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上質な恋を
編み物 10
ユージのお母さんがユージの為に編んでるなら今 編んでるのは家族にプレゼントしても良いかな?
まずは 外の仕事が多いバランさんにサラさん ルーシーさん ノットさんにローランさんの順で良いかな?
でも、皆に渡るまでに時間がかかるから ルーシーさんとサラさんにも手伝って貰った方が良いかも。
百合を撫でながらそんな事を考えてたら、ユージの上機嫌のままにおめでたい話をしだした。
「そうだな!婚約が決まったから。今度 会いに行きたいから休みを取りたいんだけど、どこかにぃ~~・・・・はぃ、無理ですよね」
ジロっとアルに睨まれてしまったユージのテンションが急降下して行く。
「少しでも人手が居る時に なに寝ぼけたセリフを言ってる」
俺が手伝えたら良いけど、右も左もわかない前にまだ未成年だから働けないと前もって言われてるから ココは黙ってた方が賢明だ。
「雪が降り積もる前に 王都に呼べばいい。彼女は男爵だろ、だから釣り合いがって話も来てる。ブルックリン公爵夫人が養女に迎えたいと張り切ってるぞ」
「あそこは 女の子が欲しいと願って5人目も男だったと夫人が嘆いてたからな、悪い話しでは無いわな」
「ああ、その話をしに行くのなら2日休みをやらんことも無いが?」
家同士の釣り合いっているのか!大変だな、それにしても5男すげぇ~な、ブルックリン夫人・・・聞いたな。ブルックリン、ブルックリン お父さんのお父さんのお姉さんの三男の嫁ぎ先がブルックリンだったよな?・・・親戚と呼ぶのか?日本じゃ三親等が妥当なのに なんかすっげーな こんなにも離れてても 繋がりってあんのか?貴族すげぇーな~。
「うーん、そうだな 一応 打診してみる。その為に仕事を少しでも減らしとかないとな!よーしやるぞぉー」
エンジンが 掛かったのか ヤル気を滲ませるユージは 慌ただしく部屋を出ていってしまった。
「ヤル気が凄い」
「あぁ ユージには誰にも反対されず結婚して欲しいからな」
「俺は?貴族でも無いけど いいの?」
すんなりとでた本音に驚いてるアルは俺を抱きしめて膝の上に抱き上げられてしまった。
「何を言ってる!証持ち同士には、貴族など関係ない!証が全てなんだ!!」
「ぅん、ごめん そうだった」
「俺にはイオリが全てなんだ、貴族とか関係ない イオリは何も心配要らない」
真摯に向けられるアルの目は 俺の一瞬の不安も直ぐに打ち消してくれる力強さがある。
「今みたいに 少しでも 不安があれば何でも話して欲しい」
「嫌にならない」
「なるわけない、寧ろ嬉しい限りだ」
あと少しで唇が触れる。そのときに 百合が鳴いてアルの足を嘴でつついた。
「イタッ」
「ちょ 百合 つついちゃダメ」
ピュアと怒ってる 百合にアルは笑ってるが、キス出来なかったと、残念だと思ってる俺が居る。
「フッ、百合にダメ出しをされてしまったな。仕事を片付けもしない内に イオリのキスをせがむ男は 嫌われるみたいだな」
そんな俺とは裏腹に、アルは笑った。残念に思ってるのが俺だけだったと思うと、恥ずかしくなり 自然と赤くなる俺は百合を抱っこしてアルの膝から降りた。
「百合 人をつついちゃ ダメだからな」
赤くなる俺は 邪魔した張本人である鳥の百合を至極真っ当に注意する。
「百合にも認められる男にならないと イオリを私の妻には出来ないからな」
大人しく俺の腕の中に治まってる百合の頭を撫でたアル。これ以上は長居も出来ないから帰る事にした。
アルにまた差し入れを持ってくると言って 退出して団員達の部屋に向かうと桔梗が机に前足を乗せて 机の上を覗いてた。
『桔梗 何してんの?騎士さん達の邪魔しちゃダメだろ』
『もう、戻ってきたのか?』
