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◇◆馬車の旅1◇◆
しおりを挟むいつもより長いです!
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◇◆馬車の旅1◇◆
王都まではワープで行きそこから途中2,3の村や街に立ち寄り食料などを調達した。
そしてアルデスを出発してから七日が経った。
「マスター後三日程で獣人の国の国境に入ります」
「そうか チサ国境を越えてから一番近い村は何処だ?」
「えーとですね… 国境を越えてから一番近い村はカルン村です」
「どんな村なんだ?」
「大きい村で農業が盛んで賑わいのある村と情報にあります」
とそうチサが和樹の質問に答える。
「私その村知っているぴょん!お隣のお隣の村だぴょん!」
と和樹とチサが馬車の中でそんな話をしていると聞こえたのか御者台でリリオネに馬車の操り方を教わっていたラビが小さい窓から顔を覗かせ話に入ってきた。
「ラビそうなのか?」
「お友達もいるぴょん!その村は村なのに大きいぴょん!」
「へぇ~それは楽しみだ」
と和樹が返すとラビは楽しみだと言わんばかりの笑みを浮かべまたリリオネに続きを教わりだした。
それから数時間が経ち昼頃になったので和樹はリリオネとラビに“ここで休憩しよう”と言って馬車を止めた。
和樹は眠っているチサをつんつん頬っぺたをたつついて起こしチサの近くで寝ていたクアリスも起こす。
「チサ~お昼だぞ~起きろ クアリスも起きろ~」つんつん…
「………(´-ω-`)ムニャ…ごはん?」「キュイ…?」
「そうだご飯だぞ」
「食べます…ふぁ~( ´⚰︎` )おはようございますマスター…」「キュイ~…」
とチサとクアリスが言い起きる。
和樹はそれに応えて“おはよう”と言う。
それからチサとクアリスを連れて和樹は馬車から降りた。
外ではリリオネとラビがシートを敷いて待っていた。
「カズキ~お昼早く出すぴょん」
とラビが言ってくるので和樹は朝からラビが作り起きしたサンドイッチとスープをアイテムボックスから出す。
ラビはそれを受け取り“ありがとうだぴょん”
と言ってシートに座り直す。
「食べるか!いただきます!」
「「「いただきます(ぴょん!)」」」
「キュイ!」
と和樹達はお昼ご飯を食べ始める。
サンドイッチの種類は卵サンド,野菜たっぷりサンド,オーク肉のカツサンド,フルーツサンド
等などでスープはコンスープとお豆たっぷりのトマトスープだ。
「流石ラビだな めっちゃ美味いぞ!」
「流石です!ラビさん」
「ラビちゃん美味しいです!」
「キュイッ!」
「よかったぴょん!////」
とみんなに自分の料理がとても美味しいと言われてラビは照れている。
ゆっくりと休憩した後和樹達はまた出発した。
カタコトカタコト…と馬車が走る音だけが響く。
今は和樹がクアリスを隣に座らせて一緒に御者台で馬車を操作している。リリオネとチサ,ラビは馬車の中でお昼寝中だ。
「のどかだなぁ~モンスターが全然出ないからゆっくりのんびり行けるのは良いんだけどな 暇すぎる…」
「キュイ?」
とクアリスは“なに?”と言う顔をして首を傾げている。
「お前には分からないよな…」
とクアリスを撫で撫でして和樹はそう言う。
プルプルプル…っと携帯がなっているのに気がついた。
「神様からだ…もしもし」
『久しぶりじゃなぁ和樹 元気にしとるようじゃな』
「元気だよ それでどうしたんだ?電話なんかしてきて」
『ほれ前に虹の卵が孵化したとメールくれたじゃろう、直ぐに電話しようと思ったんじゃがちと忙しかったのでなそれで丁度暇になったから電話をかけたのじゃ』
「なるほどな」
