなのだろう
その塩水を人形にかける訳だが・・・。
前述した通り、その場に「居る者」が
ぽっと出の人形に、憑りつくなど本来はあり得ない事だ。
よって、人形に塩水をかけた所で、何の意味合いもないのである。

・・・しかし。
こんな間違った方法でも・・・彼等、経験者の中にはそういった経験をした者がいるであろう。
そういった方は、是非気を付けていただきたい。

もし、夜中に貴方が眠っている部屋に
訳の分からない奴が入り込み、一人でかくれんぼをし出したらどう思うだろうか?

当然、何の騒ぎだ?と困惑し、怒るであろう。

そうして、やりたい事だけさっさとやって、帰っていく彼等を
貴方はどうする?
追いかけて「おい!どういう事だよ!」と怒りをぶつけるのが普通であろう。

つまり、そういう事である。

やり方は間違っているが、一歩間違えれば
とても危険である事に変わりはない。
充分に気を付けてもらいたい。
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