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第一
飛ばされました~
しおりを挟む無理無理無理!!
ガキの指導とか無理!!
ぜっっったいに嫌な予感しかしない!!
「おいおい...ゆーておくが、ヌシが毛嫌っておる子供とは違うぞ」
へ?
そなの?
「うむ。何だかんだ言って、ヌシは優しいからのぉ...」
....否定できません。はい
そうです。私は何だかんだで子供の悪事を許してしまうお人好しです
でもなぁ......
子供の指導って...
「大丈夫じゃて...特別に力をつけておく。そろそろ飛ばすぞ」
待って!!
出来れば何だけど、その家の人とか...
その世界のこととか教えてくんない?
「それは向こうについたら教える...もう良いな?」
....はい
どーぞ
「よろしい。では、健闘を祈るぞ!」
*******************
目が覚めたら、変な台の上にいた
ガヤガヤして、うるさい...
ずっと寝てたみたいで背中が痛い...
低反発の布団とか枕とかじゃないわけ!?
「...なんと......ほんとに...現れた...」
「神が使いを我らに授けてくれたぞ!!」
うわぁ......
崇められてる~...
なんて、ボンヤリとしてたらメッチャイケメンの大人な男の人が前に出てきた
なんか..........うらやまし!!!
「初めまして...私はグラン・バーラート...その...君は?」
「え~......っと....」
名前...
こっちの世界にあわせた方が良いよな...
でも、場所や周りの様子から既に召還?された人って認識だろうし...
...って、さっきまでいた変な人達どこいった
なんで、こんな色気ムンムンの大人しか残ってないの?
「...椎名万里です...」
「バンリ...やはり別世界から...」
「...はい、神様にお願いされてこの世界に来ました」
「そうか......では、これからバン・バーラートと名のるようにしてくれ...さっきまでいたのは私が呼び出した精霊なんだ...だから、バンリの本名を知っているのは私だけだ」
へぇ~
精霊だったんだ~
......納得できるか
え?精霊呼べるぐらいの人なの?
なら、あなたが勇者候補の子供育てれば良いでしょ。なんで、俺が呼ばれんのよ
「詳しい説明は後でする...とりあえず部屋に案内するよ。その後で息子に会って貰う」
......息子さんでしたか...
はぁ...俺なんかがガキを、育てられるのかね...
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