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第5章
冒険者としての私達⑧
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私達が出発してから僅か1分程で着いてしまった...。いや、速過ぎない?
確かに爽快感があって気持ち良かったけれども...
まぁ、そんな事よりも!
着いた場所は山の麓にある見た感じ結構大きそうな洞窟。...の入り口からちょっと離れた所にある木の裏。
当初は入り口で降りてそのまま入る予定だったけど、入り口の左右に見張り番のゴブリンが2人居たのだ。
普通、ゴブリンがそんな事をするはずが無いのから、洞窟の中にはすごい数のゴブリンがいて、さらにそれを纏め上げるゴブリンがいるという事になる。
...それだけなら倒せば良かったのだが、奴らはやけにいい装備を着用しているのだ。
だからちょっと様子見で奴らを観察する為に木の裏に着いたのだ。
「...マリア。どう思う?」
「...ダラダラせずにきちんと門番みたいな事をしているので、ゴブリンキング辺りが居るのは間違いないでしょう...。そして、装備が普通の物よりも上等な物なので、ゴブリンの中に生産者用スキルを持つ者が居るのかも知れません...。素材に関してはここの山の資源を使ったのでしょう。...この辺りの山は鉄鉱石がよく採れるそうですし。」
「...そうね...。」
ゴブリンキングとは、ゴブリンが進化し続けた先の最後に位置する最終進化先。体格はゴブリンが小柄な児童位だとすると、ホブゴブリンは大人サイズ。ゴブリンキングはその5倍以上、下手すれば10倍を超える者も居る。...もう小さな巨人だ。
ゴブリンキングは指揮能力を持ち、配下にいるゴブリン達を使役することが出来るのだ。正にその名に相応しいゴブリンの王。
因みに、ゴブリンキングまでの進化は
・ゴブリン
↓
・ホブゴブリン
↓
・ゴブリンソルジャー
↓
・ゴブリンジェネラル
↓
・ゴブリンキング
という順。
これはゴブリンキングまでの進化であり、この他にも、ゴブリンアーチャーやゴブリンメイジ等がいる。
ゴブリンキングが居るって事はその下のゴブリンジェネラルも居るかも知れない。
...これは面白そうだ...!
「...ねぇ、早く行こ...!」
「...!...気持ちは分かりますが...うぅ......いえ、行きましょうか...。」
「...よし!では早速...。」
「(そんな顔で言われたら...断れませんよ...全くアリス様ったら...)」
何かを耐えるような顔をしながらも許可をするマリア。なんでそんなに悶えてるのかも洞窟の中に入れる事の方が嬉しくて、忘れてしまった。
そうして2人とも違う表情を見せながら、同時に木の裏から消えた。
──パスッ!
──ザシュッ!
私は右側、マリアは反対側をそれぞれサプレッサー付きの魔銃とナイフで倒す。
「...入ろっか。」
「はい。」
静かに倒したので、他のゴブリンが来る心配はない。
私達は散歩をするかのように洞窟の中に入っていった。
洞窟には松明が刺さっていて明るかった。
私はこの洞窟の深さを知るために魔法陣を展開する。
「──反響定位」
──キィィィィンン......
この魔法は音の反響を利用した探知魔法。これでこの洞窟の全貌を理解した。
この洞窟は大きい主要な通路にいくつかの分かれ道があってそれぞれに結構な広さの部屋みたいなものがあった。主要な通路の最奥には、それらとは比にならない程大きな部屋があって、そこにゴブリンキングがいた。
......そして、その部屋のさらに奥...
小さい個室の中には人間の女性の反応があった。
...まだ死んでいないようだが、精神的にどうかは分からない。これは慎重にいかないと人質にとられる可能性がある。
「...人間の女性がいる。」
「...そうですか。これは慎重にいかないとですね...。」
「えぇ。」
──攻略開始!!
確かに爽快感があって気持ち良かったけれども...
まぁ、そんな事よりも!
着いた場所は山の麓にある見た感じ結構大きそうな洞窟。...の入り口からちょっと離れた所にある木の裏。
当初は入り口で降りてそのまま入る予定だったけど、入り口の左右に見張り番のゴブリンが2人居たのだ。
普通、ゴブリンがそんな事をするはずが無いのから、洞窟の中にはすごい数のゴブリンがいて、さらにそれを纏め上げるゴブリンがいるという事になる。
...それだけなら倒せば良かったのだが、奴らはやけにいい装備を着用しているのだ。
だからちょっと様子見で奴らを観察する為に木の裏に着いたのだ。
「...マリア。どう思う?」
「...ダラダラせずにきちんと門番みたいな事をしているので、ゴブリンキング辺りが居るのは間違いないでしょう...。そして、装備が普通の物よりも上等な物なので、ゴブリンの中に生産者用スキルを持つ者が居るのかも知れません...。素材に関してはここの山の資源を使ったのでしょう。...この辺りの山は鉄鉱石がよく採れるそうですし。」
「...そうね...。」
ゴブリンキングとは、ゴブリンが進化し続けた先の最後に位置する最終進化先。体格はゴブリンが小柄な児童位だとすると、ホブゴブリンは大人サイズ。ゴブリンキングはその5倍以上、下手すれば10倍を超える者も居る。...もう小さな巨人だ。
ゴブリンキングは指揮能力を持ち、配下にいるゴブリン達を使役することが出来るのだ。正にその名に相応しいゴブリンの王。
因みに、ゴブリンキングまでの進化は
・ゴブリン
↓
・ホブゴブリン
↓
・ゴブリンソルジャー
↓
・ゴブリンジェネラル
↓
・ゴブリンキング
という順。
これはゴブリンキングまでの進化であり、この他にも、ゴブリンアーチャーやゴブリンメイジ等がいる。
ゴブリンキングが居るって事はその下のゴブリンジェネラルも居るかも知れない。
...これは面白そうだ...!
「...ねぇ、早く行こ...!」
「...!...気持ちは分かりますが...うぅ......いえ、行きましょうか...。」
「...よし!では早速...。」
「(そんな顔で言われたら...断れませんよ...全くアリス様ったら...)」
何かを耐えるような顔をしながらも許可をするマリア。なんでそんなに悶えてるのかも洞窟の中に入れる事の方が嬉しくて、忘れてしまった。
そうして2人とも違う表情を見せながら、同時に木の裏から消えた。
──パスッ!
──ザシュッ!
私は右側、マリアは反対側をそれぞれサプレッサー付きの魔銃とナイフで倒す。
「...入ろっか。」
「はい。」
静かに倒したので、他のゴブリンが来る心配はない。
私達は散歩をするかのように洞窟の中に入っていった。
洞窟には松明が刺さっていて明るかった。
私はこの洞窟の深さを知るために魔法陣を展開する。
「──反響定位」
──キィィィィンン......
この魔法は音の反響を利用した探知魔法。これでこの洞窟の全貌を理解した。
この洞窟は大きい主要な通路にいくつかの分かれ道があってそれぞれに結構な広さの部屋みたいなものがあった。主要な通路の最奥には、それらとは比にならない程大きな部屋があって、そこにゴブリンキングがいた。
......そして、その部屋のさらに奥...
小さい個室の中には人間の女性の反応があった。
...まだ死んでいないようだが、精神的にどうかは分からない。これは慎重にいかないと人質にとられる可能性がある。
「...人間の女性がいる。」
「...そうですか。これは慎重にいかないとですね...。」
「えぇ。」
──攻略開始!!
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