71 / 76
疾駆
20-2「そうでなくって? 貴女達はみんな結局私と同じ」
しおりを挟む
一方、クロウ達と別れた残りの航空隊女子メンバーである。改めてメンバーを確認してみよう。
ユキ、トニア、アザレア、エリサ、そしてミツキである。彼女達の集まりにまだ名前はない。だが、今回ユキはミツキの提案を受けてタイラーに女子会議開催の許可を願ったため、クロウ女子議員連と呼ばれる事になるが、それはまた別の話だ。
今回ユキが全員で話し合いの場、という名目のお泊り会会場として用意したのは『つくば』兵卒用居住区の一角の空き居室である。兵卒用の居室であるため、この居室は6人部屋であった。
3段ベッドが左右の壁際にそれぞれ1台ずつ。ベッドはカーテンで区切られる構造であり、最低限のプライベートは守られる構造となっている。
ロッカー型のクローゼットが人数分。その他に緊急時に体を固定するためのデスクとリクライニングシートも奥の壁際に人数分並んでおり、兵卒用の居住スペースとはいえ内装は広い。
さらに、クロウやシドの居室と同様に共用のユニットバスとトイレも居室内にあるため、生活に不自由がない構造となっている。
「これは、コレ一回こっきりで使うには勿体ない位にいい部屋ね」
この部屋を一目見たミツキの感想である。
因みにであるが、この部屋はクロウとシドの居室の2階下の真下に存在した。階段こそあるが、その距離は近い。
「ああ、やっぱりそう思う? 私もそう思ってさ。艦長にお願いして人員が足りなくなるまでここは自由に使っていいって許可を貰ってあるんだ。みんなも自由に使っていいよ。多分ここの存在意義はこれから高まるんじゃないかな?」
言いながらユキは手近にあった3段ベッドの一番下に腰掛けた。
「私とアザレアに至っては、こっちに引っ越した方が、効率が良さそうに感じるわ」
「ん、クロウの護衛が捗る」
トニアとアザレアも、ユキと反対側の3段ベッドの一番下に腰掛けた。
「私も主な居室をこちらに移した方が良いかもしれません。パラサお姉さまは優しく接して下さいますが、肉親という事もあってかお互いに無遠慮になりがちなので、規律としては良くないかもしれないと考えていました」
「へえ、意外ね。アナタ達姉妹はお嬢様育ちなのだから、そんなことは無いと思っていたわ」
「それは偏見というものです、ミツキお姉さま。毎日居室に帰る度にシドお義兄様との惚気を聞かされる私の身にもなって下さいまし。最近はお義兄様が格納庫に籠って作業をし続けていますから、パラサお姉さまったら押し掛け妻のように甲斐甲斐しくお手製の弁当や差し入れなんかを持って行っているのですよ? そうでもしないと接点が無いというのは分かりますが、まるであれではストーカーです」
少し疲れた顔をしながら、言うエリサの肩を抱いて、ミツキはユキの座るベッドにエリサと共に腰掛けた。
「さて、改めて。このメンバーだけで集まるのは初めてだね。もう自己紹介の必要もないだろうけど、ここにいるという事は、クロウ君と傍に居たいと願う恋敵であると同時に、『万が一』の時にお互いの意思を引き継ぐバディ以上の義姉妹にも等しい関係だと思う」
それぞれがベッドを席にして座った事を確認してユキは切り出す。切り出したユキの一言はその場に居る誰にとっても真実であるが重みを伴った事実である。
事実、彼女らの想い人であるクロウも、彼女ら自身も、いざ戦場に立てば命を失う可能性はいくらでもありえるのだ。
「あら? でもここに居る誰もが、死ぬ気なんてさらさら無いでしょう? 何としても生き残ってクロウの傍に居たい。そうでなくって? 貴女達はみんな結局私と同じ。とっくに彼にイカレてしまっているのだわ」
言いながら、ミツキはその黒髪を優雅にかき上げて、その朱い瞳でじっと居並ぶ少女たちの瞳を一人ずつ覗いていく。ユキの色素の薄い茶色い瞳。トニアの彼女を象徴するような明るい茶色の瞳。アザレアの黄金の瞳。エリサの青いサファイアを思わせる瞳。
「万が一も、兆が一も私は許さないわ。絶対にここに居る貴女達だけは死なせない。今は効果があるかどうか怪しいけど、その為なら貴女達に私の血を飲ませてもいい」
流石にこれは最後の手段だけどね、とミツキは付け足す。
「ミツキ。前から思っていたのだけど、貴女の在り方はとてもクロウ君のそれに似ている。やはり貴女はクロウ君の番なのね」
そう言うトニアに、ミツキは静かに首を横に振る。
「それは違うわトニア。私は貴女達が気に入ったから、愛せるからそうしたいと願うの。でもクロウは違う。クロウはね、目についた人間なら誰でも助けようとしてしまう。彼の愛は歪んでいるわ。どうしようも無い程に。私は生前からその危険性を十分に理解していたつもりだった。でも、原因までは分からなかったの。もしかしたら私が彼を殺してしまった時にその心を壊してしまったのかと心配になった程よ……」
ここから話す話は決して他の人に聞かせないで、とミツキは続ける。
「でもね、こうしてこの『つくば』に来てようやく合点がいったわ。歪んでいたのはクロウじゃない。彼が理想として目指していた八郎さん。あなた方が艦長と、そしてタイラーと呼ぶその人よ。そして、彼を人間に戻すのは私でも、ましてやここに居る貴女達でもない。私達に出来るのは、その歪みがこれ以上クロウを蝕まないようにする事だけ」
ミツキはそう言うと静かに目を閉じた。
「話が逸れたわ。私は貴女達に提案するためにユキさんにお願いしてこの場を設けたの。全員が安心して生き残ってクロウの傍に居る為の話よ」
だから、この話はもうお終い。と、ミツキは念を押す。
そのミツキの話をユキは確信を持って聞いていた。そして、そのタイラーの歪みを何とかするのはこの場に居ない一人の少女の役目であるとも。
トニアもまた確信を強く持っていた。クロウとタイラーの関係性の事実確認、そしてクロウに対する接し方の是非。それは彼女のテーマでもある。
アザレアはそれを聞いても心を動かすことはない。彼女にはその事実はあまり重要ではない。今彼女の中にあるのは最初と変わらずに如何にしてクロウを守るかという一点なのだ。
そしてエリサはこの後の話で、自分が中心人物になるとは思っていなかった。この時はまだ、この頼もしい姉たちと共に道を歩けば、彼女達とクロウと共に居られるであろうという確信しか持っていなかったのである。
こうして彼女たちの夜もまた更けていく。
一方その頃クロウ達は、購買部で買い込んだお菓子やらジュースを担いでヴィンツの病室へ見舞に行っていた。当然であるが、そこにはブリーフィングルームで別れたマリアンも居る。
彼らは渡すものだけ渡すと、さっさと退散する事とした。これ以上彼の近くに居るのは野暮というものだ。
「うっわ。クロウ少尉もケルッコ曹長も、いくらヴィンツが何でも食べられるからってずいぶん買い込んで来たわね」
彼らが去ってから、ヴィンツのベッドの周りにうず高く積み上げられたビニール袋に入ったお見舞いの品を見ながらマリアンはぼやく。彼女はその中から冷蔵が必要なものをより分けて病室に備え付けられている冷蔵庫へせっせと仕舞っていた。
「ああ、マリアン。いいっすよ。自分、後でやるっすから」
「いいから、あんたは黙ってそこで座ってなさい。まったく、目を離すとなんでも自分でしようとするんだから」
とは言われるものの、ヴィンツはこの医務室で待機を命じられているだけで暇を持て余していた。ケルッコにお願いして自分の端末を持ち込んでゲームや読書などをしてみるが、どうにも手持無沙汰感は拭えない。
そもそも、何故自分は、この出身地が一緒だというだけの少女に甲斐甲斐しく世話を焼かれているのだろうか?
彼女とは確かに家が近所であり、幼い頃はそれこそよく遊んだ幼馴染であり、また良き友人でもあった筈だが、この『つくば』で同じ航空隊に所属するまでは疎遠になっていた筈なのだ。
実際、再会してからも会話らしい会話をした覚えがヴィンツにはなかった。
「あんたさ、約束覚えていないでしょう?」
マリアンに唐突に言われて、ヴィンツはギクリと肩を揺らす。
彼女に約束と言われて、思い当たる節などヴィンツには一つしかなかった。
「え? まさかマリアン。あの約束はまだ失効して無かったっすか!?」
そのヴィンツの答えを聞いたマリアンは鼻でため息を吐く。
「するわけないでしょバカヴィンツ! 面と向かって言われたならともかく。あんたはもっと女の執念って奴を覚えた方が良いわ。ミツキ少尉なんか見なさい。あの人は数千年も一人を追いかけ続けたのよ? 私もあの人の立場だったら同じことをしたでしょうね」
ヴィンツは困ったように自身の頭を掻く。
「いやぁ、参ったっす。自分はてっきりマリアンは忘れているとばかり。それならそうと再会した時にでも言ってくれればよかったのに」
「あんたが覚えているかどうかもわからないもの。言う訳が無いでしょう? バカヴィンツ! でも覚えているなら話は早いわ。大人になったらちゃんとお嫁に貰って貰うわよ? いいわね?」
マリアンはそう言いながら、ヴィンツと顔を合わせないようにそっぽを向きながら赤面し、ちらちらと横目でヴィンツの表情を覗き見るという器用な動作をして見せていた。
「はぁ、自分としては願ったり叶ったりなんすけど。マリアンがそれでよければ」
ヴィンツがそう言うと同時に、マリアンはヴィンツに抱き着いて思い切り彼にキスをしていた。
ユキ、トニア、アザレア、エリサ、そしてミツキである。彼女達の集まりにまだ名前はない。だが、今回ユキはミツキの提案を受けてタイラーに女子会議開催の許可を願ったため、クロウ女子議員連と呼ばれる事になるが、それはまた別の話だ。
今回ユキが全員で話し合いの場、という名目のお泊り会会場として用意したのは『つくば』兵卒用居住区の一角の空き居室である。兵卒用の居室であるため、この居室は6人部屋であった。
3段ベッドが左右の壁際にそれぞれ1台ずつ。ベッドはカーテンで区切られる構造であり、最低限のプライベートは守られる構造となっている。
ロッカー型のクローゼットが人数分。その他に緊急時に体を固定するためのデスクとリクライニングシートも奥の壁際に人数分並んでおり、兵卒用の居住スペースとはいえ内装は広い。
さらに、クロウやシドの居室と同様に共用のユニットバスとトイレも居室内にあるため、生活に不自由がない構造となっている。
「これは、コレ一回こっきりで使うには勿体ない位にいい部屋ね」
この部屋を一目見たミツキの感想である。
因みにであるが、この部屋はクロウとシドの居室の2階下の真下に存在した。階段こそあるが、その距離は近い。
「ああ、やっぱりそう思う? 私もそう思ってさ。艦長にお願いして人員が足りなくなるまでここは自由に使っていいって許可を貰ってあるんだ。みんなも自由に使っていいよ。多分ここの存在意義はこれから高まるんじゃないかな?」
言いながらユキは手近にあった3段ベッドの一番下に腰掛けた。
「私とアザレアに至っては、こっちに引っ越した方が、効率が良さそうに感じるわ」
「ん、クロウの護衛が捗る」
トニアとアザレアも、ユキと反対側の3段ベッドの一番下に腰掛けた。
「私も主な居室をこちらに移した方が良いかもしれません。パラサお姉さまは優しく接して下さいますが、肉親という事もあってかお互いに無遠慮になりがちなので、規律としては良くないかもしれないと考えていました」
