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第一章
第6話 嫌われたくないから……。
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※琥太郎視点です※
初めに伝えておく。
俺は“ゲイ”だ。
男が恋愛対象と分かったのは中学生の頃。
女子に告白されて付き合ってみたが、何かが違う気がしてすぐに別れた。そして、何故か男子に告白され、断る理由もないので付き合ってみることに——。
こっちの方がしっくりきた。
ただ、俺はどうやら普通の人より愛が重いようだ。
『そんな本気で付き合いたい訳じゃない』
『ちょっとヤッてみたかっただけ』
『社長の息子だからさ、後々役に立つかなって思ったけど……正直面倒くせーよ』
俺は真剣に付き合っていたのに、そうやって幾度となくフラれた。フラれた人数なんて数えたくもない。
だから、もう恋愛は懲り懲りだと思った。
しかし、やはり俺も男。性的欲求は止めようがない。一人でしても虚しくなるし、後腐れない相手を探していた。
そんな時だった——。
隣に誰かが引っ越してきた。
それが、今正に俺が抱き枕代わりにして横になっている智だ。
智は引っ越してきた当日、律儀に菓子折りを持ってきた。俺は居留守を使っていたが、名前と簡単な挨拶が書かれたメモを添えて、それは扉の取っ手に引っかかっていた。
今時の人は、中々近所に挨拶回りなんてしない。律儀なオジサンだろうと勝手に想像していた。
そして、一週間経った頃。丁度新一年生が入学してきた頃だ。あろうことか、大学で学生証を拾ったのだ。そこに書かれていた名前は——。
“桐原 智”
同姓同名だった。菓子折りの彼と。
ただ、歳は俺より二つ下。見た目は冴えない大学生。あまり喋ったことがないタイプの人間だ。
ひとまず学生証を落とし物として事務に届けた。
そして、律儀なオジサンはどんな見た目をしているのだろうと興味が湧いた。湧いたからと言って、何か行動に出た訳ではないが、ある日廊下で話し声が聞こえてきた。
『えー! 直るの来月になるんですか!?』
『ごめんね。修繕中、部屋も使えないんだけど、アタシの部屋来る?』
『大家さんの部屋……ですか!?』
その様子を窓からこっそり覗いて驚いた。
学生証の彼の姿が、そこにあるのだから。
これは何かの縁だ。丁度後腐れない相手を探していたし、向こうも住む場所に困っている。ウィンウィンの関係が成り立つかもしれない。
そう思って、智を部屋に招き入れた——。
招き入れて分かった。智は童貞・処女だ。すぐにセフレの交渉は危険だ。その場で逃げられる。
故に、じわじわとエロい気分にさせていく必要がある。
ただ、エロいだけでもダメだ。少しは信頼関係を作らなければ、真面目そうな智は尻を差し出してくれないかもしれない。
智の部屋が使えるようになるまで一ヶ月。とりあえず得意の料理で餌付けする作戦に出た。
これが案外成功しているようで、智は俺の料理を食べる度に笑顔になる。
次は何を作ろうか……と、俺も日々の楽しみになっていたりする。
(あ、明日の朝ごはん何食べたいか聞くの忘れてた)
真っ暗な部屋の中。
智を抱き枕にして三十分は経っている。眠ってしまっていたら悪いので、小さな声で名前を呼んだ。耳元で。
「智」
「は、はい……」
名前を呼んだだけなのに、智の肩はピクリと動いて、心臓の音が速くなったのが分かった。
(あー、このまま犯したい。智の体を直で触りたい。撫で回して可愛く鳴く姿が見てみたい)
「んあッ」
智が、何とも色っぽい声を出した。
(あ、ヤバッ)
俺の性欲が強過ぎるあまり、無意識に智のシャツの中に手を突っ込んでいた。俺は、さりげなく元の位置に手を戻す。
幸いなことに、智の腹の辺りを触っただけ。胸や下の方を弄った訳ではないので、誤魔化しようはいくらでもある。
ただでさえ今日は一緒に寝たくないと拒まれているのに、ここで中途半端にエッチなことをしたら、更に嫌がられるに違いない。しないならしない。するなら俺にハマるくらい徹底的に……だ。
(ああ、もどかしい……)
俺は、何事も無かったように平常を装いながら聞いた。
「明日の朝は、ご飯とパンどっちが良い?」
「うーん……」
「俺でも良いよ」
軽く冗談も交えてみる。俺としては、いつも半分以上本気だが。
「もう、そういうのは好きな相手に言って下さいよ」
智は若干苛立っている。
やはり、さっきの直に腹を撫でたのがまずかったかもしれない。いや、今日は元々苛立っていた。智のバイト姿を覗きに行ったのがバレたから。
覗き……見守りを始めたのは、一週間前——。
