不老不死の僕と愛しい君

両面補強

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出会いと別れ

出会いと別れ Ⅴ

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「あの時の誠也ぷくぷくしててすごく可愛かったんだよ」

「それは…何度も聞いた」

「誠也、僕は君の恋人にはなれないけれど、
僕は君を誰よりも愛しているよ」

「それも……何度も聞いたな」

少しずつ誠也の呼吸の音が細くなっていく。

「ほんとに、ほんとに、
君が僕の人生で最愛の人なんだよ。
これまでもこれからも僕は君を愛してる。」

「俺も………」

彼の身体から力が抜ける
僕を抱き締めてくれていた腕の重さが少し増えた気がした

「あの時、君を育てると決めた時こうなる事はわかってたのに…
こんなにも悲しいならあの時……」






その日僕は今までの人生で1番丁寧に時間をかけて死体を処理した。




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