まったり異世界観光 ~観光チートで異世界を楽しみつくす~

にしん

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明けて翌日。
ケーラルに来てからは3日目の朝。
起床してすぐの朝風呂、そしてその後にザ・旅館の朝ご飯というご機嫌な朝食をいただいた。
美味かったし、満たされた。
こういうのがいいし、こういうのでいいんだよなぁ。

この後は外出予定。
今日は本町の方の観光に行くつもりだ。
一応連絡馬車の時刻表を確認したけど、わりと夜遅くまで出てるみたい。
なので、今日は夕飯は外の店で食べる腹積もりでいる。

宿を出て、初日に降りた馬車乗り場へ。
ほとんど待ち時間なしで本町行きの馬車に乗れ、30分ほどかけて移動。
多くの観光客で賑わう本町にたどり着いた。

本町ではまずギルドセンターに向かう。
前世でいう異世界ファンタジーでお馴染みのギルドだが、この世界にもある。
もともとは冒険者ギルドや商人ギルドなど職種ごとに別れていたが時代の経過に従い、かつての枠組みでは不便になったので、全てのギルドを統合して労働者組合連合となり、窓口が統一された。
それがすでに50年以上前で、今では当たり前のように社会に根付いている。
当然俺もギルドの会員だ。
というよりは成人の9割9分は会員である。
国から色々な行政手続きを委託されているので、役所と併設されているギルドも多い。
ケーラル本町のターミナルを降りてすぐ、他の建物よりもひときわ大きい施設が、ギルドセンターである。
うん、すっごい圧がある。

ギルドセンターに入ると、すぐに総合案内のカウンターがあるので、まずはそこへ。
登録証も兼ねているパソカ(パーソナルカード)を提示して要件を伝えると、該当窓口へと案内される。
ギルドへの登録にもいくつか種類があり、無料の一般登録といくつかの有料登録がある。
有料登録の場合、ランクによって様々なサービスが受けられるので、自身の利用状況や頻度などを考慮しながら最適な登録をするといい。
俺の場合は、けっこう利用頻度が高いのでゴールド会員で登録している。
ちなみに年会費は10万イェン、けっこうお高いがその代わりにサービスが手厚い。
ラウンジサービスや私書箱サービスや料金支払い代行サービスなど、様々なサービスを利用出来るので、けっこう重宝している。
これだけサービスが充実していて10万イェンならば、俺としては十分に元が取れてると思う。
それに年間の支払い手数料が50万イェンを越えると、登録料金がキャッシュバッグされるという神制度があるので、実質無料といってもいい。
フリーランスになってからの仕事は、ほとんどギルドを介して受けるようにしているし、公共料金の支払いなどもここでやっているので、頻繁に利用している人にとっては、50万という数字は案外難しくないのだ。

「あ~、サイトさん。お久しぶりです~」

案内された窓口に向かうと、懐かしい声が聞こえてきた。
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