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魔導拳銃の射撃でご機嫌斜めになり、俺へと向かって来た鮫人を迎え撃つ為に、霊刀ヨコワを構えて、鮫人へと駆け寄って行く俺。
鮫人と俺の距離が近くなり、鮫人は口を開いて俺へと襲い掛かって来る。
口が開いたのを見た俺は、魔導拳銃を抜いて鮫人の口内へ射撃をした。
弾丸は鮫人の口内にダメージを与える事に成功するも、鮫人の頭部を破壊するには至らず、鮫人は口から血を流しながら立ち止まった。
立ち止まり隙を見せた鮫人の足に向かって、ヨコワの鋭い刃を走らせる。
ヨコワの刃は鮫人の左足を大きく切り裂くも、切断には至らない。
だが、鮫人の機動力を大きく削る事は出来たはずだ。
反撃を警戒しすぐに鮫人から距離を取りながら、魔導拳銃を切り裂いた左足の傷に向けて射撃する。
弾丸は鮫人の傷に着弾し、ヨコワで切り裂かれた傷を中心に足を破壊していく。
だが俺は射撃の手を止めない。
何発も撃ち込むと、魔導拳銃の弾丸の威力に耐えきれなくなった左足足は、弾丸の運動エネルギーにより完全に破壊され、さらに襲い掛かる弾丸で無惨に千切り飛ばされた。
片足を失い怒り狂った鮫人は、『ギシャアーーーッ』と咆哮を上げると、姿を変えていく。
手足は胴体に吸収され、体は流線型へと変わり、その姿は鮫と同じ形へとに変わったが、フライングシャークよりも小型で体長は4m程度だが、モンスターハウスで戦った巨大フライングシャークよりも圧が強い。
鮫人は明らかに強者の放つ圧と、息苦しさを覚えるほどの殺気を放って来る。
俺は右手に霊刀ヨコワを、左手に魔導拳銃を持ち、鮫人と向かい合った。
鮫型に変身した鮫人は、口を開かずに猛スピードで俺へと向かって来た。
俺は鮫人を躱すも、手鰭が体を掠めてしまい、掠った手鰭で左の上腕を浅く切られてしまう。
傷から出血しているが、鮫人鮫の攻撃は激しさを増し、治療や痛みを感じる暇を与えてはくれない。
噛み付き、体当たり、尾での打撃、様々な攻撃をして来たが、運良く躱したり、浅く傷を負う程度でなんとかやり過ごし、合間でこちらも攻撃を加える。
魔導拳銃で怯ませてからのヨコワでの斬撃、切り付けた傷を狙っての射撃、俺と鮫人鮫は一進一退の攻防をし、互いに傷を負い、出血箇所も少なくない状況だ。
そんな攻防を繰り返していると、不意に鮫人鮫は俺から距離を取り、全身に水を纏っていく。
水を纏ったまま頭を持ち上げて、俺の方へ振り下ろすと、纏った水が円錐状へと形を変え、俺に向かって飛んで来た。
地球上で最も威力のある物。
それは水だ。
圧倒的な水量で襲い掛かる水は、大きな建物を破壊し、高い圧力をかけられた水は、ダイヤモンドですら切断する。
そんな水の塊が、円錐状になって猛スピードで俺に向かって来る。
俺はその水の塊を避ける事に成功したが、水がぶつかった階段室の壁は、不壊と言われているダンジョンオブジェクトにも関わらず、大きく破壊されてしまった。
もし当たっていたら、ひとたまりもなかっただろう・・・。
次の攻撃をさせない為にも反撃に転じる為、鮫人鮫に切りかかろうと近付いていくと、鮫人鮫は大量に拳大の水玉を体の周りに浮かばせて、それを俺目掛けて飛ばして来た。
避けるには数が多過ぎる!
俺は左腕に装備したシールドガントレットからシールドを展開させ、そのシールドで身を守ろうとシールドの陰に隠れるが、水玉・・・ウォーターボールの威力は凄まじかった。
シールドは十発程度の攻撃には耐えたのだが、耐えた次のウォーターボールでシールドが破壊され、次のシールド展開が間に合わずに、俺はウォーターボールで全身を滅多打ちにされてしまった。
全身を激痛が駆け巡る。
骨は折れてはいなさそうだが、ヒビくらいは入っているだろう。
口の中は血の味が広がっており、口の端からは血が流れている。
痛む体を無理矢理起こし、力を振り絞って鮫人鮫を睨むと、鮫人鮫は俺の顔を暫く見てから、勝ち誇った様に階段室内を悠然と泳ぎ始めた。
その隙に中級回復薬を取り出して、急いで飲み干したが、全身を駆け巡る痛みが激痛から鈍痛に変わってくれたが、完治は出来なかった。
鮫人鮫に、回復薬を飲んだ事に気付かれてしまい、さらなる回復する隙は無い。
全身が鈍く痛むが俺は立ち上がり、トドメを刺そうと口を開いて向かって来る鮫人鮫の口内に、魔導拳銃を全弾撃ち込んだ。
鮫人鮫は流石にそこそこのダメージを負った様で、その場に落下すると痛そうにもがいている。
俺はすぐに魔導拳銃をチャージさせ、魔刃を発動させながら霊刀ヨコワで鮫人鮫に切り掛った。
霊刀ヨコワは魔力で鋭さを増し、さらに魔力で出来た刃で長さも増した状態で、鮫人鮫の頭を目掛けて振り下ろされた。
だが鮫人鮫は刃が当たる直前に体を捻り、回避行動を取ってきた。
だが振り下ろされる剣速の方が僅かに早く、完全に避ける軌道に入る前に刃が鮫人鮫の上顎と下顎の一部を切断する事に成功し、鮫人鮫は弱点になる柔らかい口内を剥き出しの状態になってしまった。
そのチャンスを見逃さず、俺は剥き出しの口内に魔導拳銃ごと左手を突っ込み、ゼロ距離での射撃を繰り返した。
チャージされた魔力が尽きるまで魔導拳銃の射撃は続き、口内や頭部を内側から破壊された鮫人鮫は地面に落下し、痙攣をしている。
これが最後のチャンス!
