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中学生編
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文化祭から数週間後。
朝玄関のドアを開けると、柴崎蓮が土下座をしていた。
その後ろには四楓院先輩が、腕組みをして立っている。
「申し訳ございませんでしたっ!」
ひたすら頭を下げ続ける柴崎蓮に、私が戸惑っていると、後から出てきたお兄ちゃんがその光景を見てため息をついた。
「なんですか、この状況。」
呆れたような声に、四楓院先輩が真面目な顔でお兄ちゃんを見た。
「いや、どうしても謝りたいと言うので連れてきた。」
「はあ……。柴崎、もう頭あげろよ。花奈、お前はちょっと部屋に入ってろ。」
「うん。お兄ちゃん大丈夫?」
「大丈夫!」
心配で後ろ髪をひかれつつ、私は部屋に入った。
そこでお兄ちゃんと彼らの間でどんな話し合いがもたれたのかは分からない。
ただ、次の日から柴崎蓮が私の家によく来るようになった。
今朝もお兄ちゃんを迎えに来ている。
そして何故か、そのついでに私の世話もやいていくようになった。
「花奈ちゃんは地味なんだから、髪型くらい工夫しないと地味なのがもっと地味になるんだからね。」
彼は文句を言いながら私の髪を整えていく。
サイドを編み込みにして、後ろは私のいつもの一本結び。
(編み込みしただけなのに、けっこう雰囲気かわるなあ。)
女子力高いなこのひと。
「なにこの朝食。おむすびだけ?炭水化物だけじゃん。タンパク質は?ビタミンは?ちょっと!お肌や髪質にも影響するんだからね。」
彼はたまに我が家に健康的な朝ごはんを用意してくれるようになった。今朝の献立は和食。焼き魚にほうれん草のお浸しにひじきの煮物に味噌汁である。これがまた美味しいのだ。この前はマフィンまで作ってくれた。しかも、手際もいいんだよね。
ほんと女子力高いんだよね。このひと。
子供を傷付けられたうちの両親が、彼が出入りすることにいい顔しないのではないかと思ったが、意外にもあっさりと受け入れていた。彼ら曰く、男が拳でやりあったら仲良くなるものでしょ?だそうだ。実際はそんな青春物語ではなかったのに。
最近では簡単美味しい調理法とか、お母さんと主婦?な会話がはずんでいる。
「柴崎、ご飯おかわり。」
「はあ?自分でいれなよねっ。まあ、ボクのご飯が美味しいからしょうがないけどねっ!」
文句を言いながら、お兄ちゃんのお茶碗をもっていそいそと立ち上がる柴崎蓮。
彼は案外世話好きだったみたいだ。
あんなことがあったのに、意外に憎めないキャラなんだよね。
ご飯のおかわりを持ってきた柴崎蓮は、お兄ちゃんの髪を見て、柳眉を逆立てた。
「ちょっと!斎藤!髪がはねてるじゃない。四楓院様のお気に入りなんだからちゃんとしてよね。直すから待っててよ?」
(あ。そこは、変わらないんだ。)
四楓院先輩が、彼の中心なのは変わりないらしい。
お兄ちゃんの髪を、なおした柴崎蓮は、私の方を見た。
「花奈ちゃん、学校の準備できた?おいで、制服のスカーフ結んであげる。」
柴崎蓮はとても器用で、スカーフもすごく可愛く結んでくれる。
大人しくしている私に、柴崎蓮はにっこりと笑いかけてきた。
彼の女性的な容姿もあり、まるでお姉ちゃんができたみたいだ。
「ほんと花奈ちゃんは可愛いいね。」
お兄ちゃんが、柴崎蓮を睨みつけて低い声を出した。
「おい、手は出すなよ。」
柴崎蓮は、お兄ちゃんの声が聞こえていないようで、歌うように話を続けた。
「ボクが昔飼ってた犬にそっくりなんだよね。このブサ可愛いっていうの?変にすれたりしてないし、このボクをじっと見てくる瞳なんてそっくり。花奈ちゃんもしかして生まれ変わり?だったら、ボクの家に連れて帰って、めいっぱい可愛がっちゃうよ?」
お兄ちゃんが焦ったように私を抱き込んだ。
「ダメだ!花奈はうちの子なんだから。……ん?犬?花奈は、犬じゃねえぞ?」
私はポツリと、呟いた。
「……ブサ可愛い。」
ブサ可愛いって、確かブサイクで可愛いって事だよね?
