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箱詰め
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気が付くと箱詰めにされていた。
箱の大きさは人ひとりがギリギリ寝ころべるほどだ、方向転換できるような余裕もなく、まさに人を入れて運ぶ用の箱らしかった。
服も脱がされており、気分は出荷されている家畜の気分だ。
しかしそれはあながち間違いではない。
俺はギャンブルにハマっていて、違法な闇カジノにも通っていた、そこではありえない額をかけることも出来るし、お金以外もかけることもできる。ご察しの通り、俺は俺自身を掛けたのだ。金を全部すってしまい、やけくそだった。結果ぼろ負けし、この有様だ。
まさかこんなことになるとは、もっと冷静になればよかったのだ。
さっきから揺れを感じるので、どうやら車のトランクの中にいるらしい、どこに運ばれるのだろう。俺自身をかけたのだ、もはやこの体の権限は俺にはない。きっと他国に売り飛ばされて、奴隷として生きていくのだろう。
あぁ、なんということだ。
しばらくしてどこか分からない山奥の建物に連れてこられた。
きっとここでは人身売買といった闇の取引が行われているのだろう。
そんなことを考えながら当たりをキョロキョロしていると黒服を着た中年の男がステージに立ちこういった。
「さぁ、お待たせ致しました。ただいまより【お買い物】の時間です。品物はこの通り沢山準備しております。どうぞ好きな物をお選びくださいませ。」
そう言うと俺達はステージに立たされた。
どうやら俺以外にも奴隷候補はいるらしい。
俺たちは横一列に並べられ、いかにも金持ちそうな奴らに値踏みされることになった。
一番端の女が男に買われた。
女は男に奥に部屋に連れていかれ、しばらくしたあと女の絶叫が聞こえてきた。
なるほど、ここはそういう所か、人権がない人達を買いたがる、金持ちの変態共の集まりなんだな。なにが【お買い物】だ、買い物とはお互いの同意の上で成り立つものだ、これではただのレイプではないか。
可哀想に、きっとあの男にひどい辱めを受けているに違いない。
そんな調子で女達は変態どもに次々と買われていった。
至る所から変態の笑い声と女の悲鳴が聞こえる中、とうとう俺にも買取手がきた。
若く、非常に美しい女だった。
なんだこの女?まさか俺を買いたいのか?
胸が高まるのを感じる、こんな美しい女にだったらナニをされてもいい、いいや、むしろ好きなようにナニしてほしい。
まじかよ、箱詰めにされた時は奴隷になって重労働の生活を想像していたのに、こんな女に無茶苦茶にされるなんて。
「さ、行きましょうか」
女に連れられ奥の部屋へと向かった。
とても暗く自分の足元すら見えない
「暗くてよく見えないな、俺によく見せておくれ」
早く裸体が見たかった。ただそれだけだった。
「あら、積極的なのね、今電気をつけるわ」
あらわれたのは血まみれの台座とノコギリだった。
「な、なんなんだよ、これ...?」
俺が女に聞いても、女は不気味な笑みを浮かべるだけだ。
部屋から逃げ出そうと走り出したが、入口から屈強な男が入ってきて、俺は無理やり台座に縛りつけられた。
「なんなんだこれは!!俺に何をするつもりだ!!」
「あら、活きがいいのね、本当に美味しそう」
こいつは、こいつは俺を食べる気だ。
「今捌いてあげる、死なないでね」
いやだ、いやだ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
「あらあら暴れちゃって、ホントに活きがいい、食べごたえがありそうでいいわぁ」
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない。
「えいっ」
「ぐぁッ、あぁぁぁ、痛い...痛い...」
この女は狂っている、俺の流した血を啜り、恍惚の表情を浮かべている。
俺はこいつに食べられて死ぬのだ。
そう確信した。
金持ちは金のないやつの金を食い、体まで食べるのか。
そんなしょうもないことを考えながら。俺はこの女に喰われた。
箱の大きさは人ひとりがギリギリ寝ころべるほどだ、方向転換できるような余裕もなく、まさに人を入れて運ぶ用の箱らしかった。
服も脱がされており、気分は出荷されている家畜の気分だ。
しかしそれはあながち間違いではない。
俺はギャンブルにハマっていて、違法な闇カジノにも通っていた、そこではありえない額をかけることも出来るし、お金以外もかけることもできる。ご察しの通り、俺は俺自身を掛けたのだ。金を全部すってしまい、やけくそだった。結果ぼろ負けし、この有様だ。
まさかこんなことになるとは、もっと冷静になればよかったのだ。
さっきから揺れを感じるので、どうやら車のトランクの中にいるらしい、どこに運ばれるのだろう。俺自身をかけたのだ、もはやこの体の権限は俺にはない。きっと他国に売り飛ばされて、奴隷として生きていくのだろう。
あぁ、なんということだ。
しばらくしてどこか分からない山奥の建物に連れてこられた。
きっとここでは人身売買といった闇の取引が行われているのだろう。
そんなことを考えながら当たりをキョロキョロしていると黒服を着た中年の男がステージに立ちこういった。
「さぁ、お待たせ致しました。ただいまより【お買い物】の時間です。品物はこの通り沢山準備しております。どうぞ好きな物をお選びくださいませ。」
そう言うと俺達はステージに立たされた。
どうやら俺以外にも奴隷候補はいるらしい。
俺たちは横一列に並べられ、いかにも金持ちそうな奴らに値踏みされることになった。
一番端の女が男に買われた。
女は男に奥に部屋に連れていかれ、しばらくしたあと女の絶叫が聞こえてきた。
なるほど、ここはそういう所か、人権がない人達を買いたがる、金持ちの変態共の集まりなんだな。なにが【お買い物】だ、買い物とはお互いの同意の上で成り立つものだ、これではただのレイプではないか。
可哀想に、きっとあの男にひどい辱めを受けているに違いない。
そんな調子で女達は変態どもに次々と買われていった。
至る所から変態の笑い声と女の悲鳴が聞こえる中、とうとう俺にも買取手がきた。
若く、非常に美しい女だった。
なんだこの女?まさか俺を買いたいのか?
胸が高まるのを感じる、こんな美しい女にだったらナニをされてもいい、いいや、むしろ好きなようにナニしてほしい。
まじかよ、箱詰めにされた時は奴隷になって重労働の生活を想像していたのに、こんな女に無茶苦茶にされるなんて。
「さ、行きましょうか」
女に連れられ奥の部屋へと向かった。
とても暗く自分の足元すら見えない
「暗くてよく見えないな、俺によく見せておくれ」
早く裸体が見たかった。ただそれだけだった。
「あら、積極的なのね、今電気をつけるわ」
あらわれたのは血まみれの台座とノコギリだった。
「な、なんなんだよ、これ...?」
俺が女に聞いても、女は不気味な笑みを浮かべるだけだ。
部屋から逃げ出そうと走り出したが、入口から屈強な男が入ってきて、俺は無理やり台座に縛りつけられた。
「なんなんだこれは!!俺に何をするつもりだ!!」
「あら、活きがいいのね、本当に美味しそう」
こいつは、こいつは俺を食べる気だ。
「今捌いてあげる、死なないでね」
いやだ、いやだ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
「あらあら暴れちゃって、ホントに活きがいい、食べごたえがありそうでいいわぁ」
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない。
「えいっ」
「ぐぁッ、あぁぁぁ、痛い...痛い...」
この女は狂っている、俺の流した血を啜り、恍惚の表情を浮かべている。
俺はこいつに食べられて死ぬのだ。
そう確信した。
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