【共依存DK】幼なじみのハルミナト

りつ

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233.君の声に課金する小話(3分間電話の日)

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「公衆電話って、最初は十円で話し放題だったのが、長時間電話が増えたから三分間で十円に値上げしたらしいよ」
「三十分話したら百円?」
「一時間で二百円だねえ」
「そんなに高くなくね? っつーか十円で話し放題のほうがびっくりする」
「昭和四十五年の話だからねえ。今とは物価も違うし、必ずしも僕たちと同じ感覚ではなかったかも」
「そーいやそっか。しかも一時間で終わんねーかもしんねーし、毎日掛けちまうかもしんねーし」
「時間で課金されちゃうなら会う方が早いね。僕たちの場合」
「それな。湊の声に無限課金しちまう前に会いにいくわ」
「そうだね、破産する前にね」
 歯止めが聞かなくなることは容易に想像できる。この声を摂取したいという欲には際限がない。



(了)220130
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