『うん、アルも忙しいからね』
『ふむ・・・久しぶりの逢瀬はどうだったか?』
『逢瀬って、差し入れを持って来ただけだし、純粋に差し入れを渡してきただけだし、逢瀬とか そんな 全然、全くな無いから!』
「失礼します、イオリ様 我々に素晴らしい差し入れをありがとうごさます!!!」
この人は確か キャンプ場で最初に声を掛けてくれた人だ、筋肉隆々なおじさんの名前はカフィルさんだ。
「お久しぶりです、カフィルさん。差し入れ食べてくれたんですね。よかった」
「名前 覚えて下さったんですね。光栄です」
「いえ、キャンプ場で最初に声を掛けて下さった方ですので、たまたまですよ。全員の名前なんて俺には無理ですけど、皆さんよく名前を呼びあってて凄いなって」
「私も全員となると 無理ですが、同じ訓練や飯を食ってれば自然と覚えてしまうものですよ」
「そうですか。桔梗がそのまま お邪魔してしまって迷惑掛けませんでしたか?」
「全く それよりも 机の上の書類が気になる様で、紙でやり取りをする 人間は面白いとでも思って頂けたのか、あっちこっを 見てましたが、いい子でしたよ」
えーと、それはやっぱり邪魔をしちゃったのか?帰ったら叱らないとな。
「そうですか。俺達は帰りますが お仕事頑張って下さいね。では、桔梗 帰ろっか」
『このまま ココに居てはダメか?』
はー?ダメに決まってるだろ!!遠回しに 邪魔って言われたのに。
『ダメだから!』
『居たいのだが』
珍しく粘るな?
でも ダメ!先程 会ってきたアルの目の下のクマを思い出す。
寝る暇もないほど 忙しいのだ、桔梗の気紛れに許可なんて出来ない。
『邪魔になるから絶対にダメ』
『分かった 帰るか』
「では、お邪魔しました」
「何時でもおいでください」
「はい、ありがとうごさます」
一応 礼儀的な言葉をくれたけど、何時でもの言葉は忙しくない時に来いよ。って意味だろうな。
帰りは お父さんが馬車を手配してくれると言っていたので、玄関の両端に立ってる1人に声を掛ければ直ぐに馬車を回してくれて、それに乗り込み家に帰って来た。
まずは 外の仕事が多いバランさんにサラさん ルーシーさん ノットさんにローランさんの順で良いかな?
でも、皆に渡るまでに時間がかかるから ルーシーさんとサラさんにも手伝って貰った方が良いかも。
百合を撫でながらそんな事を考えてたら、ユージの上機嫌のままにおめでたい話をしだした。
「そうだな!婚約が決まったから。今度 会いに行きたいから休みを取りたいんだけど、どこかにぃ~~・・・・はぃ、無理ですよね」
ジロっとアルに睨まれてしまったユージのテンションが急降下して行く。
「少しでも人手が居る時に なに寝ぼけたセリフを言ってる」
俺が手伝えたら良いけど、右も左もわかない前にまだ未成年だから働けないと前もって言われてるから ココは黙ってた方が賢明だ。
「雪が降り積もる前に 王都に呼べばいい。彼女は男爵だろ、だから釣り合いがって話も来てる。ブルックリン公爵夫人が養女に迎えたいと張り切ってるぞ」
「あそこは 女の子が欲しいと願って5人目も男だったと夫人が嘆いてたからな、悪い話しでは無いわな」
「ああ、その話をしに行くのなら2日休みをやらんことも無いが?」
家同士の釣り合いっているのか!大変だな、それにしても5男すげぇ~な、ブルックリン夫人・・・聞いたな。ブルックリン、ブルックリン お父さんのお父さんのお姉さんの三男の嫁ぎ先がブルックリンだったよな?・・・親戚と呼ぶのか?日本じゃ三親等が妥当なのに なんかすっげーな こんなにも離れてても 繋がりってあんのか?貴族すげぇーな~。
「うーん、そうだな 一応 打診してみる。その為に仕事を少しでも減らしとかないとな!よーしやるぞぉー」
エンジンが 掛かったのか ヤル気を滲ませるユージは 慌ただしく部屋を出ていってしまった。
