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そして、異世界人になる

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「はぁ…はぁ…フィグ…」

「この道具は動くのか…やまとどうだ?」

「聞かないで…あっっっ!」

「言わないとわからない」

まさか自分で買ってきた玩具で攻められるとは。せめて初心者お楽しみ袋にしとけば良かった。

フィグの動かす手と電池で動く道具が丸見えで恥ずかしい。しかも、派手に光るからまるでイルミネーション!なんか光っては消え光っては消えってなってるんだって!! 

手を止めようと腕を両手で押さえるがまるで歯が立たないし、自分で誘うような仕草にもとれ余計卑猥だ。

「ああ…フィグ…フィグ」

「なんだ」

「そんな動かすと、いっちゃう…」

「……っ」

中の玩具を激しく動かされ一人イッてしまう。いつの間にか中でイク事を覚えてしまった。 

「また、いっちゃった」

「大丈夫だ」

俺だけイクのがいたたまれなくなり、できるだけ肌を密着させフィグのを両手で擦る。

「気持ちいい?」

「あぁ」

フィグが放つのを見るが萎えない。凄い。
抱きつきぎゅっとした。  

「もう少し体を」

俺の腰をぐっと引き寄せ掴むと体ごと上下に揺さぶられフィグのモノをお腹で擦らされた。熱い硬い大きな生き物がお腹をぐりぐり押す。入れられてもないのに声が出そうで我慢した。熱い液体がかかりお腹はフィグのでべたべたに濡れた。

「やまと…気持ち良かった」
「でも…」

俺が言いかけるとフィグはぎゅっとした。

「何か良い方法無いかな?」

「やまとの道具でないのか?」

んー拡張的なやつかな?そんなのあったかな?

「んー」
「今日の玩具をずっと入れれないか?」
「え!」
「そしたら入るかもな」
「えっと…多分歩くとでちゃうかも」

てか、お尻がイルミネーションみたいに光るから勘弁してください。

フィグは鞄からごそごそと探し今より少し短い玩具を取り出した。

「これなら全部はいる」

「入ってるけど…ん…これだと…いつも以上に何もできない…うっ…」

「大丈夫だ俺がいる」

こうして俺は次の日から玩具を入れたままの生活になるのだが…

「違和感しかない!」

特に椅子に座る時が辛い!フィグがいつも俺の部屋に来てくれて入れてくれるんだけど。

「フィグ…椅子に座る時…辛い」

「わかった」

と言うと俺を抱き上げ自分の膝へ。ズボン越しに玩具が抜けてないか穴を押さえ確認するが指もついでに入ってます!

「あっ…」

思わずフィグの胸に寄りかかった。
そしたら力強く抱きしめてきたので痛い。

「フィグ…痛い」

「あ…あぁ、すまない」

てかこんな姿誰にも見せられない!
恥ずかしすぎてただのプレーじゃないですか!


コンコンコン

「王、申し訳ございません。急なサインが必要になりました。あとお話を」

その声はクラムさんじゃん!ヤバい!

「フィグ、すぐ移動したい!」

「チッ」

今、舌打ちした!

ゆっくりソファーに下ろしてもらいフィグはドアを開けた。クラムさんと目が合うとにこりと笑ったので俺も返した。

「やまとさん王に変な事されてないですか?」

「え!?あ、いや、はい…多分」

「王は口下手なので言う前に行動を起こすタイプですから、何か思いがありましたらいつでも相談にのります」

クラムさん…きっといい上司なんだろうな~

「ありがとうございます!クラムさん優しい~」

「当然です!」

「クラム、早くしろ」

手をだし空に出た細かい文字を読みながら最後にスッと指をやるとフィグのサインが刻まれた。何度見ても不思議だし綺麗だな。
見とれているとクラムさんが言っていた話しになる。

「王、やまとさんと婚儀を行う予定ですがどうなさいますか?」

「それだが…」

どうやら今までの婚儀は大々的に行うらしいが俺は異世界人でなかなか難儀事だらけらしい。そもそもサインができないのでどう証明を残すとか、アイコンタクトもできないから遠くの人にも伝えれない。

俺は何でもいいんだけど。

二人の話しはどんどん進んでいるけど俺は何か頭がぼーっとしていた。何かどっかひくひくしてる。そーいえば俺なんでここで座ってるんだっけ。立ち上がろうとしたら違和感が。

あ…玩具突っ込んだままなんだった!ヤバい!そう思ったら余計意識してしまった。思わず座り直す。

「ん…」

声が…

急いで声を押さえ我慢をしたがその声にクラムさんが気がついてしまった。

「やまとさん何かいい案でもありますか?」

クラムさん!今は話しかけないで!

「あ…いえ」

「良かったらこちらへ」

ヤバい! 
歩ける自信ない!ど、ど、どうするピンチ!

「く、クラムさん…」

「何ですか?」

素直に話すべきか?

実はフィグのツチノコが入らなくて練習で玩具入れてますって…言えるか!いくらなんでもこの相談はできない!

ツチノコって何ですかって聞かれたらツチノコから説明しないといけなくなる!絶滅してるのがここにいるんです!
         
パニックでよくわからない考えがぐるぐる回る。
うぅ、フィグの巨大ツチノコ思い出してしまった。

フィグがハッと思いだし駆け寄るがクラムさんとローテーブルが邪魔で近付けない。心配するクラムさんが俺の前にかがみ顔を覗く。これ以上は近くに来られると…俺…

「お加減でも?ちょっと顔が赤いですが大丈夫ですか?…なんか…その…えっと」

「ん…っ…クラム…さ…ツ…」

「!?」

「クラムどけ」

フィグはテーブルを持ち上げ反対側のソファーに投げ捨てやまとを抱き抱えベッドへ連れていき毛布を被せた。

フィグさん力持ち~

「や、やまとさん大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、また後にしてくれ」
「わ、わかりました。医者が必要ならすぐに手配します」

「今はいい」

「はい、では失礼します」

バタン

ドアが閉まり二人はほっとした。

意識したらこんな事になってしまうとは恐ろしき大人の玩具の性能!

「やまと、すまなかった」
「フィグ…フィグごめん」
「くそ……やまと抱くぞ」
「え?」

フィグが興奮している。いや、一回自分で抜けば大丈夫だと思う。昼間だし、ささっと終わりたいんだけど。手伝いはノーセンキューでお願いします。

「一人で抜くから大丈夫」
「……やる」
「何で?」
「……。」

ん、目を逸らしたけどフィグもやりたいのかな?

「うーん、じゃあフィグも一緒に抜く?玩具いれたまま入れたまま抜けるかな?」

「やまと……俺がどれだけ……」

あれ?フィグの目がまた光って…

あっという間に全裸の出来上がり~じゃなくて!

「待って!待って!抜くだけだよね!」

「俺の忍耐の限界値が近い」

「言っている意味がわかりません!」

その日、フィグのツチノコを頑張って先っぽだけ入れた。
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