異世界でおまけの兄さん自立を目指す

松沢ナツオ

文字の大きさ
174 / 174
ハネムーン編

ハネムーン編 エルビス 5 *R18 最終話

しおりを挟む
 浴室を出る前に、姿見で自分を見ると一気に顔に熱が集まった。

(恥ずかしい~~!! やっぱりローブを着ようかな? でも、このまま出て行った方が驚きそうだし……)

 これも持っていくと片手が塞がるし、脱ぎにくいもんな!! このかっこうで驚かせてやる! いつもエッチな技で負けるけど、今日の俺は違う!! 
 玉も中に仕込んで、決意を固めて寝室に向かった。エルビスはローブを着てベッドの背もたれに寄りかかっていた。

「エルビス、お待たせ」
「いえ、大丈夫で……」

 エルビスは俺の格好を見て固まった。徐々に脱ぐ作戦が良かったのか?! でも、ここまでしたんだから、押し切ろう!!

「ジュンヤ様、それは」
「えっと、こういうの好きかなって作ってもらった」
「私のためですか?」
「そう。どう?」
「とても、可愛いです。それに……エッチですね」

 今日の俺は純白スケスケベビードールです! パラパさんがエルビスはフリフリが好きなはずって言うからフリルがついている! パンツは紐パンです!! すっかり慣れたね、紐パン……

「あのさ、今日は俺、旦那様のお世話をしたいんだ」
「私を?! しかし、それは」
「いいよね? 俺、いつも世話してもらってるけど、大事な人のお世話をしたいなぁ」
「うっ、そんな可愛いことを言われたら、断れませんよ」
「断るつもりだった?」
「私は、侍従で……」
「違う」

 サイドテーブルに箱を置いてベッドに乗る。

「エルビスは、俺の夫だろう? 対等なんだ。いつも頑張ってるエルビスを癒やしてあげたいんだ」
「何をしてくれるんです?」
「いつもマッサージしてくれるだろう? 俺もしてあげる」

(もちろん、ちょっとエッチなやり方を覚えたんだけどな!! こっそり勉強しました!)

「エルビス 、脱いでうつぶせになって」
 
 箱から出したオイルをボウルに入れる。ボウルには魔石が組み込んであって、オイルが温まるようになっている。いつもこうしてくれてたって知ったんだ。
 特別にブレンドしてもらった、香りがいいハーブやフルーツの香りが漂っていい香りだ。それを手にとってエルビスの背中に塗る。褐色の肌がオイルで艶を増して、すごくキレイだった。
 エルビスの上に跨ってゆっくりと上半身に手を這わせる。学生時代は選手同士でマッサージをしていたから、体に触れると肩や背中がこっているのがわかった。

「うっ……ジュンヤ様っ」
「痛い?」
「少しだけ」
「肩と背中がこってるよ。いつも頑張っているからだよね。優しくするから」

 俺を世話したり抱き上げたり、日々世話をしてくれる体。少しでも楽にしてあげたい。指圧は慣れないだろうから、リンパマッサージなら後からもみ返しもないだろう。

 くちゅっ、ぬちゅっ……

(あ、音がエッチだ)

 それに、エルビスの体が時々ピクッと反応する。腰ももぞもぞしていて、もしかして。

「エルビス、今度は上向いて」
「——少し、待ってもらえませんか?」
「待たない。あのさ——勃ってる、よね?」
「っ?! 気がついてたんですかっ?!」
「うん。俺もそうなる時があるから変じゃないよ? ほら、してあげる」
「うっ……は、はい」

 仰向けになったエルビスのぺ○スはガッチガチのギンギンだった。

「つらそうだね。こっちを先にマッサージしてあげるよ」
「えっ?! ジュンヤ様っ? あっ」

 オイル塗れの手は滑りがいい。そっと握って上下すると、エルビスは抵抗をやめた。右手でしごきながら、左手はエルビスの肌を堪能する。腰のラインがキレイだな。しっかり筋肉がついてすべすべで……

「ふっ、くっ」
「これ、気持ちいい?」
「はい……」

 とろりと先走りが溢れて、誘われるように先端にキスして口に含んだ。

「はっ……あ、ジュンヤ、さ、ま」
「んぐっ、んん」

 唇で、舌で。優しく、でも強く吸い上げたりを繰り返すと、甘い滴が口いっぱいに広がる。屈んでフェラをする俺も、下半身が疼いて揺らしながら見せつけるようにべろりと舌で舐めてエルビスを見つめた。

「ジュンヤ様っ、私は、もう、あなたと繋がりたい、です」
「俺も……」

 俺が離れた瞬間、ガバッと起き上がったエルビスに抱きしめられた。

「ジュンヤ様、嬉しいです。私のために、わざわざこんなエッチな格好をしてくださったんですね」
「うん……気に入った?」
「最高です! 先ほどたっぷり愛して差し上げたから乳首がツンと尖っていますし、愛らしいピンク色が透けて美味しそうです。おや、こちらは、はみ出していますよ?」
「っ?! 言うなよぉ」

 わかってます!! パンツから息子がしてるって!! だって布の面積が少ないんだもんよ~!

「ふふ。求めてくださっているのが嬉しいです。でも、あんなマッサージをどこで覚えたんです?」
「普通のマッサージは前の世界で、運動の後でしてた。それと、こっちでも勉強した」
「——他の男に触れたのですか? それとも、触れられた?」
「あっちではエッチなことはしてないよ?」
「それでも、この体に他の男が触れたのは不快です」

 そう言って、エルビスはゆっくりと俺の体を撫で始めた。俺もエルビスの肌に手を這わせ、キスをしながら弄り合う。

「ふあ、あ~!」

 アナルに指が一本、そしてもう一本……クチュクチュと音を立てて良いところを擦ってくれる。

「玉も入れてくれたんですか? 今日は積極的ですね」
「ん、ハネムーン、だから、あっ! いっぱい、シようと、ん!」
「もう、入っても良いですか?」
「来てほしい……我慢してたんだ」
「ジュンヤ様っ!」

 体を持ち上げられ、対面座位で挿入された。すっかりほぐれたそこは、一気に入ってきても快感しか感じない。
 
「は、ああ~~っ!」
「すみません、抑えられません!!」
「良い、めちゃくちゃに、シて!」

 腿をがっしりと掴み、背中を支えたエルビスが激しく突き上げてきた。滅多にない激しい攻めに、驚きと歓喜が湧き上がった。

(嬉しい! もっと理性をぶっ飛ばして……!)

「だん、な、さまぁ、の、太いの、きもちいい」
「ジュンヤ様っ! ジュンヤ様っ!! ここが良いですか?」
「ふぁっ、あ、ああ~、イイ!!」

 深い繋がりからグッと抜かれ、浅い位置にある前立腺を何度もコツコツと攻められると頭が真っ白になりほど気持ちがいい。

「あ~! だ、め! そこ、は、すぐイッちゃう、とこぉ!」
「何度でも、イッてくださいね? 大丈夫ですよ。私が、全部してあげますから!」
「あうっ! あ、あ!」

 深く繋がったと思ったら、ベッドに押し倒されていた。腰の下にクッションが押し込まれ抽送が再開される。

 ずちゅっ、じゅぽっ……

「んぁ! はぁ、あ、ん!」
「キレイですよ、ジュンヤ様。感じている顔、素敵です。もっと見せて。遮音されていますから、声も抑えないで聞かせてください」
「ん、エルビス、好きっ! もっとめちゃくちゃにして……」
「——ええ。ハネムーンですからね。存分に愛してあげます」