「ヤル気が凄い」
「あぁ ユージには誰にも反対されず結婚して欲しいからな」
「俺は?貴族でも無いけど いいの?」
すんなりとでた本音に驚いてるアルは俺を抱きしめて膝の上に抱き上げられてしまった。
「何を言ってる!証持ち同士には、貴族など関係ない!証が全てなんだ!!」
「ぅん、ごめん そうだった」
「俺にはイオリが全てなんだ、貴族とか関係ない イオリは何も心配要らない」
真摯に向けられるアルの目は 俺の一瞬の不安も直ぐに打ち消してくれる力強さがある。
「今みたいに 少しでも 不安があれば何でも話して欲しい」
「嫌にならない」
「なるわけない、寧ろ嬉しい限りだ」
あと少しで唇が触れる。そのときに 百合が鳴いてアルの足を嘴でつついた。
「イタッ」
「ちょ 百合 つついちゃダメ」
ピュアと怒ってる 百合にアルは笑ってるが、キス出来なかったと、残念だと思ってる俺が居る。
「フッ、百合にダメ出しをされてしまったな。仕事を片付けもしない内に イオリのキスをせがむ男は 嫌われるみたいだな」
そんな俺とは裏腹に、アルは笑った。残念に思ってるのが俺だけだったと思うと、恥ずかしくなり 自然と赤くなる俺は百合を抱っこしてアルの膝から降りた。
「百合 人をつついちゃ ダメだからな」
赤くなる俺は 邪魔した張本人である鳥の百合を至極真っ当に注意する。
「百合にも認められる男にならないと イオリを私の妻には出来ないからな」
大人しく俺の腕の中に治まってる百合の頭を撫でたアル。これ以上は長居も出来ないから帰る事にした。
アルにまた差し入れを持ってくると言って 退出して団員達の部屋に向かうと桔梗が机に前足を乗せて 机の上を覗いてた。
『桔梗 何してんの?騎士さん達の邪魔しちゃダメだろ』
『もう、戻ってきたのか?』
『うん、アルも忙しいからね』
『ふむ・・・久しぶりの逢瀬はどうだったか?』
『逢瀬って、差し入れを持って来ただけだし、純粋に差し入れを渡してきただけだし、逢瀬とか そんな 全然、全くな無いから!』
「失礼します、イオリ様 我々に素晴らしい差し入れをありがとうごさます!!!」
この人は確か キャンプ場で最初に声を掛けてくれた人だ、筋肉隆々なおじさんの名前はカフィルさんだ。
「お久しぶりです、カフィルさん。差し入れ食べてくれたんですね。よかった」
「名前 覚えて下さったんですね。光栄です」
「いえ、キャンプ場で最初に声を掛けて下さった方ですので、たまたまですよ。全員の名前なんて俺には無理ですけど、皆さんよく名前を呼びあってて凄いなって」
「私も全員となると 無理ですが、同じ訓練や飯を食ってれば自然と覚えてしまうものですよ」
「そうですか。桔梗がそのまま お邪魔してしまって迷惑掛けませんでしたか?」
「全く それよりも 机の上の書類が気になる様で、紙でやり取りをする 人間は面白いとでも思って頂けたのか、あっちこっを 見てましたが、いい子でしたよ」
えーと、それはやっぱり邪魔をしちゃったのか?帰ったら叱らないとな。
「そうですか。俺達は帰りますが お仕事頑張って下さいね。では、桔梗 帰ろっか」
『このまま ココに居てはダメか?』
はー?ダメに決まってるだろ!!遠回しに 邪魔って言われたのに。
『ダメだから!』
『居たいのだが』
珍しく粘るな?
でも ダメ!先程 会ってきたアルの目の下のクマを思い出す。
寝る暇もないほど 忙しいのだ、桔梗の気紛れに許可なんて出来ない。
『邪魔になるから絶対にダメ』
『分かった 帰るか』
「では、お邪魔しました」
「何時でもおいでください」
「はい、ありがとうごさます」
一応 礼儀的な言葉をくれたけど、何時でもの言葉は忙しくない時に来いよ。って意味だろうな。
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