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1 元相棒の蒸発
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あいつならもう辞めた。借金取りに追われているらしい。
長い討伐からヘトヘトになって帰ってきたら、元相棒のリストが兵士を辞めていた。誰かの遺品だが、いい剣を拾ったからそれを土産に帰ってきたのに。
突然のことだったらしい。一身上の都合により、という内容の辞表を兵士長に提出した。兵士長はなんとか引き留めようとしたが、リストはどうしてもと言い張った。もっと上のお偉いさんに話を持って行き後日また説得しようとしていたらしいが、次の日にはもういなかった。深夜に窓から脱出したらしい。もぬけの殻だったそうだ。
借金がある。友達の保証人になっていた。額が額だから払えない、金を作りに行ってくる。
長い説得時間の中、兵士長がやっとの思いで聞き出した理由がそれだった。自分もいくらか貸してやるから、と言ったが頑なに断られた。貸し主が複数に及ぶ借金の合計額や、リストを保証人にした者の身元は割れている。こいつだ、と皺の寄った書類を一枚見せられた。
例の友達はすでに、リストと同じく逃走していた。もう死んでいるかもしれない。保証人になったのはリストだけなので、親族たちには返済義務などはない。もし仮に支払うとしても、とてもじゃないが利息だけでも支払っては行けない額だった。あいつの親はありふれた、ごく普通の平民だからだ。
本人が不在なので債務の整理などもできない。寸志を募るか、と話をしていたところだったと兵士長は疲れた顔で言っていた。私たちはしばらく、そこで黙って立ち尽くす他なかった。
「トラヴィス、聞いたか? リストの話。借金取りから逃げてるって」
「今の相棒が金かき集めてるらしいぞ。借金まっさらにしてやるんだって」
「俺止めたけどな。だって兵士長が金集める計画してるし、今後の生活もあるじゃんか。あいつ奥さんに逃げられてっから今はそれどころじゃねえだろうに」
リストは人気者だった。あいつの周りには常に人がいた。学生時代から有名人で、あいつの名前を知らない奴は学園にいなかった。
特別容姿が優れているわけじゃない。ただ手足が長く、顔の輪郭はとかく滑らかで美しかった。細い茶金色の髪と、薄い金色の瞳をしていて、笑うとそこだけ日が差したようになる。取り立てて目立つところはないのだが、妙に華を感じる奴だった。
みんなこいつと話をするのが好きだった。誰これ構わず話しかけ、そんな奴いたっけ、という存在感の薄い者ともあっという間に仲良くなる。だから実力はそこそこでコネなど何もないのに、人気があり競争率のバカ高い王宮お抱えの兵士職にありつけた。
最初は私の相棒だった。魔獣討伐には兵士と魔術師のツーマンセルが基本になる。前に出るのが兵士や騎士。後ろから援護するのが魔術師。二人で飛馬に乗って飛んで戦うこともある。人との交流が大の得意なリストとの仕事というのは、それを大の苦手とする私でも非常にやりやすいものだった。
しかしそれも束の間のこと。異動命令が出たのである。私は一定水準超えである魔力量以上に、制御の類が得意だった。リストがそばにいることで安心したのか、魔術の精度は飛躍的に伸びた。それを見た上が兵士としては凡庸だったリストより、もっと才能のある者と組ませよとの指示をした。
リストなしじゃ精度が上がらない、なんてことはもうなかった。それだけ場慣れし、自信がついたということだ。現相棒の腕が良く、信頼できるからというのもある。リストがいないと何もできないあの頃とは違うのだ。でも。
仕事を終えていつもの宿舎に帰ったとき、一番会って話したいのはリストだった。だが、あいつは突然いなくなった。行方不明。消息不明。行き先は誰も知らない。
その時、自分がどんな表情をしていたのかはわからない。ただ眼の前が真っ暗になり、ボロボロと足元が崩れ落ちてゆくようだった。
──────
「トラヴィスくん、君まで辞められちゃ困るんだよ! リストのことは今みんなで探してるんだ。帰ってきて君が居なかったら彼も心配するよ、ね?」
「辞めませんよ、休職です。籍は置いたままにしますから。どうかお願いします」
「探すったって、どこを探すのさ。あの子追跡妨害の魔道具なんか持ってるらしくて、追うのは魔術師でも難しいよ。一体それをどうやって」
「わかります。私なら。魔力量は膨大とは言えませんが、僭越ながら制御に関しては私が一番です。もし追跡できなくなったらすぐに戻りますから、どうか。どうかお願いします」
とにかく一度上に報告するから待ちなさい、というところで一旦話を打ち切られた。頭に手を当て困った表情を隠しきれていない兵士長には悪いと思ってはいる。しかしもう決めたのだ。だって、あいつの借金はすでに。
「…君が肩代わりしたって本当なの?」
「そうです。だからもう追っ手も来ないし、見つかればすんなり帰せるでしょう」
「どうしてそこまで……額が額でしょう。君が代わりに借金したわけじゃなく?」
「ええ、そうです。だって使ってませんでしたから。昇級させて頂きましたし、お金はたっぷりありました。また貯めればいいだけの話です。旅の費用も問題ないです」
「個人的なことだから、言いたくなかったら答えなくていいんだけど……彼とは恋人同士なの?」
「いいえ? 元相棒です。それだけです」
薄く笑う私を見て、兵士長はなんとも解せないという顔をしていた。私だってやり過ぎだとは思う。でももうやってしまったものは仕方ない。もう旅の準備も万全だ。
私の意識は、この宿舎と仕事場にはもうなかった。何と思われようと、何と噂されようと、行方知れずの茶金の髪を追うことだけ。考えることはそれだけだった。それしか考えることができなかったのだ。
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借金肩代わりっておめー、初っ端から愛が重いなと思われたお嬢さんはお気に入り登録お願いしまーす!
