1 / 15
*生け贄の双子
生け贄の双子#1
しおりを挟む
それは現代より何十年、何百年も大昔の話
今も静かに語り継がれる物語ー…
この山には"山神様"という神様が存在して居るという言い伝えがあった
その山の梺に住む村人達は日々豊かに暮らし、村が繁栄するようにと山神様に捧げ物を捧げる儀式を行っていたそうだ
山神様が御守りくださるから私達は平穏に幸せに暮らせているのだと、村人達は信じ、山神様を日々称えていた
それまでは村の畑や川で取れた作物を捧げていたが、その年は村に災いが多く、山神様の祟りだと恐れた村人達は作物ではなく産まれたばかりの双子の赤子を生け贄にすることを決めたそうだ
産まれたばかりの赤子を生け贄に捧げるなど心痛ましかったが自分達の命には変えられなかった
生け贄の儀式の日
この日はいつも以上に天候が酷く、雨風が強く降り注ぎ、空は光り、ゴロゴロと雷が激しく鳴り響き渡って村人達を怖がらせていた
村人達はこの災いも山神様のお怒りだと恐れ、生まれたばかりの双子の赤子は村人達の為に山神様の怒りを静める為にその身を捧げられた
その瞬間、目も開けられぬほどの落雷が村人達の目の前に落ちたかと思うと、そこにはさっきまで居たはずの赤子が姿を消していたそうだった
そうして双子の赤子は山神様の貢ぎ物となった
村人達は赤子の事を禁句として決まりを決め、それからの村は平和な日々を送っていた
そして赤子を生け贄にとして差し出した村人達が死に絶えていき、幾度となく命の誕生と終わりを繰り返しながら年月が過ぎ去っていった
長い時は流れ―…現世へ
あの日、生け贄として犠牲になり姿を消した双子の赤子は長い長い年月の中で立派に成長していた
双子の姉の方を紅、妹の方は青と名付けられていた
なんと生け贄に捧げられた双子は、生け贄にされてからその山に住む動物達とそして…山神様によって名を与えられ立派に育てられていた
あの儀式の日に消えた赤子は跡形もなく消えたのではなく、山神様によって山に迎え入れられていた
紅と青は人間でいうと15歳の少女の風貌だった
しかし、大昔に生け贄にされた2人が何十年、何百年の時代の流れの中で、何故まだ子どもの姿のまま生存しているのか…それには大きな秘密があった
当時、村人達の間では山神様は神と言う存在だけあって、本当に実在するのか分からない空想的存在だった
その昔、1人の若者が山を荒らしたところ、次の日から村に災難が振りかかるようになり、村人達は山の神様を怒らせたと山の神様を祀り儀式を行うようになった
そして称えられたのが"山神様"だった
村人達は姿のない山神様を災害を恐れ代々儀式を繰り返してきたが中には半ば半信半疑の者も居た
しかし山神様は確かに存在している
村人でも知らない山神様には大きな秘密があった
今も静かに語り継がれる物語ー…
この山には"山神様"という神様が存在して居るという言い伝えがあった
その山の梺に住む村人達は日々豊かに暮らし、村が繁栄するようにと山神様に捧げ物を捧げる儀式を行っていたそうだ
山神様が御守りくださるから私達は平穏に幸せに暮らせているのだと、村人達は信じ、山神様を日々称えていた
それまでは村の畑や川で取れた作物を捧げていたが、その年は村に災いが多く、山神様の祟りだと恐れた村人達は作物ではなく産まれたばかりの双子の赤子を生け贄にすることを決めたそうだ
産まれたばかりの赤子を生け贄に捧げるなど心痛ましかったが自分達の命には変えられなかった
生け贄の儀式の日
この日はいつも以上に天候が酷く、雨風が強く降り注ぎ、空は光り、ゴロゴロと雷が激しく鳴り響き渡って村人達を怖がらせていた
村人達はこの災いも山神様のお怒りだと恐れ、生まれたばかりの双子の赤子は村人達の為に山神様の怒りを静める為にその身を捧げられた
その瞬間、目も開けられぬほどの落雷が村人達の目の前に落ちたかと思うと、そこにはさっきまで居たはずの赤子が姿を消していたそうだった
そうして双子の赤子は山神様の貢ぎ物となった
村人達は赤子の事を禁句として決まりを決め、それからの村は平和な日々を送っていた
そして赤子を生け贄にとして差し出した村人達が死に絶えていき、幾度となく命の誕生と終わりを繰り返しながら年月が過ぎ去っていった
長い時は流れ―…現世へ
あの日、生け贄として犠牲になり姿を消した双子の赤子は長い長い年月の中で立派に成長していた
双子の姉の方を紅、妹の方は青と名付けられていた
なんと生け贄に捧げられた双子は、生け贄にされてからその山に住む動物達とそして…山神様によって名を与えられ立派に育てられていた
あの儀式の日に消えた赤子は跡形もなく消えたのではなく、山神様によって山に迎え入れられていた
紅と青は人間でいうと15歳の少女の風貌だった
しかし、大昔に生け贄にされた2人が何十年、何百年の時代の流れの中で、何故まだ子どもの姿のまま生存しているのか…それには大きな秘密があった
当時、村人達の間では山神様は神と言う存在だけあって、本当に実在するのか分からない空想的存在だった
その昔、1人の若者が山を荒らしたところ、次の日から村に災難が振りかかるようになり、村人達は山の神様を怒らせたと山の神様を祀り儀式を行うようになった
そして称えられたのが"山神様"だった
村人達は姿のない山神様を災害を恐れ代々儀式を繰り返してきたが中には半ば半信半疑の者も居た
しかし山神様は確かに存在している
村人でも知らない山神様には大きな秘密があった
0
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
《完結》氷の侯爵令息 あなたが子供はいらないと言ったから
ヴァンドール
恋愛
氷の侯爵令息と言われたアラン。彼は結婚相手の伯爵令嬢にとにかく冷たい態度で接する。
彼女は義姉イライザから夫が子供はいらないと言ったと聞き、衝撃を受けるが気持ちを切り替え生きていく。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる