悪魔の俺が何故お前らのお守りをしなければいけない!と言うお話

掃き溜めに駄犬

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第10話 パイは正義!

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 俺は悪魔族アギト、戦闘力ゼロ・甲斐性ゼロ・金なし家なし女なし
 クソの付くほど体力のない男だ……


 俺様の朝は早い……陽が昇る前に起床し寮の敷地を10週する……
 それが終わると休む間もなく、腕立て・腹筋・スクワット……
 毎朝決められたメニューを熟さなければならない!
 アッキーに監視される中で、ズルをしたらその日の掃除等の当番が俺様に変更されるからだ……

「アンタ遅いわよ! そんなんじゃ朝食までにメニュー終わらないから!」
 なぜお前まで一緒に朝練してんだよ……

 朝練には人族代表のオーレリアも別メニューで参加していた
 基礎体力向上訓練の俺とは違って、オーレリアはアッキーと剣技の訓練が主体だ!

 コイツは元々からアッキーの弟子なのだが、光の勇者としてはマダマダ未熟と言われ戦争が終わった後も修行を続けているのだそうだ

※※※※※

「おーいアギト終わりだ! こなせなかった分は夕方に増量な!」
 クソッ! オカマジジイめ!
 今日もメニューを完遂出来なかった……
 違う! ジジイが出来ない量のメニューを無理くりやらせるからだ!

 俺は汗と土で泥だらけとなった身体を洗い流す為に浴場へと向かった……

※※※※※

「あら旦那様、朝練ご苦労さま……」
 旦那様呼びはやめてください(あの日からカミラは二人きりの時は『旦那様』と呼ぶようになった)……
 脱衣所で風呂上りのカミラと出会したのだ

「お前も朝風呂か?」
「ええ、私は夜中に行動する事も有るから基本的には朝に頂くのよ」
 そう言えば朝の日傘係をしている時はいつもジャンプーの香りがしていたけど……
 そういう事だったのか!

「今日も遅れるかもだから、飯食ったあと待っててくれ!」
「…………」
 最近は朝練がおしてその後のスケジュールも遅れ遅れになる
 そんな事をカミラに告げながら俺様は湯船へと向かった
 寮の共同浴場とあって中は広々、一気に20人位は入れそうな大浴場だ!

「ふぇ~、生き返るぜぇ~」
 俺たち悪魔族には湯船に浸かる習慣はなかった
 しかし人族の街に来て知った、この湯船なるものには感動しかない!

「風呂って最高だな~」
「確かにな……」
 ギクーーーーッ! 湯けむりの向こうから声がした!

「だ! 誰かいるのか!?」
「騒々しい奴だな! 風呂くらい静かに入れないのか?」
 オ、、オ、、オーレリア!?!?

「お! お前いたなら言えよ!」
「なにを今更恥ずかしがる?」
「お前、女だろ?」
 俺様は慌てて後ろを向いた!

「私は気にしないし、貴様ら悪魔族は普段から何も着けてないではないか」
「あ、、悪魔の姿の時は股間とか見えなくなってるでしょうが!!」
「そうか、あれは無いのではなく見えない様にしているのか……変態だな」
 この脳筋勇者は色んなところがズレていて扱いにくいぜ!

「私は剣士だ裸を見られたからと言って恥ずかしがってはいられない! 剣を振るう1歩目が遅れるであろう」
 確かに言っていることは理解出来るが、出会った当初裸だからと俺様に斬り掛かってきたのはお前だぞ!


 しかし、、、コチラをマジマジと見るなよ! コッチが恥ずかしいわ……

「そうね、私も基本的に夜は裸族よ……」
 何故だかカミラさん参戦ーーーっ!
 カミラさん、、、さっき風呂から上がったばかりでしたよねーーー!?

「私は野営の時でも川さえあれば気にせず全裸で汗を流せるぞ!」
 オーレリアさん! なんか張り合う感じになってきてませんか!?

「星空を眺めていると、たまにマント1枚で夜空の散歩をはじめてしまって、、、でもクセになってしまうくらい爽快ですわ!」
 カミラさん! 下着くらいは忘れずに着用しましょうね!

 なんだろう……裸族自慢が始まった気がする……

「しかし、そんなっパイでは誰も振り向きもすまい!」
 いやいやオーレリアさん、そういう身体的な事は言ってはいけないのでは……

「あら! 成人男性の大半が一周回ってっパイを好むようになると統計に出ているの、知らないのかしら!」
 そんな統計でてません!

「まぁ一部の変態はそうかも知れないけど、今も昔も大は小を兼ねるものだ!」
 一部の変態やっパイ愛好家に謝れ!

「統計では確か胸の大きさとバカは比例すると出てるけど、どうなのかしらね、、オーレリア!」
 カミラさん、それも統計すらとってないですよ!

「ふん! 男は大きい方が好きなのだ! 言ってやりなさいアギト!」
 いやぁ確かに俺様はッパイが好物ではあるが……

「あらあら、アギトはサバイバルキャンプの時に私の胸を嬉しそうに堪能されてましたわよ! そうよねアギト!」
 ま、、まぁ確かにあの時は、、、気づかれていたのか……
 
 しかし、いつの間にか裸族対決から大きさ対決になってやしませんか!?
 それにコイツら本当にパイを見られても平気なのだろうか……

 とにかく俺様は変な矛先がこちらに向く前に退散しようと後退りしながら脱衣所へと向かう……

「アンタもどっちが良いのか、ハッキリしなさいよ!」
「アギトはいついかなる時も、私の味方ですわ!」
 迫りくるオーレリアとカミラ!

っパイよね!」
っパイですわよね!」
 俺様詰め寄られる、後がないピーーンチ!

「そんなもんどっちでもいいわーー!!!」
『ドカーン!』
「ふげぇぇぇぇっ!!」
 俺様の背後(脱衣所の方)から怒鳴り声がしたかと思った瞬間!
 背中を蹴り飛ばされ、俺様浴槽に着水っっっっ!

「お前達! 早くめし食って学校行きな!!!」
 いつまでも食堂に現れない俺達三人に業を煮やして探しに来たアッキーだった……

「この勝負持ち越しねカミラ!」
「良いでしょう、望むところですわオーレリア!」
 尋常では無いアッキーのド怒りオーラにオーレリアとカミラは秒で着替えるとそそくさと食堂へと向かっていった……

「アギト! いつまで風呂で遊んでるんだい! 夕方のメニューを倍増するよ!!」
 け、、蹴られた腰が、、、こうなってんのはテメェのせいだろうが、、、ブクブクブク……
 俺様は八つ墓村状態で溺れかけた……


 俺は悪魔族アギト、戦闘力ゼロ・甲斐性ゼロ・金なし家なし女なし
 クソの付くほどっパイだろうがっパイだろうが関係ないほどパイが好き♡な男だぜ……

 
 
 
 
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