長い討伐からヘトヘトになって帰ってきたら、元相棒のリストが兵士を辞めていた。誰かの遺品だが、いい剣を拾ったからそれを土産に帰ってきたのに。
突然のことだったらしい。一身上の都合により、という内容の辞表を兵士長に提出した。兵士長はなんとか引き留めようとしたが、リストはどうしてもと言い張った。もっと上のお偉いさんに話を持って行き後日また説得しようとしていたらしいが、次の日にはもういなかった。深夜に窓から脱出したらしい。もぬけの殻だったそうだ。
借金がある。友達の保証人になっていた。額が額だから払えない、金を作りに行ってくる。
長い説得時間の中、兵士長がやっとの思いで聞き出した理由がそれだった。自分もいくらか貸してやるから、と言ったが頑なに断られた。貸し主が複数に及ぶ借金の合計額や、リストを保証人にした者の身元は割れている。こいつだ、と皺の寄った書類を一枚見せられた。
例の友達はすでに、リストと同じく逃走していた。もう死んでいるかもしれない。保証人になったのはリストだけなので、親族たちには返済義務などはない。もし仮に支払うとしても、とてもじゃないが利息だけでも支払っては行けない額だった。あいつの親はありふれた、ごく普通の平民だからだ。
本人が不在なので債務の整理などもできない。寸志を募るか、と話をしていたところだったと兵士長は疲れた顔で言っていた。私たちはしばらく、そこで黙って立ち尽くす他なかった。
「トラヴィス、聞いたか? リストの話。借金取りから逃げてるって」
「今の相棒が金かき集めてるらしいぞ。借金まっさらにしてやるんだって」
「俺止めたけどな。だって兵士長が金集める計画してるし、今後の生活もあるじゃんか。あいつ奥さんに逃げられてっから今はそれどころじゃねえだろうに」
リストは人気者だった。あいつの周りには常に人がいた。学生時代から有名人で、あいつの名前を知らない奴は学園にいなかった。
特別容姿が優れているわけじゃない。ただ手足が長く、顔の輪郭はとかく滑らかで美しかった。細い茶金色の髪と、薄い金色の瞳をしていて、笑うとそこだけ日が差したようになる。取り立てて目立つところはないのだが、妙に華を感じる奴だった。
みんなこいつと話をするのが好きだった。誰これ構わず話しかけ、そんな奴いたっけ、という存在感の薄い者ともあっという間に仲良くなる。だから実力はそこそこでコネなど何もないのに、人気があり競争率のバカ高い王宮お抱えの兵士職にありつけた。
最初は私の相棒だった。魔獣討伐には兵士と魔術師のツーマンセルが基本になる。前に出るのが兵士や騎士。後ろから援護するのが魔術師。二人で飛馬に乗って飛んで戦うこともある。人との交流が大の得意なリストとの仕事というのは、それを大の苦手とする私でも非常にやりやすいものだった。
しかしそれも束の間のこと。異動命令が出たのである。私は一定水準超えである魔力量以上に、制御の類が得意だった。リストがそばにいることで安心したのか、魔術の精度は飛躍的に伸びた。それを見た上が兵士としては凡庸だったリストより、もっと才能のある者と組ませよとの指示をした。
リストなしじゃ精度が上がらない、なんてことはもうなかった。それだけ場慣れし、自信がついたということだ。現相棒の腕が良く、信頼できるからというのもある。リストがいないと何もできないあの頃とは違うのだ。でも。
仕事を終えていつもの宿舎に帰ったとき、一番会って話したいのはリストだった。だが、あいつは突然いなくなった。行方不明。消息不明。行き先は誰も知らない。
その時、自分がどんな表情をしていたのかはわからない。ただ眼の前が真っ暗になり、ボロボロと足元が崩れ落ちてゆくようだった。
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「トラヴィスくん、君まで辞められちゃ困るんだよ! リストのことは今みんなで探してるんだ。帰ってきて君が居なかったら彼も心配するよ、ね?」
「辞めませんよ、休職です。籍は置いたままにしますから。どうかお願いします」
「探すったって、どこを探すのさ。あの子追跡妨害の魔道具なんか持ってるらしくて、追うのは魔術師でも難しいよ。一体それをどうやって」
「わかります。私なら。魔力量は膨大とは言えませんが、僭越ながら制御に関しては私が一番です。もし追跡できなくなったらすぐに戻りますから、どうか。どうかお願いします」
とにかく一度上に報告するから待ちなさい、というところで一旦話を打ち切られた。頭に手を当て困った表情を隠しきれていない兵士長には悪いと思ってはいる。しかしもう決めたのだ。だって、あいつの借金はすでに。
「…君が肩代わりしたって本当なの?」
「そうです。だからもう追っ手も来ないし、見つかればすんなり帰せるでしょう」
「どうしてそこまで……額が額でしょう。君が代わりに借金したわけじゃなく?」
「ええ、そうです。だって使ってませんでしたから。昇級させて頂きましたし、お金はたっぷりありました。また貯めればいいだけの話です。旅の費用も問題ないです」
「個人的なことだから、言いたくなかったら答えなくていいんだけど……彼とは恋人同士なの?」
「いいえ? 元相棒です。それだけです」
薄く笑う私を見て、兵士長はなんとも解せないという顔をしていた。私だってやり過ぎだとは思う。でももうやってしまったものは仕方ない。もう旅の準備も万全だ。
私の意識は、この宿舎と仕事場にはもうなかった。何と思われようと、何と噂されようと、行方知れずの茶金の髪を追うことだけ。考えることはそれだけだった。それしか考えることができなかったのだ。
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