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田舎 終
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公園にて、長嶋少年は二人を待っていた。
でも・・・昨日の様な明るい雰囲気ではない。
実家を出る前に、両親に止められたからだ。
両親の剣幕は相当な物であった。
「でも、約束しちゃったもん。」
「なら、公園で遊べないって断って帰って来なさい!」
昨日とは打って変わり、二人に会う事を極端に嫌がり静止された。
「っよ!昨日ぶり!」
公園で立ち尽くす彼の前に「タケちゃん」が挨拶をしながらやって来た。
「お・・・おう。おはよう。」
「何だよ、元気ねぇなぁ?どうしたんだ?」
「な、何でも。みーくんが来たらちゃんと話すからさ。」
「・・・分かった。」
不思議そうな顔をする「タケちゃん」。
間を開けずに、みーくんがやって来る。
「二人とも、おはよう!」
まだ距離はあったが、みーくんは大きな声でこちらに挨拶をする。
「おう、こっちこっち。早く来いよ。ヒサ君、話があるってよ!」
三人が揃い、長嶋少年は申し訳ない気持ちで一杯の中、口を開いた。
「二人とも、ごめん・・・。今日、遊べなくなっちゃって・・・。」
「え?どうして?」
「親に止められちゃってさ・・・。よ、用事があるみたいで!」
「ふ~ん・・・。」
「じゃあさ、用事が終わった後ならどう?僕たち、暫くは此処で遊んでるつもりだし。」
「ありがとう。来れたら絶対に来るからさ!」
それだけ言い残し、長嶋少年は逃げる様に走り出した。
実家に帰って来た長嶋少年を両親が安堵の表情で迎え入れる。
しかし、長嶋少年は「不満」だった。
明確な理由も説明されないまま、彼は新しく出来た友との約束を反故にしなければならなかった。
苛立つ少年を見た両親も、安堵の表情から一遍し
申し訳なさそうな顔になっていた。
一人、奥の部屋に引き篭もる少年。
どれくらい時間が過ぎただろうか・・・。
突然、実家のチャイムが鳴る。
母親が応対の為に玄関へ・・・。
その直後・・・響き渡る悲鳴。
部屋に居た少年も慌てて飛び出した。
祖父・父が既に玄関に居た。
その背中越しに見える。
「みーくん!タケちゃん!」
「そろそろ、用事終わったかなぁ。と思って様子見に来たんだぁ!」
急いで玄関に駆け寄る少年を父が引き留める。
「行くな!久!・・・ま、まだ用事が少し残ってるだろ?」
父の震える声を後目に、彼は玄関を飛び出した。
「そんなの後で!」
その後、公園でしばらく遊んだ彼等は二人の「秘密基地」へと行く事となった。
「二人とも、秘密基地なんて作ったの?すこいじゃん!」
「あぁ!そこでベーゴマとか集めてさ、たまに遊んでるんだよ。行こうぜ!」
彼等の秘密基地は
その地域では有名な池の近くにあった。
小さな池だ。
走って一周するのに、5分も掛からないだろう。
その池の脇に、彼等の秘密基地があった。
そして・・・夕暮れを迎え・・・。
「よっし、暗くなるしそろそろ、帰ろうぜ。」
タケちゃんがいう。
「そうだね。」
そうして、三人は公園まで戻り解散した・・・。
その晩から、両親と共に自宅に帰る。
勿論、今日の出来事も両親には話した。
だが、両親の顔は終始強張ったまま・・・。
・・・数年後。
後に調べて分かった事だそうだが
「秘密基地」のあった「池」から、白骨死体が二組引きあがった。
そのどちらもが、子供程度の大きさの物だったという。
そして、祖父が語ったとされる「子供の失踪事件」も
不可解な事に「保護された子供たち」は皆「池」の周辺で見つかっていた。
子供たちは一様に「少年二人と遊んでいた」という証言をしていたという。
でも・・・昨日の様な明るい雰囲気ではない。
実家を出る前に、両親に止められたからだ。
両親の剣幕は相当な物であった。
「でも、約束しちゃったもん。」
「なら、公園で遊べないって断って帰って来なさい!」
昨日とは打って変わり、二人に会う事を極端に嫌がり静止された。
「っよ!昨日ぶり!」
公園で立ち尽くす彼の前に「タケちゃん」が挨拶をしながらやって来た。
「お・・・おう。おはよう。」
「何だよ、元気ねぇなぁ?どうしたんだ?」
「な、何でも。みーくんが来たらちゃんと話すからさ。」
「・・・分かった。」
不思議そうな顔をする「タケちゃん」。
間を開けずに、みーくんがやって来る。
「二人とも、おはよう!」
まだ距離はあったが、みーくんは大きな声でこちらに挨拶をする。
「おう、こっちこっち。早く来いよ。ヒサ君、話があるってよ!」
三人が揃い、長嶋少年は申し訳ない気持ちで一杯の中、口を開いた。
「二人とも、ごめん・・・。今日、遊べなくなっちゃって・・・。」
「え?どうして?」
「親に止められちゃってさ・・・。よ、用事があるみたいで!」
「ふ~ん・・・。」
「じゃあさ、用事が終わった後ならどう?僕たち、暫くは此処で遊んでるつもりだし。」
「ありがとう。来れたら絶対に来るからさ!」
それだけ言い残し、長嶋少年は逃げる様に走り出した。
実家に帰って来た長嶋少年を両親が安堵の表情で迎え入れる。
しかし、長嶋少年は「不満」だった。
明確な理由も説明されないまま、彼は新しく出来た友との約束を反故にしなければならなかった。
苛立つ少年を見た両親も、安堵の表情から一遍し
申し訳なさそうな顔になっていた。
一人、奥の部屋に引き篭もる少年。
どれくらい時間が過ぎただろうか・・・。
突然、実家のチャイムが鳴る。
母親が応対の為に玄関へ・・・。
その直後・・・響き渡る悲鳴。
部屋に居た少年も慌てて飛び出した。
祖父・父が既に玄関に居た。
その背中越しに見える。
「みーくん!タケちゃん!」
「そろそろ、用事終わったかなぁ。と思って様子見に来たんだぁ!」
急いで玄関に駆け寄る少年を父が引き留める。
「行くな!久!・・・ま、まだ用事が少し残ってるだろ?」
父の震える声を後目に、彼は玄関を飛び出した。
「そんなの後で!」
その後、公園でしばらく遊んだ彼等は二人の「秘密基地」へと行く事となった。
「二人とも、秘密基地なんて作ったの?すこいじゃん!」
「あぁ!そこでベーゴマとか集めてさ、たまに遊んでるんだよ。行こうぜ!」
彼等の秘密基地は
その地域では有名な池の近くにあった。
小さな池だ。
走って一周するのに、5分も掛からないだろう。
その池の脇に、彼等の秘密基地があった。
そして・・・夕暮れを迎え・・・。
「よっし、暗くなるしそろそろ、帰ろうぜ。」
タケちゃんがいう。
「そうだね。」
そうして、三人は公園まで戻り解散した・・・。
その晩から、両親と共に自宅に帰る。
勿論、今日の出来事も両親には話した。
だが、両親の顔は終始強張ったまま・・・。
・・・数年後。
後に調べて分かった事だそうだが
「秘密基地」のあった「池」から、白骨死体が二組引きあがった。
そのどちらもが、子供程度の大きさの物だったという。
そして、祖父が語ったとされる「子供の失踪事件」も
不可解な事に「保護された子供たち」は皆「池」の周辺で見つかっていた。
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