ボクのコイビト

RU

文字の大きさ
上 下
11 / 11

FA貰えてしまったよぅううう!(絶叫)

しおりを挟む


 ツイッターで、「#このタグを載せている文字書きさんは自分の文章を絵にしてもらえるの大歓迎」ってタグが出回っていて、期待と絶望表裏一体のトンデモタグだなぁって思ったんですが。
 なんと! 絶望がときめきに一転しました!
 うひょ~~~、ハリネズミ様(@hari_nezumi2020)ありがとうございますぅぅぅ!
喜びの舞から、五体投地で、床をゴロゴロ転げて回っております。


 イラストを贈って頂いた折り「もしかしてパパとシュウイチさんは前からそういう関係にあったとかですか…?」ってご質問を頂いたので、以下はその辺りの、回収しきれなかった伏線の話。

・シュウイチの怪我の原因。
 シュウイチさんがパパ(以下ハルカ)に感心がアリそうな発言をしたのは、彼が元々ミュージシャンだったからです。
 ちょいと名の売れたバンドのヴォーカルで、元はそのバンドのギタリストとデキておりました。
 が、ツアー移動中のバスが山道で転落、死者と重軽傷者の出る大きな事故になり、その時にシュウイチさんもイロイロと不具合のある身体になってしまいます。
 リハビリで、自分の身の回りの事ぐらいは出来るまでに回復しましたが、事故で負った心の傷は癒せぬままに、引退を決意して、ハルカとカナタが暮らしているマンションを購入しました。
 マンション収入と、時々来るソングライターとしての仕事、それに印税などで暮らしています。

・シュウイチさんの心の傷。
 上記の事故の時。
 恋人であるギタリストは、シュウイチさんをかばっています。
 逆さになったバスの中、ギタリストはシュウイチさんを抱きしめた格好で命を落とし、シュウイチさんは徐々に冷たくなっていく恋人の体に、絶望感やら無力感やらを感じてしまったワケです。

・ハルカにとシュウイチさんの関係。
 シュウイチさんは、前述の通りちょいと有名なバンドのヴォーカル=芸能人人気歌手ってヒトです。
 一方のハルカは、一般人。
 シュウイチさんのステージを見て、自分もミュージシャンになりたいと志しました。
 ですから自宅に帰って、そこに憧れのヒトがいたので、どひゃっと驚き、おかしな行動を取って、カナタに不審な顔をされたのです。
 ですがコミュ力が高く、次々とオンナ(じゃない場合もある)をとっかえひっかえしてきたオトコなので、早々にシュウイチさんを口説きに行きます。
 シュウイチさんはシュウイチさんで、心の傷や思い通りに動かない自分の体の事などもあって、やや自暴自棄に近い心理状態にあったため、ハルカの誘いに直ぐにも応じました。

 以上、カナタ(子供)の視点からではワカラナイ「大人の事情」でした。
 これらの伏線は、ハルカ視点の続編で回収する予定だったんですが、サイトに掲載した当時はあまり人気が無かったので、手つかずで放置になった次第です。
 ちなみカナタの母親は、かなりの美人なモデルさんで、大物プロデューサーとイイ感じになったので、「ハルカの子だから、カナタにしといたワ」と言い残し、早々に子供を元カレのハルカのところに置いてっちゃったヒトです。


 長々と、裏話語ってすみません。
 ハリネズミ様、かわええシュウイチさんを、ありがとうございました!
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...