ブサイクって……え?
ちょっとひどくないですか?
私は柴崎蓮を恨めしそうに見た。
「ああ、その顔。あの子が好きなオヤツをとられた顔そっくり。……ほんとに可愛い。持って帰りたい。」
柴崎蓮の目がギラリと光った気がした。
(あ、このひと危ないひとだ。)
君子危うきに近寄らず。
私は素早く話題をかえることにした。
「柴崎…先輩は、お兄ちゃんと仲直りしたの?」
「花奈ちゃんは蓮ってよんでいいよ?仲直りというか…?いちおう、許してくれたの、かな?斎藤。」
柴崎蓮は、少し不安そうにお兄ちゃんを見た。
お兄ちゃんは、肩をすくめた。
「許すというか……お前、花奈のことは巻き込まないようにしようとしてたからな。俺のことは、まあしょうがないだろ。人間色々な感情があるんだから。でも次やったら許さねえからな。」
「斎藤……。」
少し照れたようにそっぽをむいたお兄ちゃんに、柴崎蓮は感動して、少しウルウルしたような目をお兄ちゃんに向けた。
「まあ、四楓院様の目に間違いはないってことなんだよね。あの方が、選んだんだから。あの時はボク以外の誰かが四楓院様に気に入られてるのが許せなくてあの女の口車にのっちゃったけどさあ。」
「ごほっ。」
お兄ちゃんがいきなり、咳き込んだ。
柴崎蓮が素早くお茶を渡すと、お兄ちゃんは慌ててそれを飲んだ。
阿吽のタイミング。まるで夫婦だ。
「ちょっと、なにやってるのさ。汚いなあ。」
「なにやってるのは柴崎だろ?なんだよ、今の話。」
「なにが?」
「……あの女の口車って、なんなんだよ。」
お兄ちゃんは、咳をしずめると、柴崎蓮に真剣な目を向けた。
柴崎蓮はなんでもないことの、ようにサラリと答えた。
「九条沙也加だよ。あの女、ボクのところに突然やってきてさあ。最近、四楓院様が、言い寄られてて仕方なく相手してるみたいだって。一年生の斎藤って男で、四楓院様もお優しいからきっと自分からは迷惑だって言えないからボクから忠告したら?ってすすめてきてさ。自分の知り合いが手伝うからって。おかしいとは思ったんだよねえ。でもあの時は嫉妬でおかしくなってたからさあ?ごめんね。反省してる。」
柴崎蓮はごめんね?と、首を傾げると自分もお茶を飲んだ。
お兄ちゃんはあまりの驚きに口をパクパクさせている。
「柴崎……っ。お前、そのこと四楓院先輩には言ったのか?」
「ええ?当たり前……あれ?言ってないかも。」
「お前なあっ。……。おい、今すぐ学校行くぞ。四楓院先輩に連絡とってくれ。お話がありますって。」
「え?朝から四楓院様のお声が聞けるの?さすが斎藤。いい仕事するねっ。」
ウキウキと先輩に電話をしている柴崎蓮にお兄ちゃんは深いため息をついた。
「蓮琉にも連絡しないとな。……お、ちょうど来た。」
玄関のチャイムがなった。
蓮琉くんが、お兄ちゃんの迎えに来たようだ。
お兄ちゃんは、素早く準備をすると、私を見た。
「花奈、悪い。片付け頼んでいいか?」
「う、うん!勿論。いってらっしゃい。」
慌ただしく家をでていくお兄ちゃん達を見送りながら、私は呆然としていた。
九条沙也加。
蓮琉くんと三田くんルートにでてくる、いわゆる悪役である。
例えるなら百合の花。
才色兼備。
学園内の女王様的な存在。
確か蓮琉くんと三田くんを気に入っていて、2人と仲の良いお兄ちゃんをあの手この手で妨害してくるのだ。お気に入りの彼らを自分のものにするために。
出来れば会いたくないひと、ナンバーワンである。
「うわあ……っ。沙也加様きたあああああっ!」
思わず叫んだ私を許して欲しい。
朝玄関のドアを開けると、柴崎蓮が土下座をしていた。
その後ろには四楓院先輩が、腕組みをして立っている。
「申し訳ございませんでしたっ!」