 エルビスの腰使いは、驚くほど俺のいいところばかりを擦る。

「やぁ、イッちゃうぅ……」

 きっと、ひどくいやらしい顔をしている。恥ずかしさに顔を背けると、顎をしっかり捉えて視線を合わされた。

「顔を見せて。私を見て。そう、その、まま」
「んっ、もう、ダメっ! ——っ!! ああぁ……」

 ガクガクと体が痙攣する。それでも見つめ合ったままで……満足そうにほほ笑むエルビスに、胸がキュンとした。

「ああ……素敵です。このまま、私の愛を受け止めてくださいね」

 優しい声音とは正反対の激しい動きに、イッたままの体を完全に明け渡してただ揺さぶられつつづけた。快楽と幸福感の中で何度達したのかもわからない。

「愛しています……なぜ、これ以上の言葉がないのでしょう」

 朦朧とする意識の中で、エルビスの声が聞こえた。





「……ヤ様……ジュンヤ様。大丈夫ですか?」
「ん……」

 背中があったかい。ぴったりと抱かれている俺たちは、まだ裸だった。

「良かった。お目覚めになりましたね」
「ん? どうし、た……?」

 心配そうなエルビスに、きっと眠りすぎて心配させたんだと思った。でも、確かに下半身に違和感がある。エッチの後は挟まってる感がめちゃくちゃあるんだけど、すごくリアルにナカにある感じがする。

(いやいや、入ってる、よね?)

「あの、エルビス? 入って……る?」
「すみません……一度してみたかったんです。お嫌でしたか? 嫌なら残念ですが抜きま」
「待って! だめ! このままでいいよ」
「ふふふ、嬉しいです」

 抱きしめる力が強くなる。

「こういうの、してみたかったんだ?」
「殿下やダリウスが自慢するので、つい」
「あの二人はぁ~! それにしても、エルビス……準備万端みたいだね?」

 入ってるエルビスはフル勃起だとわかるくらい、俺の中に奥までぴったり嵌っている。

「ジュンヤ様といると、私の下半身は節操なしになってしまうようです。お食事の時間が過ぎてしまうので起こしたのですが」
「あ、そうか。一般の宿だから朝食の時間が決まってるんだっけ」
「実は、もう昼過ぎです」
「あ~! 寝過ごしちゃったね!」

 そう言われると、急に空腹に感じた。

「念のため携帯食は持ってきていますが、温かいものが食べたいですよね?」
「でも、コレ。イかないと、無理だろう?」
「トイレに行ってきます……」
「だめ!!」

 ちょっと待て! 一人で抜いてくるつもりらしいですよ、俺の夫は!

「えっ?」

 きょとんとしたエルビス 、可愛いなぁ。

「ダメだって。俺がここにいるのに、ナカに出してくれなきゃ、やだよ」
「~~ッ!!」
「わっ!? あっ、ん! んぁ! ナカで、イッて」
「ああ、もう! 好きです! 子作りの練習を、しましょう」

 ばちゅ! ばちゅっ!! パン!! パン!!

 俺の中にはまだエルビスの精液が残ったままだった。カーテンの隙間から日差しが差し込むなか、この部屋の中ではいやらしい音と肌のぶつかり合う音が響く。そんな状況に、ものすごく興奮した。

「ん、あ! エルビスとの、赤ちゃん、ほしい! いっぱい、れんしゅ、する」
「ええ。こうして、昼も夜も、たくさん、くっ、う! 愛されるんです、よ? よく覚えてください、ね!」

 結局、この後二回エッチをしたのでお昼は食いっぱぐれました。携帯食で空腹を凌ぎましたよ! だがそれで良い!! 反省はしない!

