1度っきりの人生〜終わらない過去〜

黄隼

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第拾話

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朝-八時
李逵都に電話をかけた。
プルルルルルプルルルルル
『もしもし…』
寝起きのような声が聞こえた。
「李逵都くん。おはよ。藍だよ。」
『藍!急にどうした?』
「昨晩、電話があったから、折返し電話をかけたのと、後は、話というか頼みたいことがあったから。」
『そっか…。で、話というのは?』
「私先なの!まぁ、良いけど。明日ってあいてる?」
『明日!?えっとね…お!明日は何もない。久々に海の家の仕事も休みだし…何で?』
「明日、合コン行かない?男子一人欠員が出ちゃったらしくてさ…。」
『分かった。行くよ。藍の頼みはあまり、断れない。』
「やった!いつ、こっちの方に来る?」 
『今日の仕事が終わったら、行こっかな?』
「分かった。じゃあ、メールに私の住所送っとくね。」
『住所!?』
「うん!そっちの方が効率がいいっていうか…。」
『効率とかはどうでも良くて…』
「でさ、李逵都くんの話は何?」
『俺さ、海の家でのバイト辞めようと思うんだ。』
「辞める!」
『詳しいことはあった時に話すよ。』
「分かった。じゃあ、また後でね。」
『おう!また後でな。』
藍は電話を着ると、ただ単に李逵都に会えることが嬉しかった。
数分経つと頭痛が激しく起こり、這いつくばりながらも薬を取り出し、決められた錠剤を急いで飲んだ。少しだけ、横になったら、頭痛が治まってきた。
「はぁ…、はぁ…。やっと、治まってきた。」
藍はゆっくりと、起き上がった。藍は今日も昨日と同様に部活に行こうと思っていたが、休もうと決め、部長にメールを送った。実を言うと、部活の事で部長に連絡するのは初めてだった。部活を休むときは藍の場合、無断で休んでいたから。
そしたら、部長からメールが届き、『了解。ゆっくり、休め!』と、かいてあった。
藍は李逵都が来るまで、寝る(体を休める)ことにした。

何時間も時間が経った。たまに、藍が起きて、また、寝てを繰り返していた。着替えもせずに、寝るときの格好で。
~♪♫♬~♪♫♬~♪♫♬~♪♫♬~

ピーンポーンピーンポーン
藍が起き上がって、急いで、カーディガンを羽織って、玄関を開けた。
「はーい。」
「よっ!」
「李逵都くん。あっ!ごめん。今まで、寝てた。」
「あはは。だろうと思った。はい!これ、お土産!オーナーが用意してくれた。」
「ありがとっ!まぁ、上がって、上がって!」
「じゃあ、お邪魔します。」
「私、着替えしてから行くから、リビングに先に行ってて!リビングは真っ直ぐ行けば着くから。」
「お…おう!」
藍は自室に行き、青色の裾が長く、無地のワンピースに着替えた。
「おまたせ。」
藍はリビングに行ったついでにキッチンに行き、李逵都からもらったお土産を冷蔵庫で冷やした。
藍は李逵都の近くに行った。
「思ったよりも、来るの早かったね。」
「そうかなぁ~?」
「そういやさ、最近どう?体調とか…?」
「大丈夫だよ。朝は具合悪かったから、寝てたけど…。」
「そっか…。ごめん!言ってくれればまた今度、来たのに。」
「えへへ。私も会って、話したかったから…。」
「分かった。オレも話があったし…。話をする前に合コン」
「そうだね。でも、合コンは明日の昼間。今から、出かけよ!買い物行くよ!」
「へいへい。」
電車で買い物に出掛ける。
大きなショッピングセンターに着いた。「早く行こっか~。」
「う…ん、」
藍は少し頭を押さえ始めた。
「藍?」
バタッ!
藍が急に倒れ、意識を失くした。
「ら…ん。」
藍の元へ李逵都は行った。急いで携帯電話を取り出し、病院に電話した。
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