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第5章
冒険者としての私達①
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あの訓練の後、私とマリアは我が家に帰ってきた。ミリアーネ達はまだ訓練するそうだ。ミリアーネ達曰く”あんなの見せられたらやる気出るだろ”との事。...元気だなぁ.........
─────────────────────
ファーロスト家にて
今は夕食を食べている。
「...アリス、最近よく出掛けているが何をしているんだ?」
イケおじである私のお父様、ランドルクが問う。
「......視察...ですわ...」
「......そう、か...」
一瞬しょんぼりした様な顔をして夕食を食べるお父様。きっと何かに気づいているけど敢えて聞かないでくれたのでしょう。
...ごめんなさい、お父様。
「「......」」
「...あっ!そうだ───」
「───!──」
「──」
──
その様子を見ていた2人、お母様とお兄様が気遣ってくれたのか話題を出してくれた。今更だがいい家庭に恵まれたなぁ...。
夜中、月が頂上に登る頃。私はネグリジェの上から上着を羽織り、ベランダに出ていた。...寒いからね。
外は、月明かりの下に照らされて、大分明るかった。
「...どうにかならないかなぁ......」
ベランダの手摺に体を預け、月を見上げながら考えている事は訓練中の最後に使った【時ヲ司ル者】、これをどうにか出来ないかどうかを考えていたのだ。
...あれは確かに強い。
だが、最終奥義みたいで1度使うとかなり疲弊して魔法が使えなくなってしまう欠点があったのだ。
...まぁ、魔力が大量に消費されるからだろうけど。
今はまだ、使いこなせていない。
そう感じざるを得ない戦いだったと今でも思う。
「...まだまだ、かなぁ」
よし!
これから夜は【時ヲ司ル者】の特訓をしよう!
そうと決まれば早速やろうかな!
そうして夜は老けていった......
────
──
─
翌日、私達は朝から冒険者ギルドにいた。
私達は依頼掲示板からある商業団の護衛と書かれた紙を剥がし、受付に提出した。
難易度はA、私達のランクはBなので1つ上のランクの依頼だ。
依頼内容は先述の通り、ある商業団の護衛。
最近よく王都で聞く名前の団だった。そのせいか、報酬も豪華で複数のパーティを雇っているようだった。
まぁ、マリアが居るから正直私とマリアの2人だけでもいいんだけどね。
期間は行きと帰りでそれぞれ1週間。で、間に3日程滞在する予定になっている。
時間はちょうど今日の朝9時あたりから。今はまだ7時頃だから間に合うね!
行き先はこの王都から南西、前に行ったことのあるクリーウス町の真反対に約500km進んだ所にあるエルリンの森と呼ばれる場所の近くにある第2の王都と呼ばれる都セイルチリアだ。
第2の王都と呼ばれるだけあって、この王都にも負けないぐらいの人が集まる場所だ。
エルリンの森という場所では前世の記憶にある、エルフという種族が暮らしているそうだ。
...正直に言うと、めっちゃ楽しみ。
だって前世の記憶だとエルフは皆美形なんでしょ!?いやぁ~1度見てみたいと思ってたんだよね~!
「......」
歩きながらチラッとマリアを見ると無言で何か考え事をしていた。でも、何だかその足取りは愉快そうな感じだった。
...マリアもエルフを見てみたいのかな?
あっ、でもこの依頼は結構時間が掛かりそうだから家に居れないなぁ、マリアの分身に変装頼むか...
あっ、ついでに新しい...のもだけどマリア戦の時に使った黒の魔法銃:Grim Reaperの他属性版を作っとこうかな!
──紅の魔法銃:Phoenix
──翠の魔法銃:Providence
──蒼の魔法銃:Poseidon
──白の魔法銃:Seraph
この銃は、ちょっとした仕掛けがあってね~...まぁ、それはいつか使うよ♪
で、新しいのは...やっぱり今度でいいか!
