~神のミスで転移したんですけど勇者が弟子にしてくださいと言ったので弟子にしてみた~

ユリカ

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◇◆王城でパーティー◆◇

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今回は長めに書きました(笑)
更新が不定期過ぎる……m(*_ _)m
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                   ◇◆王城でパーティー◆◇


コケーゴココココッ!!!
とコッコの朝の鳴き声が聞こえる。なんとも歯切れの悪い……
コッコは鶏みたいな鳴き方で姿をしているが空を飛べて何よりでかい。
あれはまじでビビる……見た目が鶏だろ?それも地球では一番大きいというブラーマって種類の。あれブラマだっけ?まぁどっちでもいいや。
一度ネットで見た事があるだけだが…あれででかいと思ったらこっちではもっとでかかった(笑)。
って何話してるんだ?
「起きるか……」
顔を洗い髪の毛を整えて洗面所から出てくると部屋から三人と一匹が出てきた。
「おはよう、リリオネ、チサ、ラビ、クアリス」
「おはようございます!師匠」
「おはよう~ぴょん!」
「……ん~おはようございます……ますたー」
「キュ……ィ……zzz…」
朝に強いリリオネとラビからは元気な挨拶が返ってくる。朝に弱いチサとクアリスはまだまだ頭が働いてないのか挨拶にはきがない。
チサも今にも二度寝しそうな感じだが……クアリスは……寝た!?まさかの二度寝!?
「あらあら…クアリスちゃん寝ちゃいましたね。」
「二度寝ぴょん!でもクアリスちゃん、起きないと朝ご飯食べれないぴょんよ!」
「くありすちゃんが寝てる……私も…ねます……」
「チサちゃん寝ちゃいけませんよ!今から朝ご飯食べに行くんですよ!クアリスちゃんも起きて下さい。」
「そうぴょん!朝ご飯食べれなくなるぴょんよ!」
必死に二人がチサとクアリスを起こそうと頑張っている。
俺は起こすのに参加はしない、見ている方が楽しいからだ。
チサがクアリスをぬいぐるみのように抱き抱えてその周りでリリオネとラビが頑張っているんだぞ?和むじゃないか(笑)
暫くリリオネ&ラビVSチサ&クアリスの格闘が続いた。
やっと目が覚めだし頭が回転し出したチサとクアリスは洗面所にリリオネに連れられて行った。
「いつも思うがリリオネはチサとクアリスのお姉さんみたいな立ち位置だな。」
「私は何役ぴょん?」
「ラビはお母さんかな?料理上手いし、しっかりしているし─まぁ…ちょっとおっちょこちょいな所もあるけど(笑)」
と俺は返事を返す。
家事全般が出来て、料理も美味いし、戦闘もこなせて、ある意味俺達の中で一番ラビが凄いんじゃないかと思う。
「おっちょこちょいは余計ぴょん!でもお母さんは嬉しいぴょん……♪」
とラビはお母さんって言われたのが嬉しいのかニコニコ微笑み鼻歌を歌い洗面所にスキップして行った。


───全員の準備が完了

昼食や夕食を沢山食べれる様にする為に朝食はサッと済ませた。



───正午前

部屋で寛いでいると部屋の扉がノックされた。
”どうぞ“っと俺は返事を返しマーサさんが一礼をして入ってきた。
「カズキ様、馬車がお見えになりました─。」
「もうそんな時間か。さて行くぞ!」
「はい!師匠!」
「ご飯!ご飯!楽しみぴょん!」
「行きましょうマスター!」
「キュイ!キュイ!」
俺がマーサさんと話している際にリリオネ達は片付けをしていたのか出る時には出していたコップ類が棚にかたつ部屋が綺麗になっていた。

「カズキ様、リリオネ様、ラビ様、チサ様、クアリス様お久しぶりでございます。」
と言い、ナナはスっと綺麗なお辞儀をする。
「昨日ぶりだなナナさん。」
「一日ぶりですね!」
「昨日ぶりぴょん!」
「お久しぶりです!」
「キュイ!キュイ!」
と挨拶を交わす。クアリスに限ってはチサの腕の中から飛び出して、ナナさんの胸の中へと飛び込み上目遣いで可愛らしく鳴く。
ナナさんもクアリスを見て微笑み撫でる。
”キュ~イ~“と目を細め気持ち良さそうに鳴く。ナナさんの尻尾もゆらゆらと揺れていて可愛いい。

「ナナさん、そろそろいいか?」
「…ッ!失礼致しました……」
「いやそこまで畏まらなくていいから(笑)クアリスのその仕草には皆同じ事したから大丈夫だよ、な?」
「はい!クアリスちゃんは可愛すぎです!」
「撫でるの止められないぴょん!」
「クアリスちゃんは暖かいですし、肌触りもツルツルしていてやめられないですよね!」
とナナさんをフォローするリリオネ、ラビ、チサ。
クアリスは触るとザラザラしていなくて丁寧に磨き上げた水晶の様にツルツルしていて見た目は冷たそうと思えば触ると暖かい。そして可愛い!クアリス以上はいないと俺は思っている。
その後暫くはナナさんがしゅんと耳が垂れていたがクアリスが元気にしてくれた。

王城───謁見の間
王城に着くとラクシさんが門の前で待っており、謁見の間までの案内人として付いてくれるそうだ。ナナさんとはここでお別れの様で馬車を走らせて行ってしまった。
長い廊下をひたすらに歩く。床は白葉石と呼ばれる大理石に似た感じの白い床でアーチ状の形をした廊下だった。壁には絵が飾られ、綺麗な花が高そうな花瓶に生けられていた。
それがここまでの俺の感想だ。要するにめちゃくちゃ豪華だがシンプルだと言いたいだけだ。
「我らが国王アルギュロス・カルデア様──勇者リリオネ・ラ・アルフォード、その師匠であるカズキ・カミザキ、そしてパーティーメンバーであるラビ、チサをお連れ致しました。」
ラクシさんが重量感のある扉を開け、片膝をつき頭を下げる。
「良くまいられた……此度の功績は我が国にとって絶大である─心から御礼申し上げる。貴殿らの為に食事を用意した、存分に楽しむといい。して─カズキとやらは儂と着いてこい。」
「まさか……」
ラクシさんの方を見ると何故か頭に手を当ててはぁ…とため息を吐いている。
こっちの国王も戦闘狂かよ!
«マスターこちらでサポート致しますので!»
«頼む…ラジルさんに聞いていたがまさかここまで戦闘狂だったとは……»
«地球の言葉で言うと類は友を呼ぶですね!»
«まさにそれだな(笑) じゃあ行ってくる»
«楽しんでくださいね!»
チサとの念話を済まし国王の後をついて行った。
てか誰も護衛に付いて無いっておかしくね?
そう疑問に思う俺であった────。


練習場(国王専用) ──

「さて、ラジルから聞いている。最初から全力でやらせてもらうぞ、良いか?」
「あぁ…武器は使うか?」
「儂は拳で闘うのが一番性にあっているのだ」
「じゃあ俺は魔法が一番性にあっているから魔法でいくぞ?」
「構わん、儂も多少は魔法は使えるからな」

互いに距離を置く。
「では行くぞ!」
「何時でもいいぞ!」
«鑑定します───完了しました。ラジル王とレベル差程は変わらない様です。いつもの設定に変更します───。»
チサの声が頭に響きステータスが調整された感覚がくる。なんて言ったらいいんだろうな…ふわぁっ脱力るする感じ?力が抜ける感じ?まぁそんなところだ。

「«豹の一撃!!»」
ドカーンッ!!!と今までいた地面がにクレーターが一つ出来上がる。
「«岩弾(ロック・バレット)!»」
避けた後、すかさず魔法を放ち反撃を開始する。
「あまい!たかだか石礫如きで儂に傷が付けれるとでも思ったか?«豹の一撃!»」
獣王は飛んできた岩を拳で粉々にする。
え……岩なんだけど……石礫って……えぇー
まじかよ……
「次は儂からだ!«豹の鉤爪!»」
「«シールド!»«火の槍(ファイヤーランス)!»」
「ではこれはどうだ…«獣化!»」
獣王の姿が変化していく。
鋭い牙が生え、身体が一回り大きくなり、淡黄色から金色に変化する。
「それ使ってもいいのか?仲間から疲れるからおいそれと使うものじゃないと聞いたが?」
「儂くらいになれば少し休めば直ぐに治る!それにの、最近ラジル王ともやり合ってなかったからな!彼奴こんな楽しい事を独り占めしおって!」
獣王は攻撃をしながらも説明?してくれる。てか愚痴が殆どだけど。
十分程やり合っているだろうか?まぁそろそろお腹空いたし終わりにするか。
「だが俺も早く昼食食べたいんでな─これで終わらして貰うぞ?«フラッシュ»«極零氷殺(ゼロフールフィル)»」
「ナッ!?」
獣王はフラッシュにより目をやられその隙をつかれて氷漬けにされた。
「俺の勝ちだな」
「く……クハハッ!!!良いぞ!良いぞ!カズキとやら!これ程までに全力を出したのはいつぶりだったか!」
氷から出るなりそう言い放ち豪快に笑う獣王。
「もういいか?アギュ…アルギュ…」
「アルで良いぞ、ラジル王にもそう呼ぶからな!」
「じゃあアルさんで、俺も食べに行っていいか?」
「ちと待っておれ、案内人を呼ぶ。」
そう言って立ち上がったアルさんはベルを鳴らし人を呼ぶ。
俺は呼ばれた人の後を追ってリリオネ達がいる場所へ向かった。
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