1 / 8
プロローグ
いつも通りだったのに、
しおりを挟む
朝 普通に起きて学校行って、授業は一応出席して、高校は義務教育じゃないんだぞーなんて脅されながら、いつも通りの日だった。
いつも一緒に帰ってる幼なじみたちと3人で帰路に着くと、片方が 今日うち来ない?来てよ、と言い出す。珍しいことでもなかったから了承すると、「ありがとう!」と目をキラキラさせながら、実はね… といつもの長話が始まってしまった。あーあ、こうなるととまらないから放っておくしかないな、と内心ため息をつく。
こいつの名前は 大桃 愛梨。イマドキのJKって見た目をしておいて、中身は重度のオタク。愛梨は「そんなことないよ~、オタクじゃないオタクじゃない」と否定をするけれど、俺らから見たら相当だ。
愛梨が今 特に好きなのはとある恋愛シュミレーションゲーム。イケメンな男にもかわいらしい女にも囲まれて、それぞれタイプの違う美形にちやほやされるゲームだ。
主人公は性別を選ぶことができて、所謂BLゲーム、というモノにもなるらしい。主人公の髪色が 白、黒、金 から選べるらしいんだが、愛梨は金にしているらしい。理由は、俺に似せるためだと。意味が分からない。確かに金髪にしてはいるが。
隣で、大人しく 愛梨の話を聞いてやってるコイツは黒瀬 海斗。
コイツは昔っから 大人しくて、ちっちゃい可愛いやつだったのに、いつの間にか身長は180cmを超えていたし、体格も男らしくなっていやがった。でもコイツはひょろっひょろだし、今でも控えめな性格はなおっていない。地味にモテるのが腹立つ。
あぁ、で、俺が小春 朔夜。金髪の上に 内側刈り上げてるせいで、不良だと思われちまってる。
確かに口は悪いし、ブリーチしてるし、目つきも悪ィし、学力も良いわけではないけど、不良ではない。
いつも一緒に帰ってる幼なじみたちと3人で帰路に着くと、片方が 今日うち来ない?来てよ、と言い出す。珍しいことでもなかったから了承すると、「ありがとう!」と目をキラキラさせながら、実はね… といつもの長話が始まってしまった。あーあ、こうなるととまらないから放っておくしかないな、と内心ため息をつく。
こいつの名前は 大桃 愛梨。イマドキのJKって見た目をしておいて、中身は重度のオタク。愛梨は「そんなことないよ~、オタクじゃないオタクじゃない」と否定をするけれど、俺らから見たら相当だ。
愛梨が今 特に好きなのはとある恋愛シュミレーションゲーム。イケメンな男にもかわいらしい女にも囲まれて、それぞれタイプの違う美形にちやほやされるゲームだ。
主人公は性別を選ぶことができて、所謂BLゲーム、というモノにもなるらしい。主人公の髪色が 白、黒、金 から選べるらしいんだが、愛梨は金にしているらしい。理由は、俺に似せるためだと。意味が分からない。確かに金髪にしてはいるが。
隣で、大人しく 愛梨の話を聞いてやってるコイツは黒瀬 海斗。
コイツは昔っから 大人しくて、ちっちゃい可愛いやつだったのに、いつの間にか身長は180cmを超えていたし、体格も男らしくなっていやがった。でもコイツはひょろっひょろだし、今でも控えめな性格はなおっていない。地味にモテるのが腹立つ。
あぁ、で、俺が小春 朔夜。金髪の上に 内側刈り上げてるせいで、不良だと思われちまってる。
確かに口は悪いし、ブリーチしてるし、目つきも悪ィし、学力も良いわけではないけど、不良ではない。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
40
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる