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ハムスターに食わせる
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「お~よちよち、可愛いでちゅねぇ」
「おお、もう来ていたのか、今日ははやいな」
「ええ、昨日の夜、なんか寝れなくて徹夜してちゃって...、そのままここに来ちゃいました」
「大丈夫なのかそれ?まぁいい。それよりも、そのハムスターよくお前に懐いているな」
「えぇ、朝早くにきてずっとこの子と遊んでたんですよ!。名前も決めたんですよ、ズビドング。どうです?カッコイイでしょ!」
「濁点が多い上に覚えにくいな。しかしお前が考えた名前ならばいいだろう」
「やったー、これからよろしくなぁ、スビドング!!」
「チュー!!」
「あっ、ちなみにそいつ今回の実験に使うからな」
「え?!ズビドングを実験に?!ダメですよ!!動物の痛みのデータは必要ないでしょう!!鬼!!博士の鬼!!」
「おい、勝手に人を鬼にするではない。別に殺すわけじゃないし痛みを与える訳でもない。むしろ痛みを与える側だ」
「え?なーんだ!良かった良かった!はやとちりしちゃいましたね、えへへ❤」
「うむ、可愛いから許す」
「それで、一体どうやってズビドングを使うんですか?」
「うむ、今回の実験は長期的な実験だ。まず実験体とハム...ズビドングを一緒の部屋に監禁する、そしてエサを一切与えないようにする」
「え?ズビドングが死んじゃうんじゃ...?」
「大丈夫だ、エサなら最初からあるではないか」
「ん?あぁ、なるほどそういう訳ですか。よかったなぁズビドング、お前も人を食うヨコロビを知れるぞぉ」
「...変態が増えたらどうすればいいのだ」
「まぁ、細かいことは気にしなくていいでしょう。実験室に向かいましょう!!」
「う、うむ...」
ガチャ
そこには10代の女子が台座に拘束されていた。肌は白く、ふわふわしてて美しいというよりも可愛い感じだ。
「ふわぁ、よく寝たぁ。え...?ここ、どこ...?」
「ここわねぇぇ、痛覚研究所だよぉぉ!!」
「キャッ!びっくりしたぁ、脅かさないでよ!! 」
「チュー!!」
「あっ、チーくん!!、ちょっと!!チーくんを返してよ!!」
「え?チーくん、あぁズビドングのこと?」
「ズビドング?!何その気持ち悪い名前!!この子はチーくんよ!! 」
「博士、この娘もしかして...」
「あぁ、このハム...ズビドングの飼い主だ」
「わぁ、それは素敵ですね!!胸が高鳴る!!」
「チュー!!」
「おお!!お前もかズビドング!!やっぱりわかってるなぁ!!」
「嫌な意思疎通をするでは無い。ほら、始めるぞ」
「了解でーす、ほらズビドング、行きな」
「チュー」
トコトコトコトコ
「よし、あとは【ズビトング】が腹をすかせるのを待つだけだな」
「博士!!【スビトング】じゃなくて【ズビドング】ですよ!!!」
ガチャン
「...あの人達、行ったみたい。どうしよう、全く動けない。それに痛覚研究所って?名前からして嫌な予感しかしないわ」
「チュー!!」
「うふふ、あなたがいる事が唯一の救いね。1人でいたら発狂しちゃうもの」
実験開始から5時間後
「はぁはぁ、喉が渇いて仕方ないわ...。それにお腹もすいてきた...、何か食べる物は無いかしら...」
実験開始から8時間後
「うぅ、喉がカラカラ...息をするだけでも喉が痛い...。チーくん大丈夫?」
「チュー!!」
いや、チーくんの血を飲めば...。首はある程度動くから口元に誘き寄せて...。
「嫌!!私ったら何を考えているの?!チーくんは大事な家族じゃない!!家族を食べるなんておぞましいこと、出来るわけないじゃない...」
実験開始から10時間後
「ヒッグッ、うぅ、泣いちゃダメ、涙がもったいないわ。でも、止まらない。私、ここで死ぬのかな...」
「チュー...」
スリスリ