「へえ、意外ね。アナタ達姉妹はお嬢様育ちなのだから、そんなことは無いと思っていたわ」
「それは偏見というものです、ミツキお姉さま。毎日居室に帰る度にシドお義兄様との惚気を聞かされる私の身にもなって下さいまし。最近はお義兄様が格納庫に籠って作業をし続けていますから、パラサお姉さまったら押し掛け妻のように甲斐甲斐しくお手製の弁当や差し入れなんかを持って行っているのですよ? そうでもしないと接点が無いというのは分かりますが、まるであれではストーカーです」
少し疲れた顔をしながら、言うエリサの肩を抱いて、ミツキはユキの座るベッドにエリサと共に腰掛けた。
「さて、改めて。このメンバーだけで集まるのは初めてだね。もう自己紹介の必要もないだろうけど、ここにいるという事は、クロウ君と傍に居たいと願う恋敵であると同時に、『万が一』の時にお互いの意思を引き継ぐバディ以上の義姉妹にも等しい関係だと思う」
それぞれがベッドを席にして座った事を確認してユキは切り出す。切り出したユキの一言はその場に居る誰にとっても真実であるが重みを伴った事実である。
事実、彼女らの想い人であるクロウも、彼女ら自身も、いざ戦場に立てば命を失う可能性はいくらでもありえるのだ。
「あら? でもここに居る誰もが、死ぬ気なんてさらさら無いでしょう? 何としても生き残ってクロウの傍に居たい。そうでなくって? 貴女達はみんな結局私と同じ。とっくに彼にイカレてしまっているのだわ」
言いながら、ミツキはその黒髪を優雅にかき上げて、その朱い瞳でじっと居並ぶ少女たちの瞳を一人ずつ覗いていく。ユキの色素の薄い茶色い瞳。トニアの彼女を象徴するような明るい茶色の瞳。アザレアの黄金の瞳。エリサの青いサファイアを思わせる瞳。
「万が一も、兆が一も私は許さないわ。絶対にここに居る貴女達だけは死なせない。今は効果があるかどうか怪しいけど、その為なら貴女達に私の血を飲ませてもいい」
流石にこれは最後の手段だけどね、とミツキは付け足す。
「ミツキ。前から思っていたのだけど、貴女の在り方はとてもクロウ君のそれに似ている。やはり貴女はクロウ君の番なのね」
そう言うトニアに、ミツキは静かに首を横に振る。
「それは違うわトニア。私は貴女達が気に入ったから、愛せるからそうしたいと願うの。でもクロウは違う。クロウはね、目についた人間なら誰でも助けようとしてしまう。彼の愛は歪んでいるわ。どうしようも無い程に。私は生前からその危険性を十分に理解していたつもりだった。でも、原因までは分からなかったの。もしかしたら私が彼を殺してしまった時にその心を壊してしまったのかと心配になった程よ……」
ここから話す話は決して他の人に聞かせないで、とミツキは続ける。
「でもね、こうしてこの『つくば』に来てようやく合点がいったわ。歪んでいたのはクロウじゃない。彼が理想として目指していた八郎さん。あなた方が艦長と、そしてタイラーと呼ぶその人よ。そして、彼を人間に戻すのは私でも、ましてやここに居る貴女達でもない。私達に出来るのは、その歪みがこれ以上クロウを蝕まないようにする事だけ」
ミツキはそう言うと静かに目を閉じた。
「話が逸れたわ。私は貴女達に提案するためにユキさんにお願いしてこの場を設けたの。全員が安心して生き残ってクロウの傍に居る為の話よ」
だから、この話はもうお終い。と、ミツキは念を押す。
そのミツキの話をユキは確信を持って聞いていた。そして、そのタイラーの歪みを何とかするのはこの場に居ない一人の少女の役目であるとも。