ひたすら頭を下げ続ける柴崎蓮に、私が戸惑っていると、後から出てきたお兄ちゃんがその光景を見てため息をついた。
「なんですか、この状況。」
呆れたような声に、四楓院先輩が真面目な顔でお兄ちゃんを見た。
「いや、どうしても謝りたいと言うので連れてきた。」
「はあ……。柴崎、もう頭あげろよ。花奈、お前はちょっと部屋に入ってろ。」
「うん。お兄ちゃん大丈夫?」
「大丈夫!」
心配で後ろ髪をひかれつつ、私は部屋に入った。
そこでお兄ちゃんと彼らの間でどんな話し合いがもたれたのかは分からない。
ただ、次の日から柴崎蓮が私の家によく来るようになった。
今朝もお兄ちゃんを迎えに来ている。
そして何故か、そのついでに私の世話もやいていくようになった。
「花奈ちゃんは地味なんだから、髪型くらい工夫しないと地味なのがもっと地味になるんだからね。」
彼は文句を言いながら私の髪を整えていく。
サイドを編み込みにして、後ろは私のいつもの一本結び。
(編み込みしただけなのに、けっこう雰囲気かわるなあ。)
女子力高いなこのひと。
「なにこの朝食。おむすびだけ?炭水化物だけじゃん。タンパク質は?ビタミンは?ちょっと!お肌や髪質にも影響するんだからね。」
彼はたまに我が家に健康的な朝ごはんを用意してくれるようになった。今朝の献立は和食。焼き魚にほうれん草のお浸しにひじきの煮物に味噌汁である。これがまた美味しいのだ。この前はマフィンまで作ってくれた。しかも、手際もいいんだよね。
ほんと女子力高いんだよね。このひと。
子供を傷付けられたうちの両親が、彼が出入りすることにいい顔しないのではないかと思ったが、意外にもあっさりと受け入れていた。彼ら曰く、男が拳でやりあったら仲良くなるものでしょ?だそうだ。実際はそんな青春物語ではなかったのに。
最近では簡単美味しい調理法とか、お母さんと主婦?な会話がはずんでいる。
「柴崎、ご飯おかわり。」
「はあ?自分でいれなよねっ。まあ、ボクのご飯が美味しいからしょうがないけどねっ!」
文句を言いながら、お兄ちゃんのお茶碗をもっていそいそと立ち上がる柴崎蓮。
彼は案外世話好きだったみたいだ。
あんなことがあったのに、意外に憎めないキャラなんだよね。
ご飯のおかわりを持ってきた柴崎蓮は、お兄ちゃんの髪を見て、柳眉を逆立てた。
「ちょっと!斎藤!髪がはねてるじゃない。四楓院様のお気に入りなんだからちゃんとしてよね。直すから待っててよ?」
(あ。そこは、変わらないんだ。)
四楓院先輩が、彼の中心なのは変わりないらしい。
お兄ちゃんの髪を、なおした柴崎蓮は、私の方を見た。
「花奈ちゃん、学校の準備できた?おいで、制服のスカーフ結んであげる。」
柴崎蓮はとても器用で、スカーフもすごく可愛く結んでくれる。
大人しくしている私に、柴崎蓮はにっこりと笑いかけてきた。
彼の女性的な容姿もあり、まるでお姉ちゃんができたみたいだ。
「ほんと花奈ちゃんは可愛いいね。」
お兄ちゃんが、柴崎蓮を睨みつけて低い声を出した。
「おい、手は出すなよ。」
柴崎蓮は、お兄ちゃんの声が聞こえていないようで、歌うように話を続けた。
「ボクが昔飼ってた犬にそっくりなんだよね。このブサ可愛いっていうの?変にすれたりしてないし、このボクをじっと見てくる瞳なんてそっくり。花奈ちゃんもしかして生まれ変わり?だったら、ボクの家に連れて帰って、めいっぱい可愛がっちゃうよ?」
お兄ちゃんが焦ったように私を抱き込んだ。
「ダメだ!花奈はうちの子なんだから。……ん?犬?花奈は、犬じゃねえぞ?」
私はポツリと、呟いた。
「……ブサ可愛い。」
ブサ可愛いって、確かブサイクで可愛いって事だよね?
