【R18】セーフワード 狂気、増殖。

てっぺーさま

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第二部

発端 ⑬

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「やっと終わった……」
 三人目の男が射精した。右上の臀部が生温かくなっているのがわかる。最後の男がそこへ放出したからだ。天パで大柄な男の満足そうな吐息が聞こえてくる。小百合は脱力して、古びたカーペットの上にうつ伏せになった。カーペットの毛が汗をかいた頬に張りついてきて気持ちが悪かったが、顔を上げる体力すら残っていなかった。
 同じ体勢で三人の男を受け入れ終わった今、膣内は激しい痛みで悲鳴を上げていた。とくに、おのおの二度目の射精とあって、放出までに時間を要したこともマイナスに働いた。痛みは想像を絶するほどで、中に出されてもいいから早く終わってほしいと本気で願ったほどだ。耐えきれずに声を上げて泣き叫んだが、そんな姿はかえって興奮を誘ったようで、男たちは必要以上に激しく腰を動かしてきた。
「おい。寝てないでさっさと服着て出てけよ」
 うつ伏せで横たわる身体に制服が投げかけられた。だが、極度の痛みと疲労のせいで、すぐには起き上がれそうになかった。自分の長い前髪が、額に精液で貼りついているのがわかる。左目が痛い。精液が入り込んだせいだ。きっと赤く充血しているに違いない。
 すると、いきなり左腕をつかまれ、身体を無理矢理引き起こされた。その拍子に下腹部に鋭い痛みが走り、小百合は股を手で押さえて短い悲鳴を上げる。
「本当に痛かったんだな。てっきりおれ、感じてるのか思ってたぜ」
 ネズミ顔の男の言葉に笑いが起こる。屈辱的だった。
 藤原が再度制服を投げつけてきた。
「ほら、さっさと出てってくれよな」
 望み通り、すぐにでも退散したかったが、まともに歩いて帰れるのか不安になるほどの痛みがあった。さらに、中は規格外のものがねじ込まれたせいで、いまだガバガバに広がったままだ。それは痛みと相まって、とても不快だった。
 複雑な感情が混じり合い、涙がこぼれ落ちそうになる。小百合は泣き叫びたい気持ちを抑え込んで、カーペットの上に転がっている自分の下着に手を伸ばす。だが、一瞬早く、藤原の手がそれを拾い上げた。
「おっと、これは没収させてもらうぜ。今日はノーパンで帰ってくれよな」
 藤原の言葉に、他の男たちがイヤらしい顔つきで嘲笑ちょうしょうを浴びせてきた。とくに、ネズミ顔の男が発した、イヒヒヒヒィィという下品な笑い声には心底苛立った。小百合は屈辱に耐えながら立ち去る準備に移った。
 とりあえず、下着はあきらめるしかなかった。額に貼りついていた前髪をひき剥がしてから、スカートからハンカチを取り出して顔についた精液の膜をていねいにふき取る。髪についた精液はうまくふき取れず、仕方なく手でこすって目立たなくした。顔を洗いたかったが、それはあとで公園か駅の洗面所を利用することにする。痛みをこらえてスカートを履いたとき、太ももと尻についた精液をふき忘れたことに気づきいやな気分になった。ブラウスを着たあと自分を奮い立たせてどうにか立ち上がるが、足腰に力が入らなくなっていることに気づく。受け身であっても、だいぶ体力を奪われたようだ。学生鞄を手に持って部屋を出ていこうとしたが、痛みのせいでどうしても内股になってしまう。それを見た男たちがゲラゲラと笑い声を上げる。ネズミ顔の男はよっぽどツボだったのか、手のひらを床に打ちつけて大いに笑い転げていた。
 小百合はそんな彼らを横目に、痛みを最小限に抑えるために下腹部に手を置きながら、ぎこちない足取りで部屋を出ていった。



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