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310.家内の範囲の小話
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「うお、なんかお札みてーの増えてる」
「うちのお母さんがね、厄落としに行ったんだ」
「厄落とし」
「お寺で護摩を焚いて、祈祷したお札をいただくんだって。無病息災、安産祈願、商売繁盛、いろんな御利益があるみたいだよ」
「へえ」
「お母さんは家内安全をお願いしたみたい。晴海も含めて家内って言ってたから、きっと晴海にも効果があるよ」
「マジか。オレ含み? 箱崎家優しすぎんだろ……」
「それは晴海が可愛いからなんだねえ」
湊の母の名前が入った札に向かって、晴海は丁寧に手を合わせた。晴海の安全は湊の平穏でもあるので、すこし特殊な「家内」の範囲は湊にとっても喜ばしい。
(了)220417
「うちのお母さんがね、厄落としに行ったんだ」
「厄落とし」
「お寺で護摩を焚いて、祈祷したお札をいただくんだって。無病息災、安産祈願、商売繁盛、いろんな御利益があるみたいだよ」
「へえ」
「お母さんは家内安全をお願いしたみたい。晴海も含めて家内って言ってたから、きっと晴海にも効果があるよ」
「マジか。オレ含み? 箱崎家優しすぎんだろ……」
「それは晴海が可愛いからなんだねえ」
湊の母の名前が入った札に向かって、晴海は丁寧に手を合わせた。晴海の安全は湊の平穏でもあるので、すこし特殊な「家内」の範囲は湊にとっても喜ばしい。
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