109 / 115
最果ての森・成長編
106. 日常という幸せ
しおりを挟む
森の奥でアーダンとセラ姉に会った翌日。
お昼寝から目覚めた僕は、遊びに来たテムとファムと一緒にリビングでのんびりと過ごしていた。ちなみに、ティアはまだぐっすりと眠っている。
よく食べてよく寝るティアは、日に日に大きくなっている。最初は僕もかろうじて抱っこできていたのに、今ではガシッとハグする感じになってしまう。
もう抱えられないのは寂しいけど、いつか背中に乗せてもらうんだ。その楽しみがあるから、ティアの成長が嬉しい。
「これ、ウィルが作ったんだろ?なかなかやるじゃねーか!」
テムが言う『これ』とは、昨日ジルと一緒に作ったお菓子のコロコロのことだ。
結構小さめに作ったのだが、テムが持つと相対的にお饅頭くらいの大きさに見える。
それをテムは大きく口を開けてパクパクと食べている。テムも体の大きさの割に、たくさん食べるんだよなあ。
「美味しいねー!ぼくも一緒に作りたかったなー」
ファムがポヨポヨしながら、こちらも次々とコロコロを食べている。ファムはテム以上に大食らいだ。その小さな体のどこに入っているのだろうかといつも思う。
僕も二人と一緒にコロコロを食べる。
僕は生地を丸めただけなんだけど、自分が手伝ったものを美味しいと言ってもらえるのはすごく嬉しい。
早く他のお菓子や料理もお手伝いできるようになりたい。そして自分で作れるようになれば、なお良し。
ジルみたいに手際よく格好よく作るんだ、と将来の自分を想像してニマニマしていると、玄関が開いた。
「やあ、みんな。一昨日ぶりだね。元気だったかい?···ティアは昼寝をしているのかな?」
ライだ!
昨日キャラの濃い二人に会ったせいか、ライの爽やかな笑顔を見ると、なんだかホッとする。
···眩しいイケメンにホッとするなんて、どうやら僕の目は相当肥えてしまったらしい。
「ライ、これ食うか?美味いぜ!」
「ウィルくんが作ったんだよー」
テムとファムが、モグモグしながらお皿を指差す。
「へえ、それはさぞかし美味しいんだろうね。···ところで私には見えないんだけど、どこにあるのかな?」
ライに言われてハッとお皿を見ると、そこにたくさんあったはずのコロコロは、一欠片も残っていなかった。
「あ、あれー?さっきまであったのに、おかしいなー?」
「オレ、そんなに食べたっけか?オカシイなー」
「···ふふふ、いいんだよ。早く城を出なかった私が悪いんだ。ウィル君の手作りのお菓子が一つも残っていないのは悲しいけどね、全然おかしいことじゃないよ。ああ、きっと初めてジルと作ったんだろうなあ。それはそれは美味しかったんだろうなあ。ふふふ、残念だけど、もうないなら仕方ないよね」
笑顔のはずだが、圧力がものすごい。
ライの笑顔にエフェクトがあるとするなら、デフォルトはもちろんキラキラだ。それが今は吹雪に変更されている。
それほど食べたいと思ってくれたのは嬉しいことだが、あまりに悲しそうなので、なんだか申し訳なくなってしまう。
「ライ、そんなに落ち込むな。まだある」
ズーンと重い空気を背負っていたライに、ジルがお皿を差し出した。そこには、もうないと思っていたコロコロが!
