裏社会の令嬢

つっちー

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第5章

第2の王都:セイルチリア

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私達はセイルチリアに入った。次の集合は3日後、朝の東門の外。



「では、また3日後よろしくお願いします!」



ペコリと頭を下げるナーテ商会一同。


「分かりました。では、また3日後に。」


とガンズがその見た目に似合わない丁寧な口調で返すのを私達2人は「......フッ」と鼻で笑ってしまった。


「なんだよ!」


直後睨んできたガンズ、私達は同時に目を逸らす。

他の3人は見慣れてるのかその事を口には出さなかった。





「じゃあまた3日後な!」
「はい。では。」
「じゃあね狐ちゃん達!」
「...」
「またね。アイリスちゃんとマリアちゃん♪」
「はい。」



手を振りながら別れた私達。


まずはこの街の観光だよね!





この街は王都よりも冒険者が沢山いた。
見た感じ、装備も上質で上級者が多いなと思った。

ここセイルチリアはエルリンの森が近いからか、冒険者の質も高いようだ。
エルリンの森は凶悪な魔物も多いと聞く。
それゆえだろう。



街は青の屋根で統一されていて、レンガ造りの建物が主だった。

この街は屋台も多く、歩いているとお肉特有のいい匂いがしてきた。
近寄ると香ばしい匂いが強くなる。
...焼き鳥だ...。...ジュルリ


「これ下さい。」
「はいよ!」
「...──」




...つい10本も買ってしまった。
まぁ、無限収納で保存出来るから良いけどね♪

早速1口目...


う、美味い...!!
前世の時から焼き鳥は大好きだったけどまさか今世で食べられるとは思ってなかったよ!
特にタレが美味しい!!

あっという間に1本分が無くなってしまった。
それはマリアも同じようで、何も刺さっていない串をお互い見合ってクスクスと笑いあった。


その後、他のお店を巡ったりして、観光はこれにて終了した。

次はエルフさん!
1目見てみたいって理由だけで護衛をした私達。観光が楽しくって結構時間を消費してしまった。




観光を楽しんだ私達はこの街に入ってきた東門から出て、そこから南にあるエルリンの森へ向かう。

森に近付くほど冒険者も増え、それと同時に魔物も強くなっていった。が、それより強い私達には関係ない。



暫く歩いて、エルリンの森に着いた。
2km程だろうか。結構近場にあるんだね...。

まぁ、それは良いとして、エルリンの森は木が鬱蒼としていた。もはや森じゃなくてジャングルだよね、これ......。


森に入るとさっきまでの魔物達が弱すぎるように感じる程、この森の魔物達が強くなっていた。
そりゃあ冒険者も強くなるよね。

で、この森の魔物は主に猿とかゴリラが多かった。

猿には色んな種類がいて、普通の、モンキー、ソードモンキー、などがいた。名前はマリアに聞いた。
モンキーはすばしっこくて、前世の猿と変わりなく、ただ、凄く攻撃的になって尻尾が2本になった版みたいな感じだった。
ソードモンキーは素早さが下がったけど、2本の尻尾が鋭利な刃物のようになっていて、それで攻撃してきた。
まだ、この2体しか見てないけど、この森は広いからそのうち他のモンキーも見られるでしょう。








...早くエルフさん達を見てみたいなぁ...。


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