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眠り
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ファフニールはエミリアを連れて森へ帰った。1日、1週間、1ヶ月。1年。時間が経過すれど、エミリアが目を覚ますことはなかった。
膨大な魔力と、精神力を使い、深い眠りについているからだと、ファフニールは推測するが、実際の原因はわからない。不老不死を相手にするのも初めてだし、死んでないのであれば、どんな状態なのか、ファフニール自身も断定が難しいからだ。
待てども、エミリアが目覚める気配はない。それでも、ファフニールたちはエミリアの目覚めを待ち続けた。
カールと代わる代わるでエミリアの世話をする。時間は経過し、10年の月日が流れた。
――――。
「ファフニール様……飲み物はいかがですか?今日は美味しいミルクが手に入ったんですよ」
「ミルクで喜ぶのは赤子だけだろう。……それよりレオンの戴冠式、おまえは行かなくてよかったのか?」
「……いいんです。姉さんの方が心配だし。それに――いいえ。とにかく、いつ目覚めるともわからないので、このままいさせてください」
「……人間の一生は短い。おまえが生きている間、目覚めないかもしれない。それより、おまえが外の世界に生き、家庭を築き上げた方が、エミリアも喜ぶと思うがな。大事だろう、子孫繁栄」
「……あれ以来、わからなくなったんです。兄さんが死んで、姉さんは復讐心を燃やした。裏切った人間たちは皆死んじゃって、誰をどう思えばいいのか。人間をどう信用したらいいのか。……変ですよね。被害者は兄さんと姉さんなのに。また、失うのが、怖くって」
カールは持ってきたホットミルクの上に涙を零した。ぽとり、と10年前のあの日の出来事を思い出す。直接現場を見たわけではないが、いないと思ってファフニールが探しに行き、戻って来た時には、既に、彼女はこうなっていた。
あの日から一言も交わさず、ただ、ただ、眠り続けた。
何故、こうなったのか、どうすればこうならなかったのだろうか。ただ、ただ、ああすれば、こうなれば、と考えることしかできない。
「そうか。お前の選択だ。好きにするといい。この森で一生を過ごすのも、人間の世界に生きるのも。……ただ」
「うん。わかってる。でも僕の気持ちは変わらない。ここでずっと待ち続ける」
これが、カールの選択だった。あの日、何も出来なかった無力な自分に。あの日、彼女の異変に少し気づいて入ればなにか変わったのかも知れない。
カールは暖かいミルクをひと口飲み込む。冷め切ったのどが、じんわりと潤うのを感じた。
…………。
時は10年前に遡る。
ファフニールが森に戻った後、皇城の惨状と、森の方向へ飛び交うドラゴンの影を見た人々が邪竜が復活した、と周辺諸国に振れ回った。
それを脅威と感じた諸国が、連合を作り、打倒邪竜を掲げる。兵士は数百万にも上る大連合が、死海の森に向かう。死海の森は踏み入れれば魔素の量に宛てられ、通常の人間の場合、死んでしまう可能性が高い。
そこで長距離攻撃魔法や、矢や投石などの飛び道具に魔法を付与して長距離から手当たり次第に攻撃し、対象が出てきたところで自分たちに有利な土地まで追い込み、討伐する作戦に組み込んだ。
連合がすぐそこまでやってきたことにファフニールは落ち着きつつも騒がしさに対する舌打ちをした。エミリアの身の安全、そしてこの森に住まう魔獣や魔物の生体を守るためにも、選択を迫られていた。
「……これを使う時がきたか」
ファフニールは懐から1枚の手紙を取り出した。それは、あの日、エミリアの置き手紙のもう1枚、魔法陣がとその説明が描かれているものだった。
――これは、エミリアとファフニールが以前話していた、都市創造魔法と呼ばれる、オリジナルの魔法陣だった。都市創造魔法とは、土地に魔法を組み込み、都市を創造させる魔法。例えば、この森にこの魔法を使った場合、描かれた形の都市が組み上げられるといった魔法だ。
例えば、建物、必要な設備、水路、植物形態……すべてを創造の形を具現化する魔法だった。
ーーファフニールは敵意を持つ人間の相手が煩わしくて人に隠れる様に過ごしていた。
ーーエミリアは冤罪をかけられ、辟易して人のいない地を求めた。
外れ者の自分たちが人の目を気にせず生活できたら素敵だね、と。物語を語るようにいつの日か酒の勢いで案を出した魔法を、エミリアは完成させていた。
これには膨大な魔素と魔力操作の技術が入り、魔法陣を作るのに相当な時間を費やした。理論上は可能でも、実際には実現は難しいとされていたが。
魔法陣と扱い方、必要なものまで紙に簡潔にかかれていた。
紙の最後にはーー。
【ファフくん、小難しいこと苦手だろうから要点だけ簡単に書きました。
細かいやり方に関してはファフくんは凄いドラゴンだからセンスでいけるでしょ
最後に。迷惑かけないって言っといて,迷惑ばかりかけてごめんなさい。】
ーー説明を書く時間がなかったのを僕のせいにするな。馬鹿者。……だが、やってやろう。僕は「凄いドラゴン」らしいからな。
この魔法が成功すれば、この森の地形ごと”浮かせる”ことができ、なおかつ、生き物が済みやすい土地として変えることが可能。この森の殺風景さと別れることができる。
今、この森は連合軍に囲まれており、魔獣や魔物は森の外から出られない。ファフニール一人で逃げたとして、この世界にはここ以外、彼の居場所はない。
最終手段として、人間に手の届かない形で土地を存続させる方法を見つけていた。エミリアを連れ帰ったら、ファフニールは二度と人間と関われないように、共にこの魔法を発動させようと思っていたのに。
「……本当に、思わぬ形だな。おまえが目覚めていたら、もっと賑やかになっていたろうに」
誰かが森の周辺に火矢を放ったのか、外に向かう方角の木々が燃え揺らめぎ、魔獣や魔物は森の中心の方にあるファフニールやエミリアの住居付近まで避難してくる。
ファフニールの心は決まっていた。この魔法をいち早く発動して、自分の住処を守る。
「カール、僕たちは人間の争いごとに巻き込まれるのは疲れた。だから、これから本当に人間の世界から離れようと思う。もう、おまえたちにも会わない。こんなことが起きるくらいなら、人間と関わらない方がマシだ。……おまえはどうする。外に出るなら安全に王国まで届けてやろう」
「外は連合軍に取り囲まれています。――絶対に誰かは死ぬし、ファフニール様が人を傷つければより、この事態は悪化するでしょう。……よければ僕はここに残ります。姉さんが心配だし。ファフニール様、お世話下手だし、料理もできないですよね?」
「――ぷ、くくく。たしかにその通りだが、この僕を相手に言うではないか。後悔はないのか?」
カールは肩をすくませた。
「ええ。僕が姉さんに、ファフニール様に返せる恩って迷惑をかけないことだけですから。それに、おきてファフニール様だけだったら、姉さんも寂しいでしょ?」
「――そうだな。ならば今はなにも言うまい。……カール、エミリアの魔石用貯蔵庫からありったけの魔法石をとってこい。俺はこの森を守る為に、魔法陣の構築を森全体にせねばならん。――おい、従魔共!おまえたちも手伝え!事態は急を要するのだ!」
ファフニールは人の姿で魔獣や、エミリアと直接契約を結んでいる従魔たちに声をかけ、連合軍の手がこの森の奥に及ぶ前に、対策を講じることとする。
――都市創造魔法。森の命運を左右する魔法を発動させる瞬間。人々は世紀的な森の地形変動、そして浮遊する攻撃対象に恐れおののき、その噂を末代まで語る事となったのだった。
――後にこの森は畏怖対象から、理想郷としての憧憬対象へと時代の流れによって変貌を遂げるのだが、それはまた別の話だ。
膨大な魔力と、精神力を使い、深い眠りについているからだと、ファフニールは推測するが、実際の原因はわからない。不老不死を相手にするのも初めてだし、死んでないのであれば、どんな状態なのか、ファフニール自身も断定が難しいからだ。
待てども、エミリアが目覚める気配はない。それでも、ファフニールたちはエミリアの目覚めを待ち続けた。
カールと代わる代わるでエミリアの世話をする。時間は経過し、10年の月日が流れた。
――――。
「ファフニール様……飲み物はいかがですか?今日は美味しいミルクが手に入ったんですよ」
「ミルクで喜ぶのは赤子だけだろう。……それよりレオンの戴冠式、おまえは行かなくてよかったのか?」
「……いいんです。姉さんの方が心配だし。それに――いいえ。とにかく、いつ目覚めるともわからないので、このままいさせてください」
「……人間の一生は短い。おまえが生きている間、目覚めないかもしれない。それより、おまえが外の世界に生き、家庭を築き上げた方が、エミリアも喜ぶと思うがな。大事だろう、子孫繁栄」
「……あれ以来、わからなくなったんです。兄さんが死んで、姉さんは復讐心を燃やした。裏切った人間たちは皆死んじゃって、誰をどう思えばいいのか。人間をどう信用したらいいのか。……変ですよね。被害者は兄さんと姉さんなのに。また、失うのが、怖くって」
カールは持ってきたホットミルクの上に涙を零した。ぽとり、と10年前のあの日の出来事を思い出す。直接現場を見たわけではないが、いないと思ってファフニールが探しに行き、戻って来た時には、既に、彼女はこうなっていた。
あの日から一言も交わさず、ただ、ただ、眠り続けた。
何故、こうなったのか、どうすればこうならなかったのだろうか。ただ、ただ、ああすれば、こうなれば、と考えることしかできない。
「そうか。お前の選択だ。好きにするといい。この森で一生を過ごすのも、人間の世界に生きるのも。……ただ」
「うん。わかってる。でも僕の気持ちは変わらない。ここでずっと待ち続ける」
これが、カールの選択だった。あの日、何も出来なかった無力な自分に。あの日、彼女の異変に少し気づいて入ればなにか変わったのかも知れない。
カールは暖かいミルクをひと口飲み込む。冷め切ったのどが、じんわりと潤うのを感じた。
…………。
時は10年前に遡る。
ファフニールが森に戻った後、皇城の惨状と、森の方向へ飛び交うドラゴンの影を見た人々が邪竜が復活した、と周辺諸国に振れ回った。
それを脅威と感じた諸国が、連合を作り、打倒邪竜を掲げる。兵士は数百万にも上る大連合が、死海の森に向かう。死海の森は踏み入れれば魔素の量に宛てられ、通常の人間の場合、死んでしまう可能性が高い。
そこで長距離攻撃魔法や、矢や投石などの飛び道具に魔法を付与して長距離から手当たり次第に攻撃し、対象が出てきたところで自分たちに有利な土地まで追い込み、討伐する作戦に組み込んだ。
連合がすぐそこまでやってきたことにファフニールは落ち着きつつも騒がしさに対する舌打ちをした。エミリアの身の安全、そしてこの森に住まう魔獣や魔物の生体を守るためにも、選択を迫られていた。
「……これを使う時がきたか」
ファフニールは懐から1枚の手紙を取り出した。それは、あの日、エミリアの置き手紙のもう1枚、魔法陣がとその説明が描かれているものだった。
――これは、エミリアとファフニールが以前話していた、都市創造魔法と呼ばれる、オリジナルの魔法陣だった。都市創造魔法とは、土地に魔法を組み込み、都市を創造させる魔法。例えば、この森にこの魔法を使った場合、描かれた形の都市が組み上げられるといった魔法だ。
