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第二章
第19話 新居を決めるのは、意外と難しい。
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そして今週末。
「桐原先輩。コンビニのバイトって忙しいんだね」
「もう、琥太郎さん。先輩って呼ぶのやめて下さいよ」
「だって、バイトは俺より先輩じゃん」
「数週間だけじゃないですか」
琥太郎は、バイト先では僕のことを先輩と呼ぶ。面白がっているようにしか見えない。
そして、忙しいのは琥太郎の影響が否めない。
大学から近いコンビニということもあり、元々利用者はそれなりにいた。その上、琥太郎がシフトに入るようになってからというもの、琥太郎の営業スマイル見たさに、一日に何度も来る客もいる程だ。売り上げが伸びて、店長は大喜びだ。
「ありがとうございました」
接客後、琥太郎は合間を見ながら僕に話しかけにくる。
「桐原先輩。バイトが終わったら楽しみだね」
「本当に行くんですか?」
「同棲、嫌なの?」
「いや、僕は嬉しいんですけど……お母さんが怒るんじゃ……?」
そう、琥太郎は来週の土曜日にはお見合い予定。それなのに、これから僕との新居を探しに行く気満々なのだ。
「あんなの放っておけば良いよ」
「本当に良いのかな……」
「良いの。いらっしゃいませー」
「いらっしゃいませ!」
何だかスッキリしない気持ちのまま、僕は働いた——。
◇◇◇◇
そして、いざ新居探し。
「とりあえず、風呂とトイレは別が良いよね」
「はい……って、琥太郎さん」
案内された部屋に上機嫌に入っていく琥太郎のシャツの裾を僕はクイクイと引っ張った。
「ん?」
振り向き様の笑顔が何とも美しいこと。
「じゃなくて、いくら見学はタダだからって、こんな高級なマンションから見たら、どこも選べなくなっちゃいますよ。もっと間取りが悪くて狭い部屋から見ないと」
「そう? でも、これから見る部屋の中で、ここが一番狭いはずなんだけど」
「は?」
何件か候補があるからと言われ、僕も流されるまま付いてきた。資料に目すら通さなかった僕も悪いとは思うが、まさか家賃月十八万のオートロック付きマンションが一番狭いとは思わなかった。ちなみに、三LDK。
「それに、築三十年だから、ここが一番古いよ」
「マジですか……」
つまり、他の候補は更に好条件。家賃も高くなること間違いなし。
「琥太郎さん。一旦戻りましょう。僕、出せても月六万までって言ったじゃないですか。それ以上は無理があります」
「お客様? 何か気になる点でも?」
不動産仲介業者の担当者の女性が、営業スマイルを向けてきた。
「いえ、もっと安い部屋ないですか?」
相手も営業。ここはハッキリ言わないと、無駄に高い家を借りるハメになってしまう。そう思って言えば、彼女は困った顔でタブレット端末を操作し始めた。
「ですが、この条件ですと……やはり、このくらいの値段になって参ります。条件を変更致しますか?」
「琥太郎さん。どんな条件にしたんですか?」
「大した条件は入れてないよ。トイレ風呂別で、床暖房付き、オートロック付き、防音対策万全……くらいかな」
「何ですか、その無駄な条件は。トイレ風呂が別ならどこでも良いです」
彼女にも言えば、琥太郎がムスッとし始めた。
「無駄って酷くない? 全部必須だよ。家賃は俺が全部払うから、そのまま進めて」
琥太郎が彼女に冷たく言うので、僕も負けじと彼女に言った。
「家賃は折半できる十二万までで、床暖房とかいりませんから」
「床暖房は必須だよ。智が冬に凍え死んだらどうすんの?」
「死ぬわけないじゃないですか。あと、男二人なんで、オートロックもいりませんから」
「俺がいない間に、変な奴が入ってきて襲われたらどうすんの? 防音なんだから声出しても誰も助けに来ないよ」
「いやいやいや、そもそも防音にするのがおかしいんですって。何の為に……」
自分で言って気が付いた。
エロいことを毎晩する為だった。
顔の赤くなった僕と苛々した琥太郎を困り果てた顔で交互に見る彼女に、僕は言った。
「と、とにかく、条件を見直しますので」
「かしこまりした」
「琥太郎さんも良いですね?」
「嫌だ」
「い、嫌って……」
琥太郎は、思いのほか頑固だ。一度決めたら中々曲げないところがある。
しかし、これらの条件は全て僕のことを気遣ってのことのようだ。嬉しくて、あまり強く言えれない。家賃さえ安ければ何の問題もないのだが。今住んでいるアパートのように——。
そこで、僕はハッと閃いた。
「琥太郎さん」
「何?」
僕は、不機嫌な琥太郎に耳打ちした。
「僕、琥太郎さんと離れたくないので、部屋数少ない方が良いです。沢山あると、どうしてもバラバラになっちゃうでしょ?」
「確かに」
よし! 部屋数が減れば家賃が減る。
今も一部屋しかない狭い部屋なのだ。三部屋にリビングまでいらない。
(今日の僕、冴えてるかも)
「それに、床暖房よりも、琥太郎さんに暖めてもらいたいです」
「智……」
顔をまじまじと見られ、恥ずかしさが増す。ただでさえ、小っ恥ずかしいことを言った自覚があるのに。
照れを隠すように、もう一つ。
「あ、あと。一緒に行動すれば、僕が一人になることもないですよ。てか、僕を一人ぼっちにして、琥太郎さん何する気ですか?」
琥太郎の機嫌が直っていく。
こんなにチョロくて良いのだろうか。逆に不安になってきた。
「防音は……そこまで壁の薄い部屋じゃなかったら大丈夫だったり……しないですかね?」
こればっかりは分からない。何せ経験がないもので。
僕らの会話を聞いた彼女は、何やら勘付いた模様。うっとりとした顔付きで僕らを見ながら言った。
「鉄筋コンクリートの住宅なら、日常生活で多少大きな音が出るくらいなら聞こえないかと。それに、最近のであれば、木造アパートでも防音性能が向上しておりますよ」
彼女は、タブレット端末の画面を僕らに向けてきた。
「こちらの物件とか如何でしょう? 部屋数が減りますが、家賃十二万の賃貸マンションになります。ファミリー向けに作られたマンションなので、防音も気にした素材で作られております」
そこからは、彼女が勧める家賃安めの賃貸マンションやアパートを四件見て回った。
——そして、夕暮れ時。
最後のひとつを見たところで、琥太郎が言った。
「さっきの所にしよう。契約お願いします」
「え、一日で決めちゃって大丈夫ですか?」
「智の気が変わらない内に。智、真面目だから契約したら絶対逃げないもんね」
悪戯に笑う琥太郎。僕の性格を良くご存知で。
「では、最短で来週から入居可能ですが、どう致しますか?」
「じゃ、最短の日で」
あれよあれよと決まっていく。
知り合ってまだ一ヶ月にも満たない恋人との同棲。親に言ったら反対されそうだ。
のほほんと、そのやり取りを見ていたら、珍しく琥太郎が頭を悩ませていた。
「どうしたんですか?」
「いや……連帯保証人のこと忘れてた」
「あー、琥太郎さんのお母さん。絶対許してくれないですよね」
致し方ない。ここは言い出しっぺの僕が、テキトーな理由を付けて親に頼んでみよう。どの道、引っ越すことは伝えないといけない訳だし。
「僕の母親に……」
「ま、ダメ元で聞いてみよ」
琥太郎が、電話をかけた。
「————だからさ、連帯保証人になってよ」
無理だろうなと思いながら、琥太郎を見る。
「ん? えっと……△△町のサファリアってアパート」
琥太郎が、僕に指で丸を作って合図した。
「え?」
「うん、うん。ありがと。じゃ、また書類送る」
電話を切った琥太郎に、僕はすぐさま聞いた。
「え、オッケーもらえたんですか? 僕と同棲するって知ってて?」
「うん。最初は怒ってたけど、マンション名伝えた辺りから気が変わったみたい」
「マンション名?」
「どうせ、すぐに別れるから……とか思ったんじゃない? ここなら、今のアパートよりマシだから人にも言えるし」
確かに、社長の息子があのオンボロアパートに住んでいるのは親として恥ずかしいのかもしれない。
「とにかく、こっちも気が変わらない内にサインしてもらわなきゃだから、速達で送るよ」
「お願いします」