「すみません……」
「なんで謝るんだ?」
「ハネムーンなのに、携帯食なんて」

 二度寝から覚めたら夜でした。エルビスはエッチし過ぎたと反省しているみたいだ。

「俺は嬉しいよ。エルビスと何にも考えないでエッチ三昧なんて、滅多にないんだから」
「もちろん私も嬉しいです!! 本当にいいんですか? 私は少し欲張ってしまいましたが」
「もっと欲張っていいよ。でも、夜ご飯は下の食堂で食べよう? せっかくだから、ここの食事も楽しみたいな」
「それは良いのですが……心配です。ジュンヤ様の香りやしどけない色気に虫が寄ってきそうです」
「その時は、エルビスが守ってくれるだろ?」

 エルビスは本当は強いって知ってる。それに、頼られたいと思っているってことも。こうして甘えると、すごく嬉しそうにしてくれるんだ。
 いっぱいキスしながら服を着た。ちょっと足元がおぼつかないけど、階段は支えてもらって階下の食堂に行くと、お客さんがたくさんいた。宿泊客には専用のテーブルがあって、席の心配がしなくて良いのは助かった。
 出された料理は、以前より風味がよくなっていたし、硬くて噛みきれなかったパンも程よい歯応えに変わっていた。

「ずいぶん変わったな。歩夢君が頑張ってるのかな?」
「ジュンヤ様が下地を作られたからでしょう」

 エールを飲みながらの楽しい会話。でも、周囲には数人私服の騎士がいて、さりげなく警護されている。トマスさんとリューンさんもいた。

「おうおう、兄ちゃんの黒髪、うまいこと染めてあるなぁ~!! 姿絵の神子様みてぇだ!」
「おい、そっちは宿の客専用だぞ」

 酔っ払いが二人、専用席の方に寄ってきて、護衛に止められていた。

「良いじゃねぇか! 今、あっちもこっちも黒髪に染めるのがブームなんだぜ? でも、漆黒は難しくてなぁ。オレたちゃ染め粉を売ってんだけどよぉ~! 良い品を探しにケローガに来たんだよ。なぁ、そこの色っぺぇ兄ちゃん~! どこで買ったんだ?」

 酔っ払いのおじさんが護衛を力尽くで振り払おうとして、不穏な空気に食堂内がざわめいていた。

「やめないか。この方が神子ジュンヤ様ご本人だ。不敬罪に問われるぞ」

 エルビスが俺の前に立ち塞がってガードしてくれた。

「神子様ぁ? いくら高級宿でもこんな宿にいるわけねぇだろぉが~お貴族様のお屋敷にいるもんだろ?」
「やめないか。こちらは神子の伴侶のエルビス様だ。伯爵家のご子息であらせられるぞ」
「オメェら適当なこと言いやがって! 庶民をバカにしてんのか?!」

 本当に、酔っ払いはたちが悪い。いや、多分この人たちの酒癖が悪いんだろうけど。

「良いなぁ、あんた。あの色っぽい兄ちゃんとハメまくってんのか? 小せぇから締まりも良さそうだな!」
「ギャハハ! うらやましいねぇ~! 兄ちゃん、たまにはオレみてぇなワイルドな男にガッツンガッツンやられてみたくねぇ?」

(最っ低だな! 下ネタもここまでいくと笑えない!)

「ギャハハッ!ハッ……ん? なんだ? 寒みぃな、って……うひゃっ?!」
「なんだよ、おまえ! どうし……ん? なんだ? っひぃ?! 足がっ!!」

 悲鳴を上げる二人の足元を見ると、見る見るうちに足が凍っていき、下半身が氷に覆われた。そして、そのまま胸の辺りまで伸びて、顔を覆いかけて……

「エルビス! そこまでだ!」
「——いいえ。この際ですから、きちんとわからせましょう」

 首まで凍りついた二人は暴れようとするが、首を振るしかできないし氷はヒビも入らない。

「おまえたち。この方こそカルタス王国の救世主の神子であり、王太子妃、そして私の伴侶のジュンヤ様だ」
「ほ、本物……?」
「そ、そんなっ! 本物だと思わなかったんでさぁ!! お許しを!!」
「たとえ別人に絡んだとしても、おまえたちの振る舞いは目に余る」