これを見逃して、もし回復されたら、もうこちらに勝機は無い・・・。
魔導拳銃を手放して両手でヨコワを持ち、魔刃を発動させながら鮫人鮫の頭部を切断する為に、ヨコワを振り下ろした。
全力で振り下ろされたヨコワは、鮫人鮫の頭部を切断する事に成功したが、その威力は衰える事なくダンジョンの床に深い切り込みを入れて止まった。
すぐにヨコワを床から抜くと、魔刃を発動させながら鮫人鮫を何度も光の粒子に変わるまで切り付けた。
鮫人鮫はドロップ品に姿を変え、消えていった。
限界を超える戦いを、俺が制したのだ。
ドロップ品が気になるが、流石に疲れた。
俺はその場に座り込み、中級回復薬を取り出して飲み干した。
それでも疲れが癒える事は無く、全身は猛烈な怠さに支配されていたが、ダンジョンの探索記録を更新出来た為、どこか晴れやかな気分だ。
少しの間、その場に座り込み休憩をしていたが、ドロップ品の確認と回収をしてしまおうと思い、立ち上がってドロップ品の落ちている場所へと移動する。
気になるドロップ品は、バスケットボール大の魔石が一つ、拳大のマーブル模様の石が一つ、スキルオーブが一つ、豪華な装飾の宝箱が一つ、そして鮫人が横たわっているのだが、これもドロップ品になるのだろうか?
踏破の証明として全て回収し、手放しはしないが協会への報告用として持って帰る事にした。
そして俺は階段を降り、桜ダンジョン史上初の10階層へと足を踏み入れた。
10階層からは未到達階層なので地図も情報は無いのだが、階段を降りてすぐに巨大な扉が有った。
その扉が気にはなるが、今は一旦地上に戻る事にし、俺は1階層のゲート近くまで転移をしてからゲートを通って地上へと戻った。
鮫人と俺の距離が近くなり、鮫人は口を開いて俺へと襲い掛かって来る。
口が開いたのを見た俺は、魔導拳銃を抜いて鮫人の口内へ射撃をした。
弾丸は鮫人の口内にダメージを与える事に成功するも、鮫人の頭部を破壊するには至らず、鮫人は口から血を流しながら立ち止まった。
立ち止まり隙を見せた鮫人の足に向かって、ヨコワの鋭い刃を走らせる。
ヨコワの刃は鮫人の左足を大きく切り裂くも、切断には至らない。
だが、鮫人の機動力を大きく削る事は出来たはずだ。
反撃を警戒しすぐに鮫人から距離を取りながら、魔導拳銃を切り裂いた左足の傷に向けて射撃する。
弾丸は鮫人の傷に着弾し、ヨコワで切り裂かれた傷を中心に足を破壊していく。
だが俺は射撃の手を止めない。
何発も撃ち込むと、魔導拳銃の弾丸の威力に耐えきれなくなった左足足は、弾丸の運動エネルギーにより完全に破壊され、さらに襲い掛かる弾丸で無惨に千切り飛ばされた。
片足を失い怒り狂った鮫人は、『ギシャアーーーッ』と咆哮を上げると、姿を変えていく。
手足は胴体に吸収され、体は流線型へと変わり、その姿は鮫と同じ形へとに変わったが、フライングシャークよりも小型で体長は4m程度だが、モンスターハウスで戦った巨大フライングシャークよりも圧が強い。
鮫人は明らかに強者の放つ圧と、息苦しさを覚えるほどの殺気を放って来る。
俺は右手に霊刀ヨコワを、左手に魔導拳銃を持ち、鮫人と向かい合った。
鮫型に変身した鮫人は、口を開かずに猛スピードで俺へと向かって来た。
俺は鮫人を躱すも、手鰭が体を掠めてしまい、掠った手鰭で左の上腕を浅く切られてしまう。
傷から出血しているが、鮫人鮫の攻撃は激しさを増し、治療や痛みを感じる暇を与えてはくれない。
噛み付き、体当たり、尾での打撃、様々な攻撃をして来たが、運良く躱したり、浅く傷を負う程度でなんとかやり過ごし、合間でこちらも攻撃を加える。
魔導拳銃で怯ませてからのヨコワでの斬撃、切り付けた傷を狙っての射撃、俺と鮫人鮫は一進一退の攻防をし、互いに傷を負い、出血箇所も少なくない状況だ。
そんな攻防を繰り返していると、不意に鮫人鮫は俺から距離を取り、全身に水を纏っていく。
水を纏ったまま頭を持ち上げて、俺の方へ振り下ろすと、纏った水が円錐状へと形を変え、俺に向かって飛んで来た。
地球上で最も威力のある物。
それは水だ。
圧倒的な水量で襲い掛かる水は、大きな建物を破壊し、高い圧力をかけられた水は、ダイヤモンドですら切断する。
そんな水の塊が、円錐状になって猛スピードで俺に向かって来る。
俺はその水の塊を避ける事に成功したが、水がぶつかった階段室の壁は、不壊と言われているダンジョンオブジェクトにも関わらず、大きく破壊されてしまった。
もし当たっていたら、ひとたまりもなかっただろう・・・。
次の攻撃をさせない為にも反撃に転じる為、鮫人鮫に切りかかろうと近付いていくと、鮫人鮫は大量に拳大の水玉を体の周りに浮かばせて、それを俺目掛けて飛ばして来た。
避けるには数が多過ぎる!
俺は左腕に装備したシールドガントレットからシールドを展開させ、そのシールドで身を守ろうとシールドの陰に隠れるが、水玉・・・ウォーターボールの威力は凄まじかった。
シールドは十発程度の攻撃には耐えたのだが、耐えた次のウォーターボールでシールドが破壊され、次のシールド展開が間に合わずに、俺はウォーターボールで全身を滅多打ちにされてしまった。
全身を激痛が駆け巡る。
骨は折れてはいなさそうだが、ヒビくらいは入っているだろう。
口の中は血の味が広がっており、口の端からは血が流れている。
痛む体を無理矢理起こし、力を振り絞って鮫人鮫を睨むと、鮫人鮫は俺の顔を暫く見てから、勝ち誇った様に階段室内を悠然と泳ぎ始めた。
その隙に中級回復薬を取り出して、急いで飲み干したが、全身を駆け巡る痛みが激痛から鈍痛に変わってくれたが、完治は出来なかった。
鮫人鮫に、回復薬を飲んだ事に気付かれてしまい、さらなる回復する隙は無い。
全身が鈍く痛むが俺は立ち上がり、トドメを刺そうと口を開いて向かって来る鮫人鮫の口内に、魔導拳銃を全弾撃ち込んだ。
鮫人鮫は流石にそこそこのダメージを負った様で、その場に落下すると痛そうにもがいている。
俺はすぐに魔導拳銃をチャージさせ、魔刃を発動させながら霊刀ヨコワで鮫人鮫に切り掛った。
霊刀ヨコワは魔力で鋭さを増し、さらに魔力で出来た刃で長さも増した状態で、鮫人鮫の頭を目掛けて振り下ろされた。
だが鮫人鮫は刃が当たる直前に体を捻り、回避行動を取ってきた。
だが振り下ろされる剣速の方が僅かに早く、完全に避ける軌道に入る前に刃が鮫人鮫の上顎と下顎の一部を切断する事に成功し、鮫人鮫は弱点になる柔らかい口内を剥き出しの状態になってしまった。
そのチャンスを見逃さず、俺は剥き出しの口内に魔導拳銃ごと左手を突っ込み、ゼロ距離での射撃を繰り返した。
チャージされた魔力が尽きるまで魔導拳銃の射撃は続き、口内や頭部を内側から破壊された鮫人鮫は地面に落下し、痙攣をしている。
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魔導拳銃を手放して両手でヨコワを持ち、魔刃を発動させながら鮫人鮫の頭部を切断する為に、ヨコワを振り下ろした。
全力で振り下ろされたヨコワは、鮫人鮫の頭部を切断する事に成功したが、その威力は衰える事なくダンジョンの床に深い切り込みを入れて止まった。
すぐにヨコワを床から抜くと、魔刃を発動させながら鮫人鮫を何度も光の粒子に変わるまで切り付けた。
鮫人鮫はドロップ品に姿を変え、消えていった。
限界を超える戦いを、俺が制したのだ。
ドロップ品が気になるが、流石に疲れた。
俺はその場に座り込み、中級回復薬を取り出して飲み干した。
それでも疲れが癒える事は無く、全身は猛烈な怠さに支配されていたが、ダンジョンの探索記録を更新出来た為、どこか晴れやかな気分だ。
少しの間、その場に座り込み休憩をしていたが、ドロップ品の確認と回収をしてしまおうと思い、立ち上がってドロップ品の落ちている場所へと移動する。
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踏破の証明として全て回収し、手放しはしないが協会への報告用として持って帰る事にした。
そして俺は階段を降り、桜ダンジョン史上初の10階層へと足を踏み入れた。
10階層からは未到達階層なので地図も情報は無いのだが、階段を降りてすぐに巨大な扉が有った。
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