——こうして、僕らの新居が決まった。
ドキドキワクワク、そして色んな意味で僕は覚悟を決めた。
「桐原先輩。コンビニのバイトって忙しいんだね」
「もう、琥太郎さん。先輩って呼ぶのやめて下さいよ」
「だって、バイトは俺より先輩じゃん」
「数週間だけじゃないですか」
琥太郎は、バイト先では僕のことを先輩と呼ぶ。面白がっているようにしか見えない。
そして、忙しいのは琥太郎の影響が否めない。
大学から近いコンビニということもあり、元々利用者はそれなりにいた。その上、琥太郎がシフトに入るようになってからというもの、琥太郎の営業スマイル見たさに、一日に何度も来る客もいる程だ。売り上げが伸びて、店長は大喜びだ。
「ありがとうございました」
接客後、琥太郎は合間を見ながら僕に話しかけにくる。
「桐原先輩。バイトが終わったら楽しみだね」
「本当に行くんですか?」
「同棲、嫌なの?」
「いや、僕は嬉しいんですけど……お母さんが怒るんじゃ……?」
そう、琥太郎は来週の土曜日にはお見合い予定。それなのに、これから僕との新居を探しに行く気満々なのだ。
「あんなの放っておけば良いよ」
「本当に良いのかな……」
「良いの。いらっしゃいませー」
「いらっしゃいませ!」
何だかスッキリしない気持ちのまま、僕は働いた——。
◇◇◇◇
そして、いざ新居探し。
「とりあえず、風呂とトイレは別が良いよね」
「はい……って、琥太郎さん」
案内された部屋に上機嫌に入っていく琥太郎のシャツの裾を僕はクイクイと引っ張った。
「ん?」
振り向き様の笑顔が何とも美しいこと。
「じゃなくて、いくら見学はタダだからって、こんな高級なマンションから見たら、どこも選べなくなっちゃいますよ。もっと間取りが悪くて狭い部屋から見ないと」
「そう? でも、これから見る部屋の中で、ここが一番狭いはずなんだけど」
「は?」
何件か候補があるからと言われ、僕も流されるまま付いてきた。資料に目すら通さなかった僕も悪いとは思うが、まさか家賃月十八万のオートロック付きマンションが一番狭いとは思わなかった。ちなみに、三LDK。
「それに、築三十年だから、ここが一番古いよ」
「マジですか……」
つまり、他の候補は更に好条件。家賃も高くなること間違いなし。
「琥太郎さん。一旦戻りましょう。僕、出せても月六万までって言ったじゃないですか。それ以上は無理があります」
「お客様? 何か気になる点でも?」
不動産仲介業者の担当者の女性が、営業スマイルを向けてきた。
「いえ、もっと安い部屋ないですか?」
相手も営業。ここはハッキリ言わないと、無駄に高い家を借りるハメになってしまう。そう思って言えば、彼女は困った顔でタブレット端末を操作し始めた。
「ですが、この条件ですと……やはり、このくらいの値段になって参ります。条件を変更致しますか?」
「琥太郎さん。どんな条件にしたんですか?」
「大した条件は入れてないよ。トイレ風呂別で、床暖房付き、オートロック付き、防音対策万全……くらいかな」
「何ですか、その無駄な条件は。トイレ風呂が別ならどこでも良いです」
彼女にも言えば、琥太郎がムスッとし始めた。
「無駄って酷くない? 全部必須だよ。家賃は俺が全部払うから、そのまま進めて」
琥太郎が彼女に冷たく言うので、僕も負けじと彼女に言った。
「家賃は折半できる十二万までで、床暖房とかいりませんから」
「床暖房は必須だよ。智が冬に凍え死んだらどうすんの?」
「死ぬわけないじゃないですか。あと、男二人なんで、オートロックもいりませんから」
「俺がいない間に、変な奴が入ってきて襲われたらどうすんの? 防音なんだから声出しても誰も助けに来ないよ」
「いやいやいや、そもそも防音にするのがおかしいんですって。何の為に……」
自分で言って気が付いた。
エロいことを毎晩する為だった。
顔の赤くなった僕と苛々した琥太郎を困り果てた顔で交互に見る彼女に、僕は言った。
「と、とにかく、条件を見直しますので」
「かしこまりした」
「琥太郎さんも良いですね?」
「嫌だ」
「い、嫌って……」