これも智が我が家に居候するようになってから。コンビニでのバイトと聞いていたから、距離を縮める為に軽く冷やかしに行くつもりだった。気怠そうにする学生バイトを想像していたから。
しかし、真面目な智は違った。バイトも一生懸命で、カチカチに固まりながらの接客。冷やかしなんてする気になれなかった。むしろ、その姿が格好良く見えた。
だから、ついつい智のバイト姿を覗きに毎回通っていたのだ。
それにしても、今日はやたらと『好きな人に言え』『好きな人にしろ』と言われる気がする。今、俺にそんな相手はいない。ヤりたい相手なら、俺の腕の中にいるこの男。
ただの大学が一緒のお隣さん。学年も違うし、敢えて接点を作らなければ、一生交わりそうにない相手。後腐れなくセフレとしてサヨナラ出来る相手。
(これじゃ、今まで俺が相手にしてきた男達と一緒だ。俺はそっち側の人間になっちゃったのか……)
でも、智は今まで付き合ってきた男達とは種類が違う。もしかして、俺の事を本気で愛してくれたりして。俺の愛を一身に受け止めてくれたりして……。
僅かな期待が胸に広がった。
「智、好きだよ」
「——ッ」
思わず告白してしまった。愛されたいと願ってしまった。
さっきも、智が食器を洗っている時に『智のこと好きだもん』とは、言った。しかし、あれは会話の流れもあったし、セフレにする為の話術みたいなものだ。何となく今回のとは違う。
セフレに愛の告白は厳禁なのに。しかも、まだセフレにもなりきれていない中途半端な関係。でも、もしかして智なら——。
「え、智?」
智は、俺の腕からスルリと抜け出した。
「ぼ、僕、今日はこっちの布団で寝ますから。入って来ないで下さい」
智に一線を引かれた。もう一枚敷いてある隣の布団……つまり、本来俺が寝るように敷かれた布団の中に智は潜り込んだ。
「あ、明日はパンでお願いします」
「分かった」
何とも言えない寂しさが、胸中に広がった。そして、さっきまであった温もりが消えた。
——失敗した。
少しでも俺のことを本気で愛してくれるのでは、と考えてしまったばっかりに。早まってしまった。
これだけ警戒されれば、セフレは無理かもしれない。いや、それ以前に俺が智を使い捨てにしたくない。大事にしたい。そして、愛されたい。
(何だ。俺…………智のこと、ちゃんと好きになってんじゃん)
「智、ごめんね」
ポツリと呟けば、智は律儀に返事をした。
「いえ、こちらこそ」
これ以上嫌われたくない。嫌われたくないから……だから、智の事は諦めよう——。
だけど、残り三週間。先輩後輩として楽しい日々を共にしたい。残り三週間だけだから……。
初めに伝えておく。
俺は“ゲイ”だ。
男が恋愛対象と分かったのは中学生の頃。
女子に告白されて付き合ってみたが、何かが違う気がしてすぐに別れた。そして、何故か男子に告白され、断る理由もないので付き合ってみることに——。
こっちの方がしっくりきた。
ただ、俺はどうやら普通の人より愛が重いようだ。
『そんな本気で付き合いたい訳じゃない』
『ちょっとヤッてみたかっただけ』
『社長の息子だからさ、後々役に立つかなって思ったけど……正直面倒くせーよ』
俺は真剣に付き合っていたのに、そうやって幾度となくフラれた。フラれた人数なんて数えたくもない。
だから、もう恋愛は懲り懲りだと思った。
しかし、やはり俺も男。性的欲求は止めようがない。一人でしても虚しくなるし、後腐れない相手を探していた。
そんな時だった——。
隣に誰かが引っ越してきた。
それが、今正に俺が抱き枕代わりにして横になっている智だ。
智は引っ越してきた当日、律儀に菓子折りを持ってきた。俺は居留守を使っていたが、名前と簡単な挨拶が書かれたメモを添えて、それは扉の取っ手に引っかかっていた。
今時の人は、中々近所に挨拶回りなんてしない。律儀なオジサンだろうと勝手に想像していた。
そして、一週間経った頃。丁度新一年生が入学してきた頃だ。あろうことか、大学で学生証を拾ったのだ。そこに書かれていた名前は——。
“桐原 智”
同姓同名だった。菓子折りの彼と。
ただ、歳は俺より二つ下。見た目は冴えない大学生。あまり喋ったことがないタイプの人間だ。
ひとまず学生証を落とし物として事務に届けた。
そして、律儀なオジサンはどんな見た目をしているのだろうと興味が湧いた。湧いたからと言って、何か行動に出た訳ではないが、ある日廊下で話し声が聞こえてきた。
『えー! 直るの来月になるんですか!?』
『ごめんね。修繕中、部屋も使えないんだけど、アタシの部屋来る?』
『大家さんの部屋……ですか!?』
その様子を窓からこっそり覗いて驚いた。
学生証の彼の姿が、そこにあるのだから。
これは何かの縁だ。丁度後腐れない相手を探していたし、向こうも住む場所に困っている。ウィンウィンの関係が成り立つかもしれない。