ズビドングは少女の頬に顔をすりつけ出した。
「チーくん...、そうよね、諦めちゃダメよね!ありがとうチーくん!!私、頑張る!!」
やっぱりそうだ、チーくんはいつも私を助けてくれる。なにか辛いことや悲しいことがあった時、チーくんはいつもこうやって慰めてくれる。
「ガブッッ!!」
「ヒッ、いたいたいたいいたい、痛いよチーくん!!噛まないで!!いたいよぉ!!」
「ブチブチッがぶがぶむしゃむしゃ」
「いたぁぁぁぁい!!ほっぺたが!!ほっぺたがァァァ!!」
ズビドングは飼い主の少女の肉を食べ、尿を排泄した。いわゆるうれションである。
「ヒッグッ、ヒッグッ...。どうして...どうしてなの...。私たちは家族でしょ...」
「チュー!!」
「いや!目はいや!!、やめてやめてやめてやめて!!!!」
「ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ」
「ァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!うぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
研究室にて
「うわ、すごい声!!博士!ズビドングのやつ、やっと食いだしたみたいですね!!」
「あぁ、声からして相当派手にやってるな。頼もしい限りだ」
1ヶ月後
ガチャ
「ズビドング!!久しぶりだなぁ!!」
「チュー!!チュー!!」
「あれ?お前太ったか?とゆうか、実験体は ?」
「跡形もなく消えている...、しかし警報もなってないし、第一あの拘束が解けるはずがない...。なるほど、ズビドング、お前さては食い尽くしたな」
「チュー!!」
「まじかよズビドング!!お前すごいよ!!やっぱりお前には素質があるよ!!」
「チュー!!」
「やれやれ、変態が1匹増えてしまったな...」
そう言っているが、博士の口元は微笑んでいた。
「おお、もう来ていたのか、今日ははやいな」
「ええ、昨日の夜、なんか寝れなくて徹夜してちゃって...、そのままここに来ちゃいました」
「大丈夫なのかそれ?まぁいい。それよりも、そのハムスターよくお前に懐いているな」
「えぇ、朝早くにきてずっとこの子と遊んでたんですよ!。名前も決めたんですよ、ズビドング。どうです?カッコイイでしょ!」
「濁点が多い上に覚えにくいな。しかしお前が考えた名前ならばいいだろう」
「やったー、これからよろしくなぁ、スビドング!!」
「チュー!!」
「あっ、ちなみにそいつ今回の実験に使うからな」
「え?!ズビドングを実験に?!ダメですよ!!動物の痛みのデータは必要ないでしょう!!鬼!!博士の鬼!!」
「おい、勝手に人を鬼にするではない。別に殺すわけじゃないし痛みを与える訳でもない。むしろ痛みを与える側だ」
「え?なーんだ!良かった良かった!はやとちりしちゃいましたね、えへへ❤」
「うむ、可愛いから許す」
「それで、一体どうやってズビドングを使うんですか?」
「うむ、今回の実験は長期的な実験だ。まず実験体とハム...ズビドングを一緒の部屋に監禁する、そしてエサを一切与えないようにする」
「え?ズビドングが死んじゃうんじゃ...?」
「大丈夫だ、エサなら最初からあるではないか」
「ん?あぁ、なるほどそういう訳ですか。よかったなぁズビドング、お前も人を食うヨコロビを知れるぞぉ」
「...変態が増えたらどうすればいいのだ」
「まぁ、細かいことは気にしなくていいでしょう。実験室に向かいましょう!!」
「う、うむ...」
ガチャ
そこには10代の女子が台座に拘束されていた。肌は白く、ふわふわしてて美しいというよりも可愛い感じだ。
「ふわぁ、よく寝たぁ。え...?ここ、どこ...?」
「ここわねぇぇ、痛覚研究所だよぉぉ!!」
「キャッ!びっくりしたぁ、脅かさないでよ!! 」
「チュー!!」
「あっ、チーくん!!、ちょっと!!チーくんを返してよ!!」