 オレが聞いたことがないほど低く威嚇する声に、思わずビビってしまう。

「このまま氷像になって砕け散るか、ジュンヤ様に謝罪したのち騎士団に引き渡し刑罰を受けるか、選ばせてやる」
「大人しく罰を受けます!! どうかお許しを!!」
「俺たちが悪うございました!! なにとぞお慈悲を~!!」

 大の大人が涙と鼻水を垂れ流して必死に訴える姿に、さすがのオレも止めに入った。

「エルビス。もう十分に反省してるよ。解放してやって」
「ジュンヤ様は優しすぎます。こういった輩はとことん成敗した方が良いのです」
「そうだけどさ、ほら、みてよ。もう良いだろう?」

 エルビスは二人を見て顔をしかめた。

「汚い……ジュンヤ様にお見せするものではないですね」

 結構ひどいな?! と思いつつ、ちょっと冷静になってきたみたいだ。

「な? こんなに大勢の人にあんな姿を見られたんだよ? あの人たちも反省したよ。そうですよね?」
「「はいっ!!」」
「もう、相手が誰であっても失礼なまねはしませんね?」
「しません!!」
「今後は! 絶対しません!!」
「なっ?」

 エルビスの左手を握ると、ため息をついて右手を振った。その瞬間、ぱちゃんと音がして氷が一気に溶けていた。おじさんたちがずぶ濡れなのは、きっとわざとだ。氷を砕いて消せるって知ってるから。
 へたり込んだずぶ濡れのおじさんたちは呆然としている。

「ジュンヤ様、騎士がまいりました」

 リューンさんが騎士を誘導してきて、おじさんたちは引っ立てられていった。

「少しお待ちください」

 珍しくトマスさんが騎士を呼び止めて、おじさんたちの前に立った。

「神子ジュンヤ様は、命がけでこの国を救ってくださった。私たちはその場に立ち会う栄誉を得た神兵です。——ジュンヤ様に害をなすものは、神兵も敵に回すとお考えください。よろしいですね?」

 トマスさんとリューンさんはニッコリ笑っているが妙な迫力を醸し出していて、なぜかおじさんだけでなく、その場にいる全員が無言で頷いていた。
 
「お時間を取らせて申し訳ありません」

 騎士が出て行った後の二人は、何事もなかったかのように静かに俺たちを見守る体制に戻っていた。

「ジュンヤ様。あの二人も、すっかり頼もしくなりましたね」
「うん」
「さて。宿の主人はあなたですか? 濡らしてしまってすまない。きちんと対処するので許してほしい。それと、騒がせてしまった謝罪にこの場にいる皆にエールを馳走したい。頼めるか?」

 エルビスの言葉で、お客さんがわっと盛り上がった。

「では、ハネムーンの続きを始めましょうか?」

 いつもの穏やかなエルビスに戻ってほほ笑む。

「あのさ、すごく——カッコ良かったよ」
「ふふふ……嬉しいです」

 ふと、屈んで口を耳元に寄せてきた。

「ベッドでもかっこいいところお見せしますね?」
「っ?! もう~!」

 クスクス笑い合って向かい合って食事をして。こんな当たり前のことが、心から幸せなんだって思った。

「エルビス。大好きだよ」

 乾杯をして、キスをして。冷やかしの声なんか気にしない。
 
「私たちの未来に、乾杯」
「乾杯!」

 エルビスが俺の侍従にならなかったら、今の俺はいなかったかもしれない。
 俺たちは未来を語り合った。
 そして夜は愛し合う——何度も、これから先も、ずっと。


ーーーー

エルビス編、終了です!! 少しはかっこいいところが見せられたでしょうか?
でも、やっぱり優しいママンなエルビスが作者は大好きです。とにかく可愛くてですね!(親バカ)
歩夢と再会すると長くなりそうだったのでやめてしまいました、ごめんなさい!

