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「チッ、つまんね~。たく…本当最近の魔物弱すぎだっつーの。」
そうゴーレムを一撃で倒して彼は言った。
決してゴーレムは弱くない。ゴーレムはAランク級の魔物だから決してゴーレムは弱くない。
彼が強すぎるのだ。
彼はドル・カイル。
ランクA +の冒険者で職業は剣士をしている。
この世界の冒険者のランクは下からF、E、D、C、B、A -、A、A +、S、S +の10段階。
それなら彼はS +級ぐらいなのではと思うかもしれない。
確かに彼は攻撃力や体力だけならS級で彼の右に出るものはいないだろう。
だがこの国では、Sランク以上に上がるには、協調性を必要とするため、ソロで冒険者をやっている彼はまだランクA +状態というわけだ。
これだけ強ければ、パーティに誘われるのではと思うかもしれないが、彼は気性が荒いと国では有名な人物なので、誰もパーティに入れたがらない。それに彼自身、他者に獲物をとられることを嫌ってるため、今までパーティに入りたがらなかった。
そんな彼が強そうな魔物の討伐依頼を探しにギルドに訪れたところ、ちょうど国の端でドラゴンが出たらしい。
(お、おもしろそうなもんがあんじゃねぇか。これなら手ごたえがあんだろう。)
そう思った彼は、この討伐依頼を受けるため、ボードに貼ってある紙を取ろうとしたところで、もう一つの手とぶつかった。
「あ?」
「ひっ…すみません…」
ぶつかった相手は、根暗で内気と国では有名なシエラ・イルカだった。
彼女もドルと同じく、ランクA +のソロ冒険者で職業は魔術士。
彼女の場合、普段は俯いて暗い感じだが、魔物を前にすると、人が変わったようにサクッと大抵の魔物を一撃で倒す。
彼女もドルと同じで、自分の獲物をとられることを嫌うためパーティには入りたがらない。
なので、協調性がないと判断され、ランクA +になっている。
だが、彼女の魔術の素晴らしさでは、右に出るものはいないだろう。
この2人がタッグを組めば世界最強のチームになるだろう。
だが、今まで彼らが組むことはなかった。
なぜなら、彼らがお互いに興味が無かったからだ。
そして今回偶然出会った。
「離せよ、これは、俺様の獲物だ。」
「えっと…何言ってるんですか…?これはぼ…私の獲物ですよ…?」
シエラは内気ではあるが、狙った獲物は逃さない主義だった。
「は?お前こそ何言ってんの。これは俺がやんだよ。」
「でも先にとったのは私です。」
こうして、2人のケン…物語が始まった。
そうゴーレムを一撃で倒して彼は言った。
決してゴーレムは弱くない。ゴーレムはAランク級の魔物だから決してゴーレムは弱くない。
彼が強すぎるのだ。
彼はドル・カイル。
ランクA +の冒険者で職業は剣士をしている。
この世界の冒険者のランクは下からF、E、D、C、B、A -、A、A +、S、S +の10段階。
それなら彼はS +級ぐらいなのではと思うかもしれない。
確かに彼は攻撃力や体力だけならS級で彼の右に出るものはいないだろう。
だがこの国では、Sランク以上に上がるには、協調性を必要とするため、ソロで冒険者をやっている彼はまだランクA +状態というわけだ。
これだけ強ければ、パーティに誘われるのではと思うかもしれないが、彼は気性が荒いと国では有名な人物なので、誰もパーティに入れたがらない。それに彼自身、他者に獲物をとられることを嫌ってるため、今までパーティに入りたがらなかった。
そんな彼が強そうな魔物の討伐依頼を探しにギルドに訪れたところ、ちょうど国の端でドラゴンが出たらしい。
(お、おもしろそうなもんがあんじゃねぇか。これなら手ごたえがあんだろう。)
そう思った彼は、この討伐依頼を受けるため、ボードに貼ってある紙を取ろうとしたところで、もう一つの手とぶつかった。
「あ?」
「ひっ…すみません…」
ぶつかった相手は、根暗で内気と国では有名なシエラ・イルカだった。
彼女もドルと同じく、ランクA +のソロ冒険者で職業は魔術士。
彼女の場合、普段は俯いて暗い感じだが、魔物を前にすると、人が変わったようにサクッと大抵の魔物を一撃で倒す。
彼女もドルと同じで、自分の獲物をとられることを嫌うためパーティには入りたがらない。
なので、協調性がないと判断され、ランクA +になっている。
だが、彼女の魔術の素晴らしさでは、右に出るものはいないだろう。
この2人がタッグを組めば世界最強のチームになるだろう。
だが、今まで彼らが組むことはなかった。
なぜなら、彼らがお互いに興味が無かったからだ。
そして今回偶然出会った。
「離せよ、これは、俺様の獲物だ。」
「えっと…何言ってるんですか…?これはぼ…私の獲物ですよ…?」
シエラは内気ではあるが、狙った獲物は逃さない主義だった。
「は?お前こそ何言ってんの。これは俺がやんだよ。」
「でも先にとったのは私です。」
こうして、2人のケン…物語が始まった。
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