琥太郎は、思いのほか頑固だ。一度決めたら中々曲げないところがある。
しかし、これらの条件は全て僕のことを気遣ってのことのようだ。嬉しくて、あまり強く言えれない。家賃さえ安ければ何の問題もないのだが。今住んでいるアパートのように——。
そこで、僕はハッと閃いた。
「琥太郎さん」
「何?」
僕は、不機嫌な琥太郎に耳打ちした。
「僕、琥太郎さんと離れたくないので、部屋数少ない方が良いです。沢山あると、どうしてもバラバラになっちゃうでしょ?」
「確かに」
よし! 部屋数が減れば家賃が減る。
今も一部屋しかない狭い部屋なのだ。三部屋にリビングまでいらない。
(今日の僕、冴えてるかも)
「それに、床暖房よりも、琥太郎さんに暖めてもらいたいです」
「智……」
顔をまじまじと見られ、恥ずかしさが増す。ただでさえ、小っ恥ずかしいことを言った自覚があるのに。
照れを隠すように、もう一つ。
「あ、あと。一緒に行動すれば、僕が一人になることもないですよ。てか、僕を一人ぼっちにして、琥太郎さん何する気ですか?」
琥太郎の機嫌が直っていく。
こんなにチョロくて良いのだろうか。逆に不安になってきた。
「防音は……そこまで壁の薄い部屋じゃなかったら大丈夫だったり……しないですかね?」
こればっかりは分からない。何せ経験がないもので。
僕らの会話を聞いた彼女は、何やら勘付いた模様。うっとりとした顔付きで僕らを見ながら言った。
「鉄筋コンクリートの住宅なら、日常生活で多少大きな音が出るくらいなら聞こえないかと。それに、最近のであれば、木造アパートでも防音性能が向上しておりますよ」
彼女は、タブレット端末の画面を僕らに向けてきた。
「こちらの物件とか如何でしょう? 部屋数が減りますが、家賃十二万の賃貸マンションになります。ファミリー向けに作られたマンションなので、防音も気にした素材で作られております」
そこからは、彼女が勧める家賃安めの賃貸マンションやアパートを四件見て回った。
——そして、夕暮れ時。
最後のひとつを見たところで、琥太郎が言った。
「さっきの所にしよう。契約お願いします」
「え、一日で決めちゃって大丈夫ですか?」
「智の気が変わらない内に。智、真面目だから契約したら絶対逃げないもんね」
悪戯に笑う琥太郎。僕の性格を良くご存知で。
「では、最短で来週から入居可能ですが、どう致しますか?」
「じゃ、最短の日で」
あれよあれよと決まっていく。
知り合ってまだ一ヶ月にも満たない恋人との同棲。親に言ったら反対されそうだ。
のほほんと、そのやり取りを見ていたら、珍しく琥太郎が頭を悩ませていた。
「どうしたんですか?」
「いや……連帯保証人のこと忘れてた」
「あー、琥太郎さんのお母さん。絶対許してくれないですよね」
致し方ない。ここは言い出しっぺの僕が、テキトーな理由を付けて親に頼んでみよう。どの道、引っ越すことは伝えないといけない訳だし。
「僕の母親に……」
「ま、ダメ元で聞いてみよ」
琥太郎が、電話をかけた。
「————だからさ、連帯保証人になってよ」
無理だろうなと思いながら、琥太郎を見る。
「ん? えっと……△△町のサファリアってアパート」
琥太郎が、僕に指で丸を作って合図した。
「え?」
「うん、うん。ありがと。じゃ、また書類送る」
電話を切った琥太郎に、僕はすぐさま聞いた。
「え、オッケーもらえたんですか? 僕と同棲するって知ってて?」
「うん。最初は怒ってたけど、マンション名伝えた辺りから気が変わったみたい」
「マンション名?」
「どうせ、すぐに別れるから……とか思ったんじゃない? ここなら、今のアパートよりマシだから人にも言えるし」
確かに、社長の息子があのオンボロアパートに住んでいるのは親として恥ずかしいのかもしれない。
「とにかく、こっちも気が変わらない内にサインしてもらわなきゃだから、速達で送るよ」
「お願いします」
——こうして、僕らの新居が決まった。
ドキドキワクワク、そして色んな意味で僕は覚悟を決めた。
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