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序章
Prolog
しおりを挟む__暗かった、ただただ暗い空間に私は居た。
沢山の月日が流れても光は見つからなかった。どれだけ走っても、どれだけ歩いても、どれだけ叫んでも、どれだけ泣いても一筋の光さえ見つからなかった
何度瞬きしても辺りは暗いまま、もういっその事死のうかと思っていた
でも私は諦めなかった、何度も何度も『助けて』と叫んだ
そうすれば誰か見つけてくれる気がしたから、私を光で照らしてくれる人が見つかると思ったから
…だがどれだけ時間が経っても光は見えなかった
あぁそっか、やっぱり神様なんて居ないんだ。そう思って座り込んだその時
「大丈夫?」
君の声が聞こえたんだ___
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