ヰタ・セクスアリス

Kotetsu Saita

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第二章

【6.ナオ 保健室】

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ある日ぼくは部活中気分が悪くなって休むことになった。
軽い熱中症だったのかもしれない。
ぐったりしているぼくを抱えて先輩の誰かが保健室に連れて行った。

保健室の先生はそのとき不在で、
先輩はぼくをベッドに横たわらせた。
そのときにはぼくはそのまま深い眠りに入ってしまっていた。

ベッドに横たわったぼくは、ランニングとランパン姿だったので、
横になるとランパンの丈の短さのせいでお尻が少し見える格好だった。
先輩はごくりとツバを飲み、そろりとぼくの見えているお尻と太ももの境界を触る。
ぼくの意識が戻ることを気にしながら、先輩はぼくに触るけれどぼくはいっこうに目覚めない。
先輩はゆっくりぼくのランパンを刷り下げる。
ランニングもできるだけめくり上げる。
そうやって現れる体は先輩にとっては女子と変わらないものに見えたのかもしれない。
ランパンではみ出ないための小さい布地をさらに、少し食い込ませている下着を、
先輩は引っ張ってもっとお尻に食い込ませて、
ぼくのお尻を揉む。
先輩はとうとうぼくのお尻を揉みながら、ハァハァ言って扱きだした。

先輩がまだイかない時に、ガラリと引き戸が開いて、顧問がやって来た。
先輩は慌てて、ぼくの格好はそのままに逃げるように出て行った。
顧問はぼくの姿を見て、先輩がなにをしていたかを悟る。
けれどもぼくの服を直したりせず、
先生も同じようにぼくを触り始める。
少しまくるだけだったランニングをもっと、乳首も露わになるまで捲り上げる。
先生にとってはぼくの体の重みなんかものともしない程度のものだったんだろう。
先生はぼくの口に手を掛け、口に親指を突っ込む。
下の歯をぐい、と押しぼくの口を開かせる。
むぅ、とする塊がぼくの口に入ってくる。
それは少し開いていればいいような大きさでなくて、
ぼくは息苦しい。
何より不快な匂いが口の中だけでなく鼻孔にまで入ってきてる。
すぐになくなれば寝ているままだったかもしれないけれど、
顎が辛くなるようなその大きさと気持ち悪い匂いに
ぼくはうっすら目を開く。

先生は片手をがっしりお尻を揉み、
もう片方の手はぼくの後頭部にやってぼくの口をねじ込んでいた。
視界にはだから何が起こっているのか一瞬ではわからない。
ただ口に気持ち悪いものが繰り返し突っ込まれているだけだ。

グッグッブッヴッ

えずく暇も隙間もなく繰り返される苦しい行為。
ぼくは体のだるさに身を任せている場合じゃないことを悟り、
懸命に手を伸ばして目の前の障壁を押すけれどびくともしない。

ぼくが必死にもがいている間に、先生はぼくの口の中をいっぱいにした。
ぼくはこみあげる吐き気にすぐに吐き出そうとするけれど、
先生が手でふたをする。
ぼくは涙いっぱいにして、先生を見上げる。
口の中が気持ち悪いものが溢れるほどにいっぱいですぐにでも出したくて
体が震える。

「誰にも言うんじゃねえぞ」

言うとおりにしなければ、この気持ち悪い口の中のものを取り除けないのかと思い、
ぼくは必死で首を縦に振る。

「今、吐いたらシーツが汚れるからダメだ」
先生は手を外しぼくの目を至近距離で見て忠告して、出て行った。
ぼくは慌てて流しに向かって走ろうとするけれど、
すぐに転んで床に吐いてしまった。
ランパンがずり下がっていて、うまく走れなかったんだと
転んでから気づいた。
ぼくは流しで何度も口をゆすいで
保健室の先生の机からティッシュを持ってきて、ぬぐった。
ずっと涙が止まらなかった。
でもずっとここにいたら、また同じ事をされるように思って、保健室を出た。
その日はすぐ、早退するって言って、
誰も止めなかったから、ぼくはうつむいたままお辞儀をして、
着替えて走って帰った。
いつまでも口の中が臭い気がして、家に帰ったらうがい薬でうがいしたり、
歯磨きを何度もした。
それでもふとした拍子にニオイがよみがえって嫌な気分になった。
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