...よしっ!これで準備ばっちし!後はマリアの分身に私の闇黒魔法と聖光魔法で私にして...
...いざ参る!!
......言ってみたかったんだよね...笑
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ファーロスト家にて
今は夕食を食べている。
「...アリス、最近よく出掛けているが何をしているんだ?」
イケおじである私のお父様、ランドルクが問う。
「......視察...ですわ...」
「......そう、か...」
一瞬しょんぼりした様な顔をして夕食を食べるお父様。きっと何かに気づいているけど敢えて聞かないでくれたのでしょう。
...ごめんなさい、お父様。
「「......」」
「...あっ!そうだ───」
「───!──」
「──」
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その様子を見ていた2人、お母様とお兄様が気遣ってくれたのか話題を出してくれた。今更だがいい家庭に恵まれたなぁ...。
夜中、月が頂上に登る頃。私はネグリジェの上から上着を羽織り、ベランダに出ていた。...寒いからね。
外は、月明かりの下に照らされて、大分明るかった。
「...どうにかならないかなぁ......」
ベランダの手摺に体を預け、月を見上げながら考えている事は訓練中の最後に使った【時ヲ司ル者】、これをどうにか出来ないかどうかを考えていたのだ。
...あれは確かに強い。
だが、最終奥義みたいで1度使うとかなり疲弊して魔法が使えなくなってしまう欠点があったのだ。
...まぁ、魔力が大量に消費されるからだろうけど。
今はまだ、使いこなせていない。
そう感じざるを得ない戦いだったと今でも思う。
「...まだまだ、かなぁ」
よし!
これから夜は【時ヲ司ル者】の特訓をしよう!
そうと決まれば早速やろうかな!
そうして夜は老けていった......
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翌日、私達は朝から冒険者ギルドにいた。
私達は依頼掲示板からある商業団の護衛と書かれた紙を剥がし、受付に提出した。
難易度はA、私達のランクはBなので1つ上のランクの依頼だ。
依頼内容は先述の通り、ある商業団の護衛。
最近よく王都で聞く名前の団だった。そのせいか、報酬も豪華で複数のパーティを雇っているようだった。
まぁ、マリアが居るから正直私とマリアの2人だけでもいいんだけどね。
期間は行きと帰りでそれぞれ1週間。で、間に3日程滞在する予定になっている。
時間はちょうど今日の朝9時あたりから。今はまだ7時頃だから間に合うね!
行き先はこの王都から南西、前に行ったことのあるクリーウス町の真反対に約500km進んだ所にあるエルリンの森と呼ばれる場所の近くにある第2の王都と呼ばれる都セイルチリアだ。
第2の王都と呼ばれるだけあって、この王都にも負けないぐらいの人が集まる場所だ。
エルリンの森という場所では前世の記憶にある、エルフという種族が暮らしているそうだ。
...正直に言うと、めっちゃ楽しみ。
だって前世の記憶だとエルフは皆美形なんでしょ!?いやぁ~1度見てみたいと思ってたんだよね~!
「......」
歩きながらチラッとマリアを見ると無言で何か考え事をしていた。でも、何だかその足取りは愉快そうな感じだった。
...マリアもエルフを見てみたいのかな?
あっ、でもこの依頼は結構時間が掛かりそうだから家に居れないなぁ、マリアの分身に変装頼むか...
あっ、ついでに新しい...のもだけどマリア戦の時に使った黒の魔法銃:Grim Reaperの他属性版を作っとこうかな!
──紅の魔法銃:Phoenix
──翠の魔法銃:Providence
──蒼の魔法銃:Poseidon
──白の魔法銃:Seraph
この銃は、ちょっとした仕掛けがあってね~...まぁ、それはいつか使うよ♪
で、新しいのは...やっぱり今度でいいか!
...よしっ!これで準備ばっちし!後はマリアの分身に私の闇黒魔法と聖光魔法で私にして...
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