書き足りない箇所やフラグの回収は書く予定の続編で! 他に書きたい話もあり少しお待ちいただくことになると思いますが、書いていきたいなと思っています。

長期に渡るご愛読ありがとうございました。
しおりを挟む
感想 957

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(957件)

ゆうきぼし/優輝星

完結おめでとうございます!とっても感慨深いです。

私がこの作品に出合ったのは、未曾有の災禍の時期でした。
外出もままならず、鬱々とした中で、ジュンヤ達の旅のお話に救われました。

笑いあり涙あり、愛に満ちた仲間がいて目的に向かって突き進んでいく姿は本当に一筋の光のようでした。
息の詰まるような日々の中で、彼らの冒険談と愛の日々が毎日のオアシスのようでした。

素敵なお話をありがとうございました。彼はずっと私の中で生き続けています。

無理なく自分のペースで、これからもいろいろ沢山のお話を書き続けてください。
お身体ご自愛くださいね。ずっと応援しております。


2025.12.21 松沢ナツオ

ゆうきぼし様

こちらこそ、ずっと応援してくださっていたので勇気をもらえました!
実は、あの状況で瘴気と戦う話を刊行されるのは怖い気持ちがありました。
しかし、ゆうきぼしさんと同じようなコメントをいただくことがあり、刊行されてよかったんだと思えました。

わたしも、読者様が元気になれるようにと思っていたので、最高のお言葉をいただけ、本当にうれしいです!

最後までおつきあいくださり、ありがとうございました!!

解除
ぴ
2025.12.06

初めまして電子書籍にて松沢様の小説に出会い発売済みの小説7巻マンガ5巻、読ませていただきました。8巻も予約済みです!!が強欲な心が動き何処かで続きを読めないか…と探しここを見つけて続きを楽しませていただきました

ジュンヤの強く可愛い所満載でここ数日胸きゅんの毎日でした🥹🥹
素敵な旦那様達にずっと可愛がりされて幸せな毎日を過ごすジュンヤに癒されました
エルビスとの甘々イチャイチャシーンさいっっっっっっこうに甘くてお腹いっぱいです😭✨

普段、漫画ばかり読んでおり小説を読み続ける事が無かったんですけど文字をも読む楽しさに改めて気づけましたありがとうございますෆ‪ෆ‪
いちゃラブ子作りもいつか読ませていただけると嬉しいな…と思いながらお気に入りシーン何度も読み返してますෆ‪

寒い日も続きお忙しいと思いますがお体に気をつけてこれからも素敵な作品読ませていただけること願ってます꒰ ྀི ∩⸝⸝∩ ꒱♥︎

2025.12.06 松沢ナツオ

ぴ様

はじめまして!各巻読了済み、8巻の予約もありがとうございます😭✨
結構手直ししているので、二度読んでも楽しんだだける作品に仕上がったと自負しています。

エルビス推しですか?エルビスは優しくて可愛くてママ味もあり、私も大好きなキャラです!!

大長編ですが、楽しく読んでもらえたようで本当に嬉しいです。
読み返してもらえるのは大変光栄です!

優しいお言葉の数々に感激で胸がいっぱいです。
いつか続きを書けたらいいなと思っています。

解除
のんのん茶
2025.09.06 のんのん茶
ネタバレ含む
2025.09.06 松沢ナツオ

のんのん茶様

間違えてネタバレにチェックを入れしまいました〜!すみません!
なんと、商業全巻読破してくださっているのですね。
毎回、webより面白くなるようにとブラッシュアップしております。
わざわざこちらまで来て嬉しい言葉をいただき感激しています。
もうしばらくお待ちくださいね。本当にありがとうございます!

解除

あなたにおすすめの小説

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放

大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。 嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。 だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。 嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。 混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。 琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う―― 「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」 知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。 耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう

水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」 辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。 ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。 「お前のその特異な力を、帝国のために使え」 強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。 しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。 運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。 偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました

タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。 クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。 死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。 「ここは天国ではなく魔界です」 天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。 「至上様、私に接吻を」 「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」 何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。