裏社会の令嬢

つっちー

文字の大きさ
上 下
27 / 84
第3章

仕事の見学をさせてもらいますわ!

しおりを挟む
私がステータスを唸りながら見ているとみんなが近寄ってきて「ステータスを見せてください!」って言ってきた。



.........どうしよう、果たしてを見せても良いものだろうか......。



とりあえず見せてみることにした。




「「「「..................」」」」


「............」


私のステータスを見た途端にさっきまでの騒がしさが消え、ついでに笑顔までも消えた。


...見せなければよかったかな...?


「............すごい...ボソッ」


「え?」


「すごいよ!アリス様スッゴい強いんだね!!」


とクレアが言った。


「これは......天才...ってやつ...?」


「ち、違うよ...!」

珍しくセナが言葉を発した。何に興味を持つのか調べてみるのもいいかも。


「確かに、流石我らが団長だな!」


「ミリアーネまで...!」


「そうそう、可愛くて強いって最早最強といっても過言じゃないよ!!」


「過言だよ!///」


私のことを狙うような目で見てきたニーナがそう言うから私はすぐにツッコんでしまった。照れちゃったのを隠す意味合いも含めて少し強めに言ったつもりだ。


だが.........




((((かわいい!!尊死しちゃう......!!))))



と彼女らは思っていたためそんな意図は全く伝わらなかった。




_____________________________________________

ステータスについてはさておき、落ち着いてきた私達は今後についての話をしていた。



「...今後についての話なんだけどさ」


「なんでしょうか」


「皆の仕事ぶりを見学したいなぁなんて...」


「「「「いいですよ(どうぞ)!!」」」」


「ひっ...」


...いまだに慣れないなぁ、でも、出ちゃう声は小さくなってる!...これは人類わたしの進歩である...!キリッ

そしていつものごとく
((((n回目))))
となっていた。


「なら、今夜見学しますか?」


「え?いいの?」


「はい、いいですよ?」


「やったー!」


目を輝かせながら喜ぶ私にマリアが一言


「ですが、私達の今の仕事はせいぜい盗賊を捕らえるぐらいですよ?」


「それでもいいの!皆の姿を見てみたいからね!」


「あ、アリス様...!」


「ぜひ、その目に焼き付けてください!」


「え...?ええ...」


な、なんで皆やる気上がってんの?ま、まぁいいか。


私は美少女達が一生懸命働く姿を...とこれ以上はいけませんね!






...さあ見学の始まりですわね!



と意気込んだはいいけど一旦家に帰ることにした。帰らないとうるさい人たちが一人二人三人四人といますからね!
しおりを挟む

処理中です...