ヒーローニート

礼二えもん

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ダーク・キルズ出現

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真田竜介は現実世界において就職できなかった。
しかし自分だけの空想世界では、ジャスティスという名の世界を守る正義の戦士チームを結成し、自分がいなければ世界が滅びるほどのヒーローになっている。
そんな真田には強大な敵がいる。
かつて二度の世界大戦を引き起こし、ナチスの収容所や原爆投下による大虐殺を引き起こした謎の暗殺集団、ダーク・キルズである。
これもジャスティス同様、空想の産物のはずだった。しかし不思議なことに現実に出現している。
リアル世界で暴れているのはダーク・キルズのメンバーである、イケメンの三人。
クールな土方、さわやかな笑顔の沖田、マッチョな近藤はレストランの奥で食事をしていた老人に近づいた。
そして近藤は老人の頭をつかみ、蹴り飛ばして遠くの壁に叩きつけた。
「ここは俺たちの席なんだよ!!」
近藤が豪快に笑いながら言い、土方が冷たく笑って目を光らせると、厨房からワインが飛んできた。
そして土方たちは優雅なランチタイムを始める。
沖田はレストランから怯えた表情で逃げていく人たちを、笑顔で手をふりながら見送る。
土方は壁に叩きつけられて、うめき声を上げる老人の姿を楽しみながらワインを味わった。
また、彼らは平日の昼間のドライブが趣味で、彼らの車の前に割り込んできた車には悲惨な運命を与えていた。
「不敬の罪」
という裁きを下し、パワーの違う改造特殊高級外車でもって、うしろから追突し、車を運転手ごと潰してしまうのである。
この、「車潰し」の趣味を知った真田は土方たちを倒すため、ある作戦を考えた。
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