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(現段階では)最終章 ~後に新たな話も追加されるかも~
人食い民家 終
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再び訪れた桑名さん宅。
二階への階段前で我々は「ある確認」を行っていた。
「ちゃんと持ったか?」
「おう、コレだろ?バッチリよ。」
二人が手にしていた物は「塩」だ。
それを持参して漸く覚悟が決まった。
二階に上がると、シンプルな作りで左側と奥に扉が一つずつ。
どちらも、桑名さんから話は聞いていた。
左側の扉は、娘さんが使っていた部屋だそうだ。
そして、奥の部屋が「倉庫」として使われていた。
左側の戸を開けると、そこには何もない空っぽの部屋があった。
当然だ。娘さんは既に独立し、実家となるこの家からは出てしまっていた。
・・・そして、問題となったのが奥にある「倉庫」だった。
「扉が開かない」のだ。
建付けなどの問題ではない。
恐らく鍵が掛かっているのだ。・・・しかも「内側から」。
遠藤によって即刻、この倉庫について桑名さんに連絡を取ったが
桑名さん自身、この倉庫には10年近く関わっていないそうだ。
となれば娘さんに確認を。となったのだが
娘さんも同様に、倉庫は昔、父が使っていたから。と桑名さん以上に触れる機会が無かったそうだ。
しかし、桑名さんの証言によれば、季節物の家電などをしまっていたそうで
内側に鍵を付けた事など無い。と言う。
この時点で、私は嫌な予感がした。
だが、桑名さんらの許可を得て、遠藤が壁を蹴り破る事にした。
・・・数十分の格闘の末、開いた扉。
そこには「あまりにも異質なモノ」があった。
部屋の中央に、ちょこんと置かれたソレ。
程ほどの大きさがあり、よく見慣れた物体。
・・・「墓石」だ。
桑名さんの言う様な、家具や家財道具は一切ない。
娘さんの部屋同様に、何もないただの部屋のど真ん中に「ソレ」があった。
「笹本(仮名)家之墓」と書かれたその墓石。
後に、桑名さんら親子に確認を取った所
有り得ない事実が二つ、分かった。
まず一つ目。
この家が建つずっと以前の話だが、その土地はある一族を祀っていた墓があった。という話だ。
次代を経て、墓は取り壊され、田畑として使われるようになり
次代の流れと共に、桑名さんの自宅が建った。
そして、重要なのは「その土地」において「桑名という一族」は
いわゆる「そのある一族と共に土地を守って来た一族」だという。
二つ目に分かった事。
何の偶然か
桑名さん宅を最初に借りたという住民が「笹本という苗字だった」そうだ。
そして、居間から語る顛末の持論は
X氏への報告を済ませた上で「間違いないだろう」という前提の上での話だ。
・この土地で起きた「住民の激しい出入り」それは
「笹本一族」による「追い払い」が原因ではないのか?
・何らかの結界や呪詛により、他の住人たちが皆、長続きせず出て行った。
それは「土地を守る為」だったのでは?
・そして、最初に桑名さん宅を借りたという「笹本さん」は
「遠い昔にその土地を守り、既に亡くっていた笹本さんだったのでは?」
・最後の住民は「笹本一族」の「追い払い」に極限まで抵抗しようとした結果
このような惨状になったのだろう。
最後に・・・。
この家は現在はもう取り壊されている。
というのも、この一件のあと暫くの後、桑名さんが他界。
他所で既に家庭を築いていた娘さんも、実家には戻らず
そのまま、解体。土地の売却。となったそうだ。
二階への階段前で我々は「ある確認」を行っていた。
「ちゃんと持ったか?」
「おう、コレだろ?バッチリよ。」
二人が手にしていた物は「塩」だ。
それを持参して漸く覚悟が決まった。
二階に上がると、シンプルな作りで左側と奥に扉が一つずつ。
どちらも、桑名さんから話は聞いていた。
左側の扉は、娘さんが使っていた部屋だそうだ。
そして、奥の部屋が「倉庫」として使われていた。
左側の戸を開けると、そこには何もない空っぽの部屋があった。
当然だ。娘さんは既に独立し、実家となるこの家からは出てしまっていた。
・・・そして、問題となったのが奥にある「倉庫」だった。
「扉が開かない」のだ。
建付けなどの問題ではない。
恐らく鍵が掛かっているのだ。・・・しかも「内側から」。
遠藤によって即刻、この倉庫について桑名さんに連絡を取ったが
桑名さん自身、この倉庫には10年近く関わっていないそうだ。
となれば娘さんに確認を。となったのだが
娘さんも同様に、倉庫は昔、父が使っていたから。と桑名さん以上に触れる機会が無かったそうだ。
しかし、桑名さんの証言によれば、季節物の家電などをしまっていたそうで
内側に鍵を付けた事など無い。と言う。
この時点で、私は嫌な予感がした。
だが、桑名さんらの許可を得て、遠藤が壁を蹴り破る事にした。
・・・数十分の格闘の末、開いた扉。
そこには「あまりにも異質なモノ」があった。
部屋の中央に、ちょこんと置かれたソレ。
程ほどの大きさがあり、よく見慣れた物体。
・・・「墓石」だ。
桑名さんの言う様な、家具や家財道具は一切ない。
娘さんの部屋同様に、何もないただの部屋のど真ん中に「ソレ」があった。
「笹本(仮名)家之墓」と書かれたその墓石。
後に、桑名さんら親子に確認を取った所
有り得ない事実が二つ、分かった。
まず一つ目。
この家が建つずっと以前の話だが、その土地はある一族を祀っていた墓があった。という話だ。
次代を経て、墓は取り壊され、田畑として使われるようになり
次代の流れと共に、桑名さんの自宅が建った。
そして、重要なのは「その土地」において「桑名という一族」は
いわゆる「そのある一族と共に土地を守って来た一族」だという。
二つ目に分かった事。
何の偶然か
桑名さん宅を最初に借りたという住民が「笹本という苗字だった」そうだ。
そして、居間から語る顛末の持論は
X氏への報告を済ませた上で「間違いないだろう」という前提の上での話だ。
・この土地で起きた「住民の激しい出入り」それは
「笹本一族」による「追い払い」が原因ではないのか?
・何らかの結界や呪詛により、他の住人たちが皆、長続きせず出て行った。
それは「土地を守る為」だったのでは?
・そして、最初に桑名さん宅を借りたという「笹本さん」は
「遠い昔にその土地を守り、既に亡くっていた笹本さんだったのでは?」
・最後の住民は「笹本一族」の「追い払い」に極限まで抵抗しようとした結果
このような惨状になったのだろう。
最後に・・・。
この家は現在はもう取り壊されている。
というのも、この一件のあと暫くの後、桑名さんが他界。
他所で既に家庭を築いていた娘さんも、実家には戻らず
そのまま、解体。土地の売却。となったそうだ。
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