ブサイクって……え?
ちょっとひどくないですか?
私は柴崎蓮を恨めしそうに見た。
「ああ、その顔。あの子が好きなオヤツをとられた顔そっくり。……ほんとに可愛い。持って帰りたい。」
柴崎蓮の目がギラリと光った気がした。
(あ、このひと危ないひとだ。)
君子危うきに近寄らず。
私は素早く話題をかえることにした。
「柴崎…先輩は、お兄ちゃんと仲直りしたの?」
「花奈ちゃんは蓮ってよんでいいよ?仲直りというか…?いちおう、許してくれたの、かな?斎藤。」
柴崎蓮は、少し不安そうにお兄ちゃんを見た。
お兄ちゃんは、肩をすくめた。
「許すというか……お前、花奈のことは巻き込まないようにしようとしてたからな。俺のことは、まあしょうがないだろ。人間色々な感情があるんだから。でも次やったら許さねえからな。」
「斎藤……。」
少し照れたようにそっぽをむいたお兄ちゃんに、柴崎蓮は感動して、少しウルウルしたような目をお兄ちゃんに向けた。
「まあ、四楓院様の目に間違いはないってことなんだよね。あの方が、選んだんだから。あの時はボク以外の誰かが四楓院様に気に入られてるのが許せなくてあの女の口車にのっちゃったけどさあ。」
「ごほっ。」
お兄ちゃんがいきなり、咳き込んだ。
柴崎蓮が素早くお茶を渡すと、お兄ちゃんは慌ててそれを飲んだ。
阿吽のタイミング。まるで夫婦だ。
「ちょっと、なにやってるのさ。汚いなあ。」
「なにやってるのは柴崎だろ?なんだよ、今の話。」
「なにが?」
「……あの女の口車って、なんなんだよ。」
お兄ちゃんは、咳をしずめると、柴崎蓮に真剣な目を向けた。
柴崎蓮はなんでもないことの、ようにサラリと答えた。
「九条沙也加だよ。あの女、ボクのところに突然やってきてさあ。最近、四楓院様が、言い寄られてて仕方なく相手してるみたいだって。一年生の斎藤って男で、四楓院様もお優しいからきっと自分からは迷惑だって言えないからボクから忠告したら?ってすすめてきてさ。自分の知り合いが手伝うからって。おかしいとは思ったんだよねえ。でもあの時は嫉妬でおかしくなってたからさあ?ごめんね。反省してる。」
柴崎蓮はごめんね?と、首を傾げると自分もお茶を飲んだ。
お兄ちゃんはあまりの驚きに口をパクパクさせている。
「柴崎……っ。お前、そのこと四楓院先輩には言ったのか?」
「ええ?当たり前……あれ?言ってないかも。」
「お前なあっ。……。おい、今すぐ学校行くぞ。四楓院先輩に連絡とってくれ。お話がありますって。」
「え?朝から四楓院様のお声が聞けるの?さすが斎藤。いい仕事するねっ。」
ウキウキと先輩に電話をしている柴崎蓮にお兄ちゃんは深いため息をついた。
「蓮琉にも連絡しないとな。……お、ちょうど来た。」
玄関のチャイムがなった。
蓮琉くんが、お兄ちゃんの迎えに来たようだ。
お兄ちゃんは、素早く準備をすると、私を見た。
「花奈、悪い。片付け頼んでいいか?」
「う、うん!勿論。いってらっしゃい。」
慌ただしく家をでていくお兄ちゃん達を見送りながら、私は呆然としていた。
九条沙也加。
蓮琉くんと三田くんルートにでてくる、いわゆる悪役である。
例えるなら百合の花。
才色兼備。
学園内の女王様的な存在。
確か蓮琉くんと三田くんを気に入っていて、2人と仲の良いお兄ちゃんをあの手この手で妨害してくるのだ。お気に入りの彼らを自分のものにするために。
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