「ジル···!」
「これが最後だ」
おそらくジルはこうなることを予測して、ライの分を確保していたのだろう。
「ジル、君は本当にいい友人だよ!ありがとう!」
ライの笑顔がデフォルトに戻った。それはもう、キラッキラしている。
「ジル、お前やっぱ最強だな!命拾いしたぜ!」
「あはは、テム、大げさだよー。でも、ジルありがとー!ライも、ごめんねー?美味しくて、止まらなかったんだー」
「ふふ、私こそ、申し訳ない。こんなにショックが大きいなんて、自分でもびっくりだよ」
そう言ってライはコロコロを一つ口に入れる。
「ああ、すっごく美味しいね!止まらなくなるのはよく分かるよ。ジル、本当にありがとう!」
ジルのおかげで、一件落着だ。
それにしても、みんな優しい。
僕が手伝ったコロコロを美味しい美味しいと言いながらパクパク食べてくれたテムとファム。食べられなくて吹雪を背負うほどショックを受けたライ。それを見越して別のお皿に残しておいたジル。
それぞれの優しさがじんわりと僕の心に染み込む。大事にされている、愛されているという実感がある。改めて、みんなに出会えて幸せだ。
ライも加わりみんなでまたのんびりしていると、廊下からトトトッという足音が聞こえた。
「ライ!待っていたのだ!」
ティアが尻尾をブンブン振りながらライに駆け寄った。
実は、ティアは今朝からライが来るのを心待ちにしていたのだ。
「ふふ、ティアは元気いっぱいみたいだね。昼寝は十分にできたかい?」
ティアに待っていたと言われ、ライはとても嬉しそうだ。
「ああ、気持ちの良い目覚めだったのだ!それはそうと、ライ、聞いてくれ!すごい話があるのだ!」
「ふふ、なんだろう。それはぜひとも聞いてみたいな」
ティアは、待っていたライがようやく来た喜びのテンションそのままに、ぴょーんとライに飛び付いた。
「実はだな、昨日、ついにワレは魔法の発動に成功したのだ!」
「ええっ!そうなのかい!すごいじゃないかティア!」
腕の中に飛び込んできたティアを、ライが高く持ち上げる。まるで高い高いしているみたいだ。
ライが喜んでくれて、ティアも嬉しそうだ。
「ライが根気強く教えてくれたおかげなのだ!」
「ふふ、ティアが頑張ったからだよ」
ティアとライがお互いに褒め合っている。いつの間にかこの二人は、こっちが妬けちゃうくらい仲良しだ。
ティアが習得したてのクリーンの魔法をライに披露して、それを見たライがまたティアを高い高いしている。
「あはは、ティア、かわいいねー!」
「デカくなったら、カッコよくなると思うぜ!」
「楽しみだねー!」
テムとファムも、僕と同じようにティアの成長を楽しみにしているようだ。
僕も将来は格好よくなれるだろうか。ジルみたいにイケメンにというのは理想が高すぎると重々承知だが、それならばせめて、心くらいは超絶イケメンに成長したいものだ。
僕はチラチラとジルを見ながらキリッと居住まいを正す。すると、それを見たファムが笑い出した。
「あははは!ウィルくんなら、大丈夫だよー!」
···どうやらファムに心を読まれたらしい。
ちょっぴり恥ずかしい。
僕の内心を察したのかどうかは分からないが、ジルが僕の頭を撫でてくれた。
ファムがまた笑っていた。
たまに恥ずかしい思いをすることもあるけど、大好きなみんなと過ごすこんな日常が、たまらなく幸せだ。
あったかい気持ちでいっぱいになりながら、僕はみんなとのお喋りを楽しんだ。
お昼寝から目覚めた僕は、遊びに来たテムとファムと一緒にリビングでのんびりと過ごしていた。ちなみに、ティアはまだぐっすりと眠っている。
よく食べてよく寝るティアは、日に日に大きくなっている。最初は僕もかろうじて抱っこできていたのに、今ではガシッとハグする感じになってしまう。
もう抱えられないのは寂しいけど、いつか背中に乗せてもらうんだ。その楽しみがあるから、ティアの成長が嬉しい。
「これ、ウィルが作ったんだろ?なかなかやるじゃねーか!」
テムが言う『これ』とは、昨日ジルと一緒に作ったお菓子のコロコロのことだ。
結構小さめに作ったのだが、テムが持つと相対的にお饅頭くらいの大きさに見える。
それをテムは大きく口を開けてパクパクと食べている。テムも体の大きさの割に、たくさん食べるんだよなあ。
「美味しいねー!ぼくも一緒に作りたかったなー」
ファムがポヨポヨしながら、こちらも次々とコロコロを食べている。ファムはテム以上に大食らいだ。その小さな体のどこに入っているのだろうかといつも思う。
僕も二人と一緒にコロコロを食べる。
僕は生地を丸めただけなんだけど、自分が手伝ったものを美味しいと言ってもらえるのはすごく嬉しい。
早く他のお菓子や料理もお手伝いできるようになりたい。そして自分で作れるようになれば、なお良し。
ジルみたいに手際よく格好よく作るんだ、と将来の自分を想像してニマニマしていると、玄関が開いた。
「やあ、みんな。一昨日ぶりだね。元気だったかい?···ティアは昼寝をしているのかな?」
ライだ!