トニアもまた確信を強く持っていた。クロウとタイラーの関係性の事実確認、そしてクロウに対する接し方の是非。それは彼女のテーマでもある。
アザレアはそれを聞いても心を動かすことはない。彼女にはその事実はあまり重要ではない。今彼女の中にあるのは最初と変わらずに如何にしてクロウを守るかという一点なのだ。
そしてエリサはこの後の話で、自分が中心人物になるとは思っていなかった。この時はまだ、この頼もしい姉たちと共に道を歩けば、彼女達とクロウと共に居られるであろうという確信しか持っていなかったのである。
こうして彼女たちの夜もまた更けていく。
一方その頃クロウ達は、購買部で買い込んだお菓子やらジュースを担いでヴィンツの病室へ見舞に行っていた。当然であるが、そこにはブリーフィングルームで別れたマリアンも居る。
彼らは渡すものだけ渡すと、さっさと退散する事とした。これ以上彼の近くに居るのは野暮というものだ。
「うっわ。クロウ少尉もケルッコ曹長も、いくらヴィンツが何でも食べられるからってずいぶん買い込んで来たわね」
彼らが去ってから、ヴィンツのベッドの周りにうず高く積み上げられたビニール袋に入ったお見舞いの品を見ながらマリアンはぼやく。彼女はその中から冷蔵が必要なものをより分けて病室に備え付けられている冷蔵庫へせっせと仕舞っていた。
「ああ、マリアン。いいっすよ。自分、後でやるっすから」
「いいから、あんたは黙ってそこで座ってなさい。まったく、目を離すとなんでも自分でしようとするんだから」
とは言われるものの、ヴィンツはこの医務室で待機を命じられているだけで暇を持て余していた。ケルッコにお願いして自分の端末を持ち込んでゲームや読書などをしてみるが、どうにも手持無沙汰感は拭えない。
そもそも、何故自分は、この出身地が一緒だというだけの少女に甲斐甲斐しく世話を焼かれているのだろうか?
彼女とは確かに家が近所であり、幼い頃はそれこそよく遊んだ幼馴染であり、また良き友人でもあった筈だが、この『つくば』で同じ航空隊に所属するまでは疎遠になっていた筈なのだ。
実際、再会してからも会話らしい会話をした覚えがヴィンツにはなかった。
「あんたさ、約束覚えていないでしょう?」
マリアンに唐突に言われて、ヴィンツはギクリと肩を揺らす。
彼女に約束と言われて、思い当たる節などヴィンツには一つしかなかった。
「え? まさかマリアン。あの約束はまだ失効して無かったっすか!?」
そのヴィンツの答えを聞いたマリアンは鼻でため息を吐く。
「するわけないでしょバカヴィンツ! 面と向かって言われたならともかく。あんたはもっと女の執念って奴を覚えた方が良いわ。ミツキ少尉なんか見なさい。あの人は数千年も一人を追いかけ続けたのよ? 私もあの人の立場だったら同じことをしたでしょうね」
ヴィンツは困ったように自身の頭を掻く。
「いやぁ、参ったっす。自分はてっきりマリアンは忘れているとばかり。それならそうと再会した時にでも言ってくれればよかったのに」
「あんたが覚えているかどうかもわからないもの。言う訳が無いでしょう? バカヴィンツ! でも覚えているなら話は早いわ。大人になったらちゃんとお嫁に貰って貰うわよ? いいわね?」
マリアンはそう言いながら、ヴィンツと顔を合わせないようにそっぽを向きながら赤面し、ちらちらと横目でヴィンツの表情を覗き見るという器用な動作をして見せていた。
「はぁ、自分としては願ったり叶ったりなんすけど。マリアンがそれでよければ」
ヴィンツがそう言うと同時に、マリアンはヴィンツに抱き着いて思い切り彼にキスをしていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる