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第3章
貴方、なんでいるの?①
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...どうして毎日毎日ここにいるのだろうか。毎日来て飽きないのかな?
......ねぇ、殿下。
はい。私は毎日来る殿下に少なからずうんざりしております今日この頃。
初めて会ってから(転生してから)約一年で時間がたつたびにここにいる時間が増えている。貴方、仕事はどうしたのですか?しかもなんかどんどん私に対して甘くなってる気がする...
「殿下、お忙しいのではなくて?」
と言葉を変えて聞いてみたら...
「あぁ、それは心配には及ばん。やるべきことは大分前にパパッと終わらせたからな!」
...だからいつやってんだよ!?
_____________________________________________
ここ一年で起こったことの中で一番大変だったのが時空間魔法についてばれて、なし崩し的に私が凄く魔法が使えることがばれてしまったことだ。(遠い目)
私が時空間魔法で創った空間の中でいつも通り練習していたがついついやり過ぎちゃって戻ってくるのが遅くなってしまったのだ。そして戻ったらそこには顎をあんぐりと開けている殿下がいた。
「アリス、君はいったい...?」
「え!?いや!あ、の、その!違うんです!(?)」
「...なにがだい?」
「うっ...」
「君が魔法を使えるということはわかったよ。」
「...そうですk...「だが」...?」
とため息交じりで答えて、安心したのもつかの間、
「これでも結構長い間一緒にいたのにずっと隠されてきたなんてなぁ...僕悲しい。」
としょんぼりした顔で俯いていたので
「も、申し訳ございません!殿下!」
「...でもなぁ、うっかり喋っちゃうてしまうかもなぁ...」
「グッ...出来ることならなんでもいたしますから...!」
それだけは!と口を滑らせてから気づいた...
......殿下の口が吊り上がっていたことに。嵌められた!
「あっ...」
「なんでも...するって?」
「いや!その、これは違くて!」
「なら王子である僕に嘘ついたの?」
不敬罪になるよね?と脅されれば
「うっ......なんでも、いたします......ボソッ」
と答えてしまう訳で......
「ふふっ、いい心構えだね。」
「じゃあ今度から僕も空間の中に入れてよ。」
「え?それだけですか?」
「なに?他にもなにか言って欲しかっ「いいえ!」」
被せ気味に答えたがこれぐらいいいだろう。
この極悪人め!!
......ねぇ、殿下。
はい。私は毎日来る殿下に少なからずうんざりしております今日この頃。
初めて会ってから(転生してから)約一年で時間がたつたびにここにいる時間が増えている。貴方、仕事はどうしたのですか?しかもなんかどんどん私に対して甘くなってる気がする...
「殿下、お忙しいのではなくて?」
と言葉を変えて聞いてみたら...
「あぁ、それは心配には及ばん。やるべきことは大分前にパパッと終わらせたからな!」
...だからいつやってんだよ!?
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ここ一年で起こったことの中で一番大変だったのが時空間魔法についてばれて、なし崩し的に私が凄く魔法が使えることがばれてしまったことだ。(遠い目)
私が時空間魔法で創った空間の中でいつも通り練習していたがついついやり過ぎちゃって戻ってくるのが遅くなってしまったのだ。そして戻ったらそこには顎をあんぐりと開けている殿下がいた。
「アリス、君はいったい...?」
「え!?いや!あ、の、その!違うんです!(?)」
「...なにがだい?」
「うっ...」
「君が魔法を使えるということはわかったよ。」
「...そうですk...「だが」...?」
とため息交じりで答えて、安心したのもつかの間、
「これでも結構長い間一緒にいたのにずっと隠されてきたなんてなぁ...僕悲しい。」
としょんぼりした顔で俯いていたので
「も、申し訳ございません!殿下!」
「...でもなぁ、うっかり喋っちゃうてしまうかもなぁ...」
「グッ...出来ることならなんでもいたしますから...!」
それだけは!と口を滑らせてから気づいた...
......殿下の口が吊り上がっていたことに。嵌められた!
「あっ...」
「なんでも...するって?」
「いや!その、これは違くて!」
「なら王子である僕に嘘ついたの?」
不敬罪になるよね?と脅されれば
「うっ......なんでも、いたします......ボソッ」
と答えてしまう訳で......
「ふふっ、いい心構えだね。」
「じゃあ今度から僕も空間の中に入れてよ。」
「え?それだけですか?」
「なに?他にもなにか言って欲しかっ「いいえ!」」
被せ気味に答えたがこれぐらいいいだろう。
この極悪人め!!
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