昨日キャラの濃い二人に会ったせいか、ライの爽やかな笑顔を見ると、なんだかホッとする。
···眩しいイケメンにホッとするなんて、どうやら僕の目は相当肥えてしまったらしい。
「ライ、これ食うか?美味いぜ!」
「ウィルくんが作ったんだよー」
テムとファムが、モグモグしながらお皿を指差す。
「へえ、それはさぞかし美味しいんだろうね。···ところで私には見えないんだけど、どこにあるのかな?」
ライに言われてハッとお皿を見ると、そこにたくさんあったはずのコロコロは、一欠片も残っていなかった。
「あ、あれー?さっきまであったのに、おかしいなー?」
「オレ、そんなに食べたっけか?オカシイなー」
「···ふふふ、いいんだよ。早く城を出なかった私が悪いんだ。ウィル君の手作りのお菓子が一つも残っていないのは悲しいけどね、全然おかしいことじゃないよ。ああ、きっと初めてジルと作ったんだろうなあ。それはそれは美味しかったんだろうなあ。ふふふ、残念だけど、もうないなら仕方ないよね」
笑顔のはずだが、圧力がものすごい。
ライの笑顔にエフェクトがあるとするなら、デフォルトはもちろんキラキラだ。それが今は吹雪に変更されている。
それほど食べたいと思ってくれたのは嬉しいことだが、あまりに悲しそうなので、なんだか申し訳なくなってしまう。
「ライ、そんなに落ち込むな。まだある」
ズーンと重い空気を背負っていたライに、ジルがお皿を差し出した。そこには、もうないと思っていたコロコロが!
「ジル···!」
「これが最後だ」
おそらくジルはこうなることを予測して、ライの分を確保していたのだろう。
「ジル、君は本当にいい友人だよ!ありがとう!」
ライの笑顔がデフォルトに戻った。それはもう、キラッキラしている。
「ジル、お前やっぱ最強だな!命拾いしたぜ!」
「あはは、テム、大げさだよー。でも、ジルありがとー!ライも、ごめんねー?美味しくて、止まらなかったんだー」
「ふふ、私こそ、申し訳ない。こんなにショックが大きいなんて、自分でもびっくりだよ」
そう言ってライはコロコロを一つ口に入れる。
「ああ、すっごく美味しいね!止まらなくなるのはよく分かるよ。ジル、本当にありがとう!」
ジルのおかげで、一件落着だ。
それにしても、みんな優しい。
僕が手伝ったコロコロを美味しい美味しいと言いながらパクパク食べてくれたテムとファム。食べられなくて吹雪を背負うほどショックを受けたライ。それを見越して別のお皿に残しておいたジル。
それぞれの優しさがじんわりと僕の心に染み込む。大事にされている、愛されているという実感がある。改めて、みんなに出会えて幸せだ。
ライも加わりみんなでまたのんびりしていると、廊下からトトトッという足音が聞こえた。
「ライ!待っていたのだ!」
ティアが尻尾をブンブン振りながらライに駆け寄った。
実は、ティアは今朝からライが来るのを心待ちにしていたのだ。
「ふふ、ティアは元気いっぱいみたいだね。昼寝は十分にできたかい?」
ティアに待っていたと言われ、ライはとても嬉しそうだ。
「ああ、気持ちの良い目覚めだったのだ!それはそうと、ライ、聞いてくれ!すごい話があるのだ!」
「ふふ、なんだろう。それはぜひとも聞いてみたいな」
ティアは、待っていたライがようやく来た喜びのテンションそのままに、ぴょーんとライに飛び付いた。
「実はだな、昨日、ついにワレは魔法の発動に成功したのだ!」
「ええっ!そうなのかい!すごいじゃないかティア!」
腕の中に飛び込んできたティアを、ライが高く持ち上げる。まるで高い高いしているみたいだ。
ライが喜んでくれて、ティアも嬉しそうだ。
「ライが根気強く教えてくれたおかげなのだ!」
「ふふ、ティアが頑張ったからだよ」
ティアとライがお互いに褒め合っている。いつの間にかこの二人は、こっちが妬けちゃうくらい仲良しだ。
ティアが習得したてのクリーンの魔法をライに披露して、それを見たライがまたティアを高い高いしている。
「あはは、ティア、かわいいねー!」
「デカくなったら、カッコよくなると思うぜ!」
「楽しみだねー!」
テムとファムも、僕と同じようにティアの成長を楽しみにしているようだ。
僕も将来は格好よくなれるだろうか。ジルみたいにイケメンにというのは理想が高すぎると重々承知だが、それならばせめて、心くらいは超絶イケメンに成長したいものだ。
僕はチラチラとジルを見ながらキリッと居住まいを正す。すると、それを見たファムが笑い出した。
「あははは!ウィルくんなら、大丈夫だよー!」
···どうやらファムに心を読まれたらしい。
ちょっぴり恥ずかしい。
僕の内心を察したのかどうかは分からないが、ジルが僕の頭を撫でてくれた。
ファムがまた笑っていた。
たまに恥ずかしい思いをすることもあるけど、大好きなみんなと過ごすこんな日常が、たまらなく幸せだ。
あったかい気持ちでいっぱいになりながら、僕はみんなとのお喋りを楽しんだ。
43
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる