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15 上司からの電話
折り返すべきだろう。これだけの件数だ。緊急の要件に決まっている。
そう頭ではわかっていても、実際はスマホを凝視するばかりで瀬奈の指は動かない。
不安と恐怖に支配された心臓が大袈裟なほど大きく脈打っている。ドクンッドクンッという音が身体中に響き、額から冷や汗が流れた。
出勤時はマナーモードにしているが、いつも帰宅してすぐにそれを解除している。それはまさに今起こっているような事態を避けるためだ。
だが昨夜は憧れの男性である久下にえっちな誘いをされたのと、実際にあれこれといろいろされたことで思考回路が久下に占領されていたため、完全にスマホの存在を忘れていた。
だがそれを今更後悔しても遅い。とにかく早く折り返さなくては。
浅くなる呼吸を必死に整え、瀬奈は震える指でかけ直しボタンを押そうとした――そのとき。
「きゃっ」
手に持っていたスマホが震えだし、思わず床に落としてしまった。
光る画面には『会社』の文字が表示されている。
瀬名は恐る恐る手を伸ばし、スマホを持ち上げた。
そして今度こそ、通話ボタンを押した。
「あ、湯川さん!?やっと繋がった……ッ」
耳にあてずとも聞こえたその鬼気迫る声は、隣のデスクで仕事をしている同期の声だった。
電話の相手が上司ではなかったことにすこしホッとした瀬奈は、スマホを耳に近づけて「どうかしたの?」と返事をした。
しかしそれが相手の神経に触れてしまったようで、彼女はさらにワントーン声のキーを上げた。
「どうかしたのじゃないわよ!湯川さん昨日帰り際にコモンズファクトにメール送ったでしょ!」
あまりの音量に瀬奈は再びスマホを離す。
コモンズファクト。それはたしかに昨日瀬奈が退社する直前にメールを送信した会社の名前だった。
だがあのメールは元々瀬奈の仕事ではなく、忙しいと機嫌の悪かった上司に作成資料を押しつけられ、その内容を代わりに打ち込んで送信したにすぎない。
つまり瀬奈にはミスのしようがないのだ。
それを伝えようと口を開いたそのとき、電話の向こうが騒がしくなり、声が変わる。
「おいっ、湯川……ッ!テメェ大変なとこしてくれたな!」
「ぶ、部長……!?」
それは瀬奈に資料を押しつけた張本人だった。
部長は五十代半ばの口も悪く態度も横暴な典型的なパワハラ上司で、気の弱い部下によく仕事を押しつけている。瀬奈もその中のひとりだった。
そのため部長の声を聞くと反射で身体が勝手にすくみ、謝罪してしまう。
「すみません……ッ、あの……」
「お前、発注件数ミスったろ……ッ!」
「えッ!?」
そんなはずはない。混乱する頭で必死に思い返してみても確かにもらった資料通りの数字を入力した。部長からの仕事は重箱の隅をつつくように嫌味をいわれることが多いため、瀬奈はとくに気をはっているので間違いなかった。
「そんな……ッ、私ちゃんと部長の資料通りに打ちました!」
「お前が送ったのは変更前の数字だったんだよ!ちゃんと修正した資料渡しただろうが!」
「修正、資料……」
そんなものいつ持ってきたのか。少なくとも瀬奈は受け取っていない。
考えられるとしたら瀬奈の不在時にデスクに置いて別の資料と混ざってしまっているか、あるいは修正した資料を瀬奈に渡したと思い込んでいるか、そもそも修正資料など存在しないかのどれかだろう。
だが部長が修正資料を瀬奈に渡したといっている。そして瀬奈のメールアドレスからコモンズファクトへ発注メールを送信した事実がある。
瀬奈は今更ながら血の気が引いていくのを感じた。手足が冷たくなっていく。
これではいくら事実と違うと瀬奈が訴えたところで聞いてはくれないだろう。
やられた。部長のミスを瀬奈は押しつけられたのだ。
部長が罵詈雑言を瀬奈に浴びせているがどれも耳に入ってこない。
いったいどこまでの損失が出てしまっているのだろうか。まだ挽回はできるのだろうか。自分はどうなってしまうのだろう。そんな不安が濁流のように瀬奈を呑み込んでいく。
とにかくまずは被害を確認しないと。そう思い、瀬奈はやっとの思いで言葉を発した。それはとてもか細く、震えている。
「ああ、もうッ!どーすんだよ!これじゃ納品が間に合わねぇ……ッ!契約も打ち切られる!」
「あの、損失額は……」
「はあ!?一億だよッ!」
「い、一億……っ!?」
それは瀬奈の想像をはるかに超える金額だった。
ショックのあまり考えていたことが全て吹っ飛び、頭の中が真っ白になった。身体がカタカタと震えだす。
だがそれでも、なんとかしなくてはという意識が働き、瀬奈は喉を引き絞りながら声を出した。
「わ、私……先方へ、あ、謝りに……うッ!」
電話の向こうでバンッ!っとなにかを殴る大きな音がし、瀬奈は身体を縮こませた。とっさにぎゅっと閉じた目からは涙が零れる。
「お前ごときが謝りに行ったからって、どうにかなるわけねぇだろ……ッ馬鹿か!?」
「申し訳ございません……ッ」
完全に怯えてしまった瀬奈はただただ謝ることしかできなかった。
そこへ部長がさらに追い打ちをかける。
「お前、今すぐ先方の社長と寝てこい」
「え……?」
瀬奈は部長の言葉が理解できなかった。
それ以上答えない瀬奈に苛立ったのか、部長が怒声を上げる。
「聞いてんのかコラァッ!だから、身体で償ってこいっていってんだよッ!」
「ひぃッ」
「誠心誠意奉仕して納品期限伸ばしてもらうか、せめて契約解除だけでも免除してもらえ」
「そ、そんなこと、私、できません……っ」
「ああ!?じゃあお前が代わりに一億用意すんのか!?」
「それも、できません……」
「できません、できませんって、お前のせいでこうなってんだぞ!わかってんのかッ!?」
「う、うう……すみませんっ、すみませ……ぁ」
号泣しながら謝り続ける瀬奈の手からスマホがなくなった。
顔を上げると優しく笑う久下がいた。その手には瀬奈のスマホが握られている。
どうしていいかわからず久下を見上げて震える瀬奈の頭を大きな手で撫でながら、久下はスマホを耳にあて、部長と話し出した。
「すみません、今湯川は話せる状態ではないのでお電話代わりました」
「誰だお前はッ!」
「く、久下さ……」
瀬奈の言葉を遮るように久下は人差し指を唇に当てると音を出さずに、しぃーと口を横に上げた。そしてスマホを耳から離すと、瀬奈だけに聞こえる大きさで「大丈夫」といい、再び部長と話し出す。
「湯川の友人です」
「部外者が勝手に入ってくるなッ!」
「ええ、それは申し訳ありません。ですが私も不穏な言葉が聞こえたもので、つい割って入ってしまいました」
「……なんのことだ」
急にトーンダウンした部長に対し、久下が穏やかな声音で容赦なく追及する。
その雰囲気は瀬奈の知っている久下とはあまりにも違った。まるでどこかの社長のような……少なくとも小さな店舗店長が出せる風格ではない。
「たしか……『社長と寝てこい』だったような、それとも……『代わりに一億用意しろ』でしたっけ?」
「……そんなことはいっていない」
「そうですよね。まさかこんな性的強要とも取れる脅し文句が聞こえてくるはずがない。それも会社の上司から」
「チッ、もういいだろう。湯川に代わってくれ」
「ご理解いただけでよかったです。ああ、それとは別で私の方からもお話がありまして、少々よろしいですか?」
「いったいなに……ん?待てよ。お前、どこかで……」
「そこも含めて、ご相談が」
あまりの出来事にショックで放心状態になっている瀬奈に目を向け、久下は瀬奈の頬を流れる涙をやや雑に拭うと立ち上がった。
どうやら部屋の外で話をするつもりらしい。
ひとりにされると感じた瀬奈が久下の脚をとっさに掴んだ。今は傍にいて欲しい。瀬奈は泣いて真っ赤に腫らした目で久下を必死に見上げた。
そんな瀬奈を見下ろしていた久下はフッと笑みを浮かべると、その場にしゃがみ瀬奈の唇にキスをした。
驚いて久下の脚から手を放す。するとまた、瀬奈にだけ聞こえるくらいの小さな声で「すぐ戻る」とだけ告げ、再び立ち上がると今度こそ久下は寝室を出て行った。
残された瀬奈は、まだ温かな感触の残る唇に触れながら、扉越しに久下の姿をいつまでも追っていた。
そう頭ではわかっていても、実際はスマホを凝視するばかりで瀬奈の指は動かない。
不安と恐怖に支配された心臓が大袈裟なほど大きく脈打っている。ドクンッドクンッという音が身体中に響き、額から冷や汗が流れた。
出勤時はマナーモードにしているが、いつも帰宅してすぐにそれを解除している。それはまさに今起こっているような事態を避けるためだ。
だが昨夜は憧れの男性である久下にえっちな誘いをされたのと、実際にあれこれといろいろされたことで思考回路が久下に占領されていたため、完全にスマホの存在を忘れていた。
だがそれを今更後悔しても遅い。とにかく早く折り返さなくては。
浅くなる呼吸を必死に整え、瀬奈は震える指でかけ直しボタンを押そうとした――そのとき。
「きゃっ」
手に持っていたスマホが震えだし、思わず床に落としてしまった。
光る画面には『会社』の文字が表示されている。
瀬名は恐る恐る手を伸ばし、スマホを持ち上げた。
そして今度こそ、通話ボタンを押した。
「あ、湯川さん!?やっと繋がった……ッ」
耳にあてずとも聞こえたその鬼気迫る声は、隣のデスクで仕事をしている同期の声だった。
電話の相手が上司ではなかったことにすこしホッとした瀬奈は、スマホを耳に近づけて「どうかしたの?」と返事をした。
しかしそれが相手の神経に触れてしまったようで、彼女はさらにワントーン声のキーを上げた。
「どうかしたのじゃないわよ!湯川さん昨日帰り際にコモンズファクトにメール送ったでしょ!」
あまりの音量に瀬奈は再びスマホを離す。
コモンズファクト。それはたしかに昨日瀬奈が退社する直前にメールを送信した会社の名前だった。
だがあのメールは元々瀬奈の仕事ではなく、忙しいと機嫌の悪かった上司に作成資料を押しつけられ、その内容を代わりに打ち込んで送信したにすぎない。
つまり瀬奈にはミスのしようがないのだ。
それを伝えようと口を開いたそのとき、電話の向こうが騒がしくなり、声が変わる。
「おいっ、湯川……ッ!テメェ大変なとこしてくれたな!」
「ぶ、部長……!?」
それは瀬奈に資料を押しつけた張本人だった。
部長は五十代半ばの口も悪く態度も横暴な典型的なパワハラ上司で、気の弱い部下によく仕事を押しつけている。瀬奈もその中のひとりだった。
そのため部長の声を聞くと反射で身体が勝手にすくみ、謝罪してしまう。
「すみません……ッ、あの……」
「お前、発注件数ミスったろ……ッ!」
「えッ!?」
そんなはずはない。混乱する頭で必死に思い返してみても確かにもらった資料通りの数字を入力した。部長からの仕事は重箱の隅をつつくように嫌味をいわれることが多いため、瀬奈はとくに気をはっているので間違いなかった。
「そんな……ッ、私ちゃんと部長の資料通りに打ちました!」
「お前が送ったのは変更前の数字だったんだよ!ちゃんと修正した資料渡しただろうが!」
「修正、資料……」
そんなものいつ持ってきたのか。少なくとも瀬奈は受け取っていない。
考えられるとしたら瀬奈の不在時にデスクに置いて別の資料と混ざってしまっているか、あるいは修正した資料を瀬奈に渡したと思い込んでいるか、そもそも修正資料など存在しないかのどれかだろう。
だが部長が修正資料を瀬奈に渡したといっている。そして瀬奈のメールアドレスからコモンズファクトへ発注メールを送信した事実がある。
瀬奈は今更ながら血の気が引いていくのを感じた。手足が冷たくなっていく。
これではいくら事実と違うと瀬奈が訴えたところで聞いてはくれないだろう。
やられた。部長のミスを瀬奈は押しつけられたのだ。
部長が罵詈雑言を瀬奈に浴びせているがどれも耳に入ってこない。
いったいどこまでの損失が出てしまっているのだろうか。まだ挽回はできるのだろうか。自分はどうなってしまうのだろう。そんな不安が濁流のように瀬奈を呑み込んでいく。
とにかくまずは被害を確認しないと。そう思い、瀬奈はやっとの思いで言葉を発した。それはとてもか細く、震えている。
