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ココから始まる
提案
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ガラッ
「よっ、遅い登場ですねぇー」
「うるせぇ」
「おはよぉ、なんで遅れたのぉー?」
「…はよ。元カノと別れるのに手こずってた」
「えっ別れたのぉ??じゃあ、あたしと付き合おうよぉ」
「…あー」
ドアの所でうるさい人たち。
話すなら教室の中で話せばいいのに…なんて思っていた時ガシッと腕を掴まれた。
「なっ…」
「こいつ、俺の新しい彼女だから。ごめんな」
食い気味に言って、引っぱられる。
「ど、どこに行くつもりですか!?」
思わず敬語になった。
「黙って着いてきて」
嫌だとは思うものの、力が強くて振り払うことが出来なかった。
「いきなり悪かったな。突然だけど提案がある」
「提案…?」
「今日から俺と付き合え。偽物の恋人として」
「…は?」
何言ってんの…この人!?
「ふっ…俺はこの通りモテてな、フリーだとめんどくさいんだ」
自慢したいのか…。呆れた私は帰ろうとする。
すると…
「お前、ギャル女達に嫌がらせされてるだろ?」
「……」
「俺と付き合ったら嫌がらせを全部無くしてやる」
「…だから?」
「偽物の恋人になれ。お互いメリットがあるだろ?それにもう教室の皆が騒いでるんじゃないか?」
それは、あんたがあんな嘘をつくから…。
「はぁ…、しょうがないですね。人助けとしてやってあ・げ・ま・す・よ」
精一杯の上から目線で言った。
「そりゃ、良かった。じゃあ、放課後な」
一緒に帰るってことか…?
「あっ、それと…」
思い出したように付け足す。
「俺のことを本気で好きになるなよ?」
なる訳ない。と呟いた。
「よっ、遅い登場ですねぇー」
「うるせぇ」
「おはよぉ、なんで遅れたのぉー?」
「…はよ。元カノと別れるのに手こずってた」
「えっ別れたのぉ??じゃあ、あたしと付き合おうよぉ」
「…あー」
ドアの所でうるさい人たち。
話すなら教室の中で話せばいいのに…なんて思っていた時ガシッと腕を掴まれた。
「なっ…」
「こいつ、俺の新しい彼女だから。ごめんな」
食い気味に言って、引っぱられる。
「ど、どこに行くつもりですか!?」
思わず敬語になった。
「黙って着いてきて」
嫌だとは思うものの、力が強くて振り払うことが出来なかった。
「いきなり悪かったな。突然だけど提案がある」
「提案…?」
「今日から俺と付き合え。偽物の恋人として」
「…は?」
何言ってんの…この人!?
「ふっ…俺はこの通りモテてな、フリーだとめんどくさいんだ」
自慢したいのか…。呆れた私は帰ろうとする。
すると…
「お前、ギャル女達に嫌がらせされてるだろ?」
「……」
「俺と付き合ったら嫌がらせを全部無くしてやる」
「…だから?」
「偽物の恋人になれ。お互いメリットがあるだろ?それにもう教室の皆が騒いでるんじゃないか?」
それは、あんたがあんな嘘をつくから…。
「はぁ…、しょうがないですね。人助けとしてやってあ・げ・ま・す・よ」
精一杯の上から目線で言った。
「そりゃ、良かった。じゃあ、放課後な」
一緒に帰るってことか…?
「あっ、それと…」
思い出したように付け足す。
「俺のことを本気で好きになるなよ?」
なる訳ない。と呟いた。
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