例えば、建物、必要な設備、水路、植物形態……すべてを創造の形を具現化する魔法だった。
ーーファフニールは敵意を持つ人間の相手が煩わしくて人に隠れる様に過ごしていた。
ーーエミリアは冤罪をかけられ、辟易して人のいない地を求めた。
外れ者の自分たちが人の目を気にせず生活できたら素敵だね、と。物語を語るようにいつの日か酒の勢いで案を出した魔法を、エミリアは完成させていた。
これには膨大な魔素と魔力操作の技術が入り、魔法陣を作るのに相当な時間を費やした。理論上は可能でも、実際には実現は難しいとされていたが。
魔法陣と扱い方、必要なものまで紙に簡潔にかかれていた。
紙の最後にはーー。
【ファフくん、小難しいこと苦手だろうから要点だけ簡単に書きました。
細かいやり方に関してはファフくんは凄いドラゴンだからセンスでいけるでしょ
最後に。迷惑かけないって言っといて,迷惑ばかりかけてごめんなさい。】
ーー説明を書く時間がなかったのを僕のせいにするな。馬鹿者。……だが、やってやろう。僕は「凄いドラゴン」らしいからな。
この魔法が成功すれば、この森の地形ごと”浮かせる”ことができ、なおかつ、生き物が済みやすい土地として変えることが可能。この森の殺風景さと別れることができる。
今、この森は連合軍に囲まれており、魔獣や魔物は森の外から出られない。ファフニール一人で逃げたとして、この世界にはここ以外、彼の居場所はない。
最終手段として、人間に手の届かない形で土地を存続させる方法を見つけていた。エミリアを連れ帰ったら、ファフニールは二度と人間と関われないように、共にこの魔法を発動させようと思っていたのに。
「……本当に、思わぬ形だな。おまえが目覚めていたら、もっと賑やかになっていたろうに」
誰かが森の周辺に火矢を放ったのか、外に向かう方角の木々が燃え揺らめぎ、魔獣や魔物は森の中心の方にあるファフニールやエミリアの住居付近まで避難してくる。
ファフニールの心は決まっていた。この魔法をいち早く発動して、自分の住処を守る。
「カール、僕たちは人間の争いごとに巻き込まれるのは疲れた。だから、これから本当に人間の世界から離れようと思う。もう、おまえたちにも会わない。こんなことが起きるくらいなら、人間と関わらない方がマシだ。……おまえはどうする。外に出るなら安全に王国まで届けてやろう」
「外は連合軍に取り囲まれています。――絶対に誰かは死ぬし、ファフニール様が人を傷つければより、この事態は悪化するでしょう。……よければ僕はここに残ります。姉さんが心配だし。ファフニール様、お世話下手だし、料理もできないですよね?」
「――ぷ、くくく。たしかにその通りだが、この僕を相手に言うではないか。後悔はないのか?」
カールは肩をすくませた。
「ええ。僕が姉さんに、ファフニール様に返せる恩って迷惑をかけないことだけですから。それに、おきてファフニール様だけだったら、姉さんも寂しいでしょ?」
「――そうだな。ならば今はなにも言うまい。……カール、エミリアの魔石用貯蔵庫からありったけの魔法石をとってこい。俺はこの森を守る為に、魔法陣の構築を森全体にせねばならん。――おい、従魔共!おまえたちも手伝え!事態は急を要するのだ!」
ファフニールは人の姿で魔獣や、エミリアと直接契約を結んでいる従魔たちに声をかけ、連合軍の手がこの森の奥に及ぶ前に、対策を講じることとする。
――都市創造魔法。森の命運を左右する魔法を発動させる瞬間。人々は世紀的な森の地形変動、そして浮遊する攻撃対象に恐れおののき、その噂を末代まで語る事となったのだった。
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