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(現段階では)最終章 ~後に新たな話も追加されるかも~
最終話直前 特集 「三重苦」 前編
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これは、本編「人食い民家」の裏側で私の師「X氏」が抱えていた案件である。
本編では、私が助けを求めた際
「修行の成果を見せろ。」とドSムーブをかました彼だが
その実、彼の元には私に構っている暇などない案件が届いていた。
とある女性が、彼の元を訪れる。
名前は「浜野(仮名)さん」。
年齢は20代後半だった。
独り暮らしを始める関係で、転職・引っ越しを行った彼女は
引っ越した後から、異変に悩まされていた。
在宅中、机や棚の上から物が落ちる。
玄関のドアノブがガチャガチャと音を立てて動く。
鍵を掛けていた筈の窓が、気付けば開いている。
トイレの水が勝手に流れ出す。
など
挙げればキリがない異変の数々。
外出時も似たような現象が起きるのか。
彼女は小型カメラを用いて、撮影を行っていた。
その結果、一部の異変については外出時でも関係なく起こっている事が分かった。
不動産に確認を取った所で、物件に問題があった訳でもなく
途方に暮れた彼女は、ネットの力で「X氏」の元に辿り着いた。
不幸中の幸い。
X氏は仕事の関係で、彼女の住む地域に近い場所までやって来ていた。
その足で、直ぐに彼女の住む物件を訪れたという。
「・・・何だ、これは・・・。」
物件を見たX氏の第一声だった。
「・・・部屋が・・・見えない。」
某所にあるマンション。
指定された部屋を外から見上げていた。
しかし、その部屋は白い煙が周囲を包むように
・・・まるで、綿菓子でも張り付いているかのように
部屋の存在を覆っていたという。
「こりゃ・・・入るのは危ないな。」
X氏は、電話にて浜野さんに到着した旨を伝えた上で
「外で話を聞く」という条件を提示した。
そして・・・
話を進め、数時間。
X氏は浜野さんに対し、一つの結論を出す。
「隠してても為にならないし、はっきり言っちゃうね?
あのね、中年の女性がずっと見えてるのね。
で、その女性。かなり怒ってるの。何か心当たりは?」
その言葉を聞いた彼女は、みるみる顔色が悪くなった。
「実は・・・。」
彼女には、近々同棲を考えている恋人がいた。
だが、その恋人は母親によって強烈なダメ出しを受け
付き合う事そのものを拒絶されていた。
そんな母と、喧嘩別れをする形で家を飛び出した。
「あ~・・・じゃあ、この女性(ヒト)はお母さんだね。
・・・僕もね、その男の人辞めた方が良いと思う。」
X氏が、男性について言及した事には理由がある。
現時点で、その理由は「言っても伝わらないだろう。」と伏せられた。
ここでは、その理由について先に記しておく。
X氏は、浜野さんの傍で見えた「女性」から、あるイメージを受け取っていた。
「騒音」「光」「目の疲れ・肩こり」「気持ち悪い」「極度のイラ付き」
これらのイメージから、X氏は
浜野さんの付き合っている男性が「ギャンブル依存」「アルコール依存」「DV」を疑った。
そして、それは同時に「彼女の母が疑った事」なのだ。
だが、現時点でソレを彼女に伝えた所で
男の実態を知らない彼女は、きっと信じないだろう。
そんな理由から伏せられたそうだ。
「玄関の扉、勝手に動くよね?」
「え?・・・動きます・・・。」
「それね、お母さん(の生霊)がやってる事だよ。」
「どうして・・・。」
「ん~。部屋に良くないものが居座ってるんだろうね。追い出そうと必死なんだよ。
・・・もう一度、お母さんと話をしてみた方が良いよ。かなり心配してるよ。」
「分かりました。」
・・・このススメが、まさか
隠された悲劇を明らかにしてしまうとは・・・X氏も予想出来ていなかったそうだ・・・。
本編では、私が助けを求めた際
「修行の成果を見せろ。」とドSムーブをかました彼だが
その実、彼の元には私に構っている暇などない案件が届いていた。
とある女性が、彼の元を訪れる。
名前は「浜野(仮名)さん」。
年齢は20代後半だった。
独り暮らしを始める関係で、転職・引っ越しを行った彼女は
引っ越した後から、異変に悩まされていた。
在宅中、机や棚の上から物が落ちる。
玄関のドアノブがガチャガチャと音を立てて動く。
鍵を掛けていた筈の窓が、気付けば開いている。
トイレの水が勝手に流れ出す。
など
挙げればキリがない異変の数々。
外出時も似たような現象が起きるのか。
彼女は小型カメラを用いて、撮影を行っていた。
その結果、一部の異変については外出時でも関係なく起こっている事が分かった。
不動産に確認を取った所で、物件に問題があった訳でもなく
途方に暮れた彼女は、ネットの力で「X氏」の元に辿り着いた。
不幸中の幸い。
X氏は仕事の関係で、彼女の住む地域に近い場所までやって来ていた。
その足で、直ぐに彼女の住む物件を訪れたという。
「・・・何だ、これは・・・。」
物件を見たX氏の第一声だった。
「・・・部屋が・・・見えない。」
某所にあるマンション。
指定された部屋を外から見上げていた。
しかし、その部屋は白い煙が周囲を包むように
・・・まるで、綿菓子でも張り付いているかのように
部屋の存在を覆っていたという。
「こりゃ・・・入るのは危ないな。」
X氏は、電話にて浜野さんに到着した旨を伝えた上で
「外で話を聞く」という条件を提示した。
そして・・・
話を進め、数時間。
X氏は浜野さんに対し、一つの結論を出す。
「隠してても為にならないし、はっきり言っちゃうね?
あのね、中年の女性がずっと見えてるのね。
で、その女性。かなり怒ってるの。何か心当たりは?」
その言葉を聞いた彼女は、みるみる顔色が悪くなった。
「実は・・・。」
彼女には、近々同棲を考えている恋人がいた。
だが、その恋人は母親によって強烈なダメ出しを受け
付き合う事そのものを拒絶されていた。
そんな母と、喧嘩別れをする形で家を飛び出した。
「あ~・・・じゃあ、この女性(ヒト)はお母さんだね。
・・・僕もね、その男の人辞めた方が良いと思う。」
X氏が、男性について言及した事には理由がある。
現時点で、その理由は「言っても伝わらないだろう。」と伏せられた。
ここでは、その理由について先に記しておく。
X氏は、浜野さんの傍で見えた「女性」から、あるイメージを受け取っていた。
「騒音」「光」「目の疲れ・肩こり」「気持ち悪い」「極度のイラ付き」
これらのイメージから、X氏は
浜野さんの付き合っている男性が「ギャンブル依存」「アルコール依存」「DV」を疑った。
そして、それは同時に「彼女の母が疑った事」なのだ。
だが、現時点でソレを彼女に伝えた所で
男の実態を知らない彼女は、きっと信じないだろう。
そんな理由から伏せられたそうだ。
「玄関の扉、勝手に動くよね?」
「え?・・・動きます・・・。」
「それね、お母さん(の生霊)がやってる事だよ。」
「どうして・・・。」
「ん~。部屋に良くないものが居座ってるんだろうね。追い出そうと必死なんだよ。
・・・もう一度、お母さんと話をしてみた方が良いよ。かなり心配してるよ。」
「分かりました。」
・・・このススメが、まさか
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