そう思って、智を部屋に招き入れた——。
招き入れて分かった。智は童貞・処女だ。すぐにセフレの交渉は危険だ。その場で逃げられる。
故に、じわじわとエロい気分にさせていく必要がある。
ただ、エロいだけでもダメだ。少しは信頼関係を作らなければ、真面目そうな智は尻を差し出してくれないかもしれない。
智の部屋が使えるようになるまで一ヶ月。とりあえず得意の料理で餌付けする作戦に出た。
これが案外成功しているようで、智は俺の料理を食べる度に笑顔になる。
次は何を作ろうか……と、俺も日々の楽しみになっていたりする。
(あ、明日の朝ごはん何食べたいか聞くの忘れてた)
真っ暗な部屋の中。
智を抱き枕にして三十分は経っている。眠ってしまっていたら悪いので、小さな声で名前を呼んだ。耳元で。
「智」
「は、はい……」
名前を呼んだだけなのに、智の肩はピクリと動いて、心臓の音が速くなったのが分かった。
(あー、このまま犯したい。智の体を直で触りたい。撫で回して可愛く鳴く姿が見てみたい)
「んあッ」
智が、何とも色っぽい声を出した。
(あ、ヤバッ)
俺の性欲が強過ぎるあまり、無意識に智のシャツの中に手を突っ込んでいた。俺は、さりげなく元の位置に手を戻す。
幸いなことに、智の腹の辺りを触っただけ。胸や下の方を弄った訳ではないので、誤魔化しようはいくらでもある。
ただでさえ今日は一緒に寝たくないと拒まれているのに、ここで中途半端にエッチなことをしたら、更に嫌がられるに違いない。しないならしない。するなら俺にハマるくらい徹底的に……だ。
(ああ、もどかしい……)
俺は、何事も無かったように平常を装いながら聞いた。
「明日の朝は、ご飯とパンどっちが良い?」
「うーん……」
「俺でも良いよ」
軽く冗談も交えてみる。俺としては、いつも半分以上本気だが。
「もう、そういうのは好きな相手に言って下さいよ」
智は若干苛立っている。
やはり、さっきの直に腹を撫でたのがまずかったかもしれない。いや、今日は元々苛立っていた。智のバイト姿を覗きに行ったのがバレたから。
覗き……見守りを始めたのは、一週間前——。
これも智が我が家に居候するようになってから。コンビニでのバイトと聞いていたから、距離を縮める為に軽く冷やかしに行くつもりだった。気怠そうにする学生バイトを想像していたから。
しかし、真面目な智は違った。バイトも一生懸命で、カチカチに固まりながらの接客。冷やかしなんてする気になれなかった。むしろ、その姿が格好良く見えた。
だから、ついつい智のバイト姿を覗きに毎回通っていたのだ。
それにしても、今日はやたらと『好きな人に言え』『好きな人にしろ』と言われる気がする。今、俺にそんな相手はいない。ヤりたい相手なら、俺の腕の中にいるこの男。
ただの大学が一緒のお隣さん。学年も違うし、敢えて接点を作らなければ、一生交わりそうにない相手。後腐れなくセフレとしてサヨナラ出来る相手。
(これじゃ、今まで俺が相手にしてきた男達と一緒だ。俺はそっち側の人間になっちゃったのか……)
でも、智は今まで付き合ってきた男達とは種類が違う。もしかして、俺の事を本気で愛してくれたりして。俺の愛を一身に受け止めてくれたりして……。
僅かな期待が胸に広がった。
「智、好きだよ」
「——ッ」
思わず告白してしまった。愛されたいと願ってしまった。
さっきも、智が食器を洗っている時に『智のこと好きだもん』とは、言った。しかし、あれは会話の流れもあったし、セフレにする為の話術みたいなものだ。何となく今回のとは違う。
セフレに愛の告白は厳禁なのに。しかも、まだセフレにもなりきれていない中途半端な関係。でも、もしかして智なら——。
「え、智?」
智は、俺の腕からスルリと抜け出した。
「ぼ、僕、今日はこっちの布団で寝ますから。入って来ないで下さい」
智に一線を引かれた。もう一枚敷いてある隣の布団……つまり、本来俺が寝るように敷かれた布団の中に智は潜り込んだ。
「あ、明日はパンでお願いします」
「分かった」
何とも言えない寂しさが、胸中に広がった。そして、さっきまであった温もりが消えた。
——失敗した。
少しでも俺のことを本気で愛してくれるのでは、と考えてしまったばっかりに。早まってしまった。
これだけ警戒されれば、セフレは無理かもしれない。いや、それ以前に俺が智を使い捨てにしたくない。大事にしたい。そして、愛されたい。
(何だ。俺…………智のこと、ちゃんと好きになってんじゃん)
「智、ごめんね」
ポツリと呟けば、智は律儀に返事をした。
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