『その後どうじゃ?なんて名前じゃったかの~く…クア「クアリスだ」そうクアリスの様子は』
「特に変わった事は何もないぞ 普通にご飯も食べるしな。」
『それでな…わしメールを見たあとアルカンシェルドラゴンに会いに行ったのじゃよ』
「それでどうだったんだ?」
『アルカンシェルドラゴンによるとな、ご飯は人の物でいいらしいのじゃそれか魔石を食べさせるのでも良いと言っていたのじゃよ 』
「へぇ~魔石でも良いのか」
と言ってクアリスを見る。
『してそっちの暮らしには慣れたかの?』
「まぁ慣れてきたな…リリオネもチサもラビも居るしな後クアリスもな」
と電話をしながら和樹はクアリスを撫でる。
『それじゃったら良いのじゃ 偶に見ているからの~楽しく過ごすのじゃよ 』
「あぁ…」
『さらばなのじゃ』
「じゃぁな…」
と最後の挨拶を交わし神様との電話を切った。
夕方になるとリリオネが一番最初に目が覚めて馬車の小窓から顔をだした。
「おはようございます師匠」
「よく眠れたか?」
「はい よく眠れました」
「チサとラビも起こしてくれないか 今日はここら辺で野宿する」
と和樹がお願いするとリリオネは“分かりました ”と言って窓を閉めた。
和樹はそれを聞くと馬を止めた。
御者台から降りた和樹はラビの料理セットをアイテムボックスから机や椅子と共に出す。
「おはようだぴょん…ふぁ~」
「マスター…おはようございます…ふぁ~」
と言いリリオネに連れられ二人が馬車から降りてきた。
「二人ともおはよ 夕方だけどな」
「師匠私は周りに魔獣などが居ないか一応見てきますね」
「俺も一緒に行く チサとラビは夕飯の準備をしといてくれ」
と和樹は二人に言いリリオネと見回りをしに行く。
見回り中…
「こうして二人きりで居るのも久しぶりだな」
と和樹が話し出した。
「そうですね 今はチサちゃんもラビちゃんも居ますからね」
「リリオネのとの出会いを思い出すな 魔物から逃げている時に助けていきなり弟子にしてくださいって言った時は驚いたぜ」
「その時、直感的に師匠の弟子になれば強くなれると思ったんです…その後自分でも何言っているんだろ!って思いました。でも師匠はいいぞと言ってくれた時はほんとに嬉しかったです。それに今ではチサちゃんやラビちゃんクアリスちゃんも居てとても楽しいんです。師匠と出会えてほんとに良かったです。」
とリリオネは言い夕陽を背に微笑んだ。それを見て和樹は顔を赤くした。
「師匠?顔が赤いですよ?」
「ゆっ…夕陽のせいだろ…」
と言い和樹は後ろを向く。
リリオネは“そうなんですね”と答えてまた辺りを見渡している。
「師匠、魔物もいないことですし見回りもこの辺にして戻りましょうか」
「そっ…そうだな」
と和樹はリリオネの方を見ずにそう答える。
リリオネは“行きますよ~”と言って歩いていく。
「ヤバすぎだろ…」
と和樹は吐きその後を追う。
「カズキ、リリオネご飯出来てるぴょんよ~」
とラビが戻ってきたリリオネと和樹にそう言う。
「美味そうな匂いだな!今日は何なんだ?」
「美味しそうな匂いです」
「今日はパンとシチューとフルーツぴょん」
「おおっ!!シチューとフルーツか!」
と和樹は喜ぶ。
皆が座ると和樹が“いただきます!”と言うと三人も“いただきます!(ぴょん)”と言って食べ始める。
楽しくご飯を食べた後は皆で国境を抜けてカルン村に着いてからの事を少し話し合った。
その後和樹達は四方に結界石を置いて眠ることにした。
こうして一日が終った。
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チサが殆ど寝ている件…寝る子は育つってよく言うしね!いいか!
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