「え?チーくん、あぁズビドングのこと?」
「ズビドング?!何その気持ち悪い名前!!この子はチーくんよ!! 」
「博士、この娘もしかして...」
「あぁ、このハム...ズビドングの飼い主だ」
「わぁ、それは素敵ですね!!胸が高鳴る!!」
「チュー!!」
「おお!!お前もかズビドング!!やっぱりわかってるなぁ!!」
「嫌な意思疎通をするでは無い。ほら、始めるぞ」
「了解でーす、ほらズビドング、行きな」
「チュー」
トコトコトコトコ
「よし、あとは【ズビトング】が腹をすかせるのを待つだけだな」
「博士!!【スビトング】じゃなくて【ズビドング】ですよ!!!」
ガチャン
「...あの人達、行ったみたい。どうしよう、全く動けない。それに痛覚研究所って?名前からして嫌な予感しかしないわ」
「チュー!!」
「うふふ、あなたがいる事が唯一の救いね。1人でいたら発狂しちゃうもの」
実験開始から5時間後
「はぁはぁ、喉が渇いて仕方ないわ...。それにお腹もすいてきた...、何か食べる物は無いかしら...」
実験開始から8時間後
「うぅ、喉がカラカラ...息をするだけでも喉が痛い...。チーくん大丈夫?」
「チュー!!」
いや、チーくんの血を飲めば...。首はある程度動くから口元に誘き寄せて...。
「嫌!!私ったら何を考えているの?!チーくんは大事な家族じゃない!!家族を食べるなんておぞましいこと、出来るわけないじゃない...」
実験開始から10時間後
「ヒッグッ、うぅ、泣いちゃダメ、涙がもったいないわ。でも、止まらない。私、ここで死ぬのかな...」
「チュー...」
スリスリ
ズビドングは少女の頬に顔をすりつけ出した。
「チーくん...、そうよね、諦めちゃダメよね!ありがとうチーくん!!私、頑張る!!」
やっぱりそうだ、チーくんはいつも私を助けてくれる。なにか辛いことや悲しいことがあった時、チーくんはいつもこうやって慰めてくれる。
「ガブッッ!!」
「ヒッ、いたいたいたいいたい、痛いよチーくん!!噛まないで!!いたいよぉ!!」
「ブチブチッがぶがぶむしゃむしゃ」
「いたぁぁぁぁい!!ほっぺたが!!ほっぺたがァァァ!!」
ズビドングは飼い主の少女の肉を食べ、尿を排泄した。いわゆるうれションである。
「ヒッグッ、ヒッグッ...。どうして...どうしてなの...。私たちは家族でしょ...」
「チュー!!」
「いや!目はいや!!、やめてやめてやめてやめて!!!!」
「ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ」
「ァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!うぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
研究室にて
「うわ、すごい声!!博士!ズビドングのやつ、やっと食いだしたみたいですね!!」
「あぁ、声からして相当派手にやってるな。頼もしい限りだ」
1ヶ月後
ガチャ
「ズビドング!!久しぶりだなぁ!!」
「チュー!!チュー!!」
「あれ?お前太ったか?とゆうか、実験体は ?」
「跡形もなく消えている...、しかし警報もなってないし、第一あの拘束が解けるはずがない...。なるほど、ズビドング、お前さては食い尽くしたな」
「チュー!!」
「まじかよズビドング!!お前すごいよ!!やっぱりお前には素質があるよ!!」
「チュー!!」
「やれやれ、変態が1匹増えてしまったな...」
そう言っているが、博士の口元は微笑んでいた。
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※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
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