「ああ、もうッ!どーすんだよ!これじゃ納品が間に合わねぇ……ッ!契約も打ち切られる!」
「あの、損失額は……」
「はあ!?一億だよッ!」
「い、一億……っ!?」
それは瀬奈の想像をはるかに超える金額だった。
ショックのあまり考えていたことが全て吹っ飛び、頭の中が真っ白になった。身体がカタカタと震えだす。
だがそれでも、なんとかしなくてはという意識が働き、瀬奈は喉を引き絞りながら声を出した。
「わ、私……先方へ、あ、謝りに……うッ!」
電話の向こうでバンッ!っとなにかを殴る大きな音がし、瀬奈は身体を縮こませた。とっさにぎゅっと閉じた目からは涙が零れる。
「お前ごときが謝りに行ったからって、どうにかなるわけねぇだろ……ッ馬鹿か!?」
「申し訳ございません……ッ」
完全に怯えてしまった瀬奈はただただ謝ることしかできなかった。
そこへ部長がさらに追い打ちをかける。
「お前、今すぐ先方の社長と寝てこい」
「え……?」
瀬奈は部長の言葉が理解できなかった。
それ以上答えない瀬奈に苛立ったのか、部長が怒声を上げる。
「聞いてんのかコラァッ!だから、身体で償ってこいっていってんだよッ!」
「ひぃッ」
「誠心誠意奉仕して納品期限伸ばしてもらうか、せめて契約解除だけでも免除してもらえ」
「そ、そんなこと、私、できません……っ」
「ああ!?じゃあお前が代わりに一億用意すんのか!?」
「それも、できません……」
「できません、できませんって、お前のせいでこうなってんだぞ!わかってんのかッ!?」
「う、うう……すみませんっ、すみませ……ぁ」
号泣しながら謝り続ける瀬奈の手からスマホがなくなった。
顔を上げると優しく笑う久下がいた。その手には瀬奈のスマホが握られている。
どうしていいかわからず久下を見上げて震える瀬奈の頭を大きな手で撫でながら、久下はスマホを耳にあて、部長と話し出した。
「すみません、今湯川は話せる状態ではないのでお電話代わりました」
「誰だお前はッ!」
「く、久下さ……」
瀬奈の言葉を遮るように久下は人差し指を唇に当てると音を出さずに、しぃーと口を横に上げた。そしてスマホを耳から離すと、瀬奈だけに聞こえる大きさで「大丈夫」といい、再び部長と話し出す。
「湯川の友人です」
「部外者が勝手に入ってくるなッ!」
「ええ、それは申し訳ありません。ですが私も不穏な言葉が聞こえたもので、つい割って入ってしまいました」
「……なんのことだ」
急にトーンダウンした部長に対し、久下が穏やかな声音で容赦なく追及する。
その雰囲気は瀬奈の知っている久下とはあまりにも違った。まるでどこかの社長のような……少なくとも小さな店舗店長が出せる風格ではない。
「たしか……『社長と寝てこい』だったような、それとも……『代わりに一億用意しろ』でしたっけ?」
「……そんなことはいっていない」
「そうですよね。まさかこんな性的強要とも取れる脅し文句が聞こえてくるはずがない。それも会社の上司から」
「チッ、もういいだろう。湯川に代わってくれ」
「ご理解いただけでよかったです。ああ、それとは別で私の方からもお話がありまして、少々よろしいですか?」
「いったいなに……ん?待てよ。お前、どこかで……」
「そこも含めて、ご相談が」
あまりの出来事にショックで放心状態になっている瀬奈に目を向け、久下は瀬奈の頬を流れる涙をやや雑に拭うと立ち上がった。
どうやら部屋の外で話をするつもりらしい。
ひとりにされると感じた瀬奈が久下の脚をとっさに掴んだ。今は傍にいて欲しい。瀬奈は泣いて真っ赤に腫らした目で久下を必死に見上げた。
そんな瀬奈を見下ろしていた久下はフッと笑みを浮かべると、その場にしゃがみ瀬奈の唇にキスをした。
驚いて久下の脚から手を放す。するとまた、瀬奈にだけ聞こえるくらいの小さな声で「すぐ戻る」とだけ告げ、再び立ち上がると今度こそ久下は寝室を出て行った。
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