ゲームで第二の人生を!~最強?チート?ユニークスキル無双で【最強の相棒】と一緒にのんびりまったりハチャメチャライフ!?~

俊郎

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237 初心者用と練習用

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 自室へと戻ってきた。

 多少時間があるし、装備品を作ってみるか。
 装備と言ってもそれはいくつかの種類に分けられている。
 大雑把に≪武器≫、≪防具≫、≪アクセサリー≫。

 それぞれまた細かく分類されるが、一旦置いておく。
 どうせそんなに種類作れないからな。

 俺はまだ武器を作成出来る≪クリエイトウエポン≫しか取得していない。
 使ったこともないから、レベルも1だ。
 他のスキルは≪クリエイトウエポン≫のレベルが上がらないと取得出来ない。
 まぁ数回使えば最大まで上がる筈だ。

 えーっと、レベル1だと作成出来るのは短剣だけか。
 スキルレベルが上がれば成功率にプラス補正がかかる。
 作成出来る種類も増えるようだ。

 何か材料はあるかな。
 ストレージの中を漁ってみる。
 普段きちんと見てなかったけど、ものが多い。

 ストレージはいくつかの種類ごとにタブが分けられている。
 おかげで見やすくはなっている。
 素材のタブを開くと、色々ある。

 拾った素材はどうするか。
 何かに使うか、売るか。
 でも、なんとなく持っておきたい気がしてしまう。
 だからどの素材も適当な数ずつ残してある。

 お陰で種類が減らない。
 今まで狩りをしてきた思い出だからな、仕方ない。
 ただ、持っておける種類には限りがある。
 作業が終わったら、使う予定の無いものはタンスにでも納めておこう。

 最近よく狩りをする宝石系の素材が多い。
 今日も行ってきたところだしな。
 もっと遡ると、昆虫系の素材が出てきた。
 もはや懐かしい。

 うーん、どれも勿体ない気がしてきた。
 練習のつもりだからなぁ。
 思い入れのある素材はなんとなく使いにくい。
 レアな素材を練習に使えない、と言っていた純白猫の気持ちがちょっと分かった気がした。

 ふと見ると、さっき細マッチョ達が抜いた雑晶がある。
 これでいいか。
 何回かやったらレベルも上がって色々作れるようになるから、そうなったらちゃんとした素材を使おう。

 クリエイトウエポンを起動。
 目の前にウインドウが現れた。
 これを操作して色々決めるようだ。

 といってもそこまで項目は多くない。
 種別、メイン素材、サブ素材、作者名。これくらいだ。
 ……武器の名前や見た目は好きに弄れないらしい。
 マッスル☆タケダや純白猫が使う生産系スキルとは仕様が違うのかもしれない。

 種別は短剣。
 素材として雑晶を指定。
 サブ素材は……とりあえずは無しでやろう。

 作者名か。
 市場に流すなら何かつけておいた方がいいかもしれない。
 PKに狙われるのも嫌だしな。
 適当に≪モジャ≫にしておくか。 

 OKのボタンをタップ。
 頭上に成功を示すエフェクトが現れた。
 何が出来たかな。

「おおっ?」

 目の前に無骨な両刃の短剣が出現した。
 咄嗟に両手で受け止める。
 少し幅広で、水晶のような半透明の白い石で出来ている。

 雑晶を綺麗に削り出したような、そのままの見た目だ。
 綺麗にカットしてあるせいか、かなり綺麗に見える。
 表現力が乏しいせいで綺麗しか言えない。

 短剣の詳細を見ようとしたら、名前をつけてください、とメッセージが表示された。
 外観をじっくり見てから決めろってことか。
 詳細が見られないということは、この命名も完成度に影響するのかもしれない。
 
 センス無いんだけどなぁ。
 練習以外では頑張って考えるしかないか。
 売るとしたら、変な名前だと武器が可哀そうだしな。

 とりあえずこれは≪初心者用結晶短剣≫としておこう。
 入力完了。
 詳細が開けるようになった。
 どれどれ。

≪初心者用結晶短剣≫
武器/短剣 レア度:C+ 品質:B+
Atk:40 Matk:30
大地の力を凝縮した結晶を材料に、遙か昔に失われたとされる製法によって作られた短剣。
非常に硬く、魔法の発動を助ける働きも持つ。
Def+10
詠唱時間-5%
≪ノービス≫のみ装備可。
≪モジャ≫の刻印が刻まれている。

 初心者向けとは思えない性能のものが出来てしまった。
 最初の武器って攻撃力いくつだったっけ。
 確か5くらいだったかな。
 懐かしい。
 タケダにおまけでもらったのも同じ攻撃力だった。

 折れてしまって、同じのを買わせてもらったんだよな。
 その剣も今では立派なメインウエポンだ。

 意識が逸れてしまった。
 今作ったこの短剣、攻撃力高くないか?
 ゲーム開始時に持ってた武器の8倍って。
 ……まぁ、ノービスしか装備出来ないし、いいか。
 すぐに転職してしまうしな。

 モジャの刻印はなんかモジャモジャしてそうであれだな。
 そうじゃないのは分かるんだけど。
 字面が悪い。

 この調子で何本か作ってみるか。
 同じ素材で作ってみる。
 名前を少しだけ変えて、実験も兼ねてだ。

≪練習用結晶短剣≫
武器/短剣 レア度:C+ 品質:B+
Atk:45 Matk:33
大地の力を凝縮した結晶を材料に、遙か昔に失われたとされる製法によって作られた短剣。
非常に硬く、魔法の発動を助ける働きも持つ。
Def+13
詠唱時間-5%
基本レベルがLv15以下のプレイヤーのみ装備可。
≪モジャ≫の刻印が刻まれている。

 初心者用の部分を練習用に変えてみた。
 俺の作成の練習と、初心者の武器の練習、という二つの意味でのネーミングだ。

 ノービスのみという制限が外れていて、少しだけ性能が上がっている。
 他は変わっていない。
 やっぱり命名で微妙に性能が変わるようだ。

 転職したてくらいでもまだまだ十分な性能を持ってるのが恐ろしい。
 スキルレベルも上がった。
 練習用シリーズとして一通り作ってみるか?

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