Thug life ~DOGも逆さから読んでみればGOD~

たいぽん

文字の大きさ
13 / 30
第一章 海神ポセイドン

12話 島人ぬ宝

しおりを挟む
翌日ランスロットは昨日の影響か動く事ができない様だったので、今日は街を観光することにした

しかしダイスケのヤローは毎日朝っぱらどこに行ってやがるんだ?


出掛ける前に朝食をとっていると
『あらシロウ今日はお出かけになられますの?でしたら私のエスコートをさせてあげてもよろしくてよ』

グィネヴィアよ出かけるのについていきたいならそう言えばいいのによ


『毎日訓練ばかりではつまらぬだろう。シロウよグィネヴィアを頼めるか?もし何かあってもあのランスロットを打ち負かしたシロウが一緒なら大丈夫であろう。グィネヴィアもシロウに街を案内してあげなさい。』


確かにトロイアに着いてからというもの毎日の様に訓練しては倒れての繰り返しで街の中の事全然わかんねーからグィネヴィアに頼むか

『こちらこそ頼むぜグィネヴィア!』

朝食を終えたシロウ達は街へと向かう


『この街名物の魚市場へと案内してさしあげますわ。』

俺も地球と違う魚を見てみたいと思い案内を頼む

途中屋台がならんでいる道を通ると屋台の店主や通行人などいたる所から声をかけられる

『あらーグィネヴィアお嬢様ますますおキレイになられて』
『おーっ、嬢ちゃん久しぶりじゃねーか皆喜ぶからたまには顔をだしてくれよな』
『グィネヴィア様うちの新商品です。是非御試食下さい。』

領主の娘だからとかじゃなくて純粋にグィネヴィアって慕われてんだな
裏の顔を知らないって幸せだな…

グィネヴィアがさっきもらった商品のクレープ?の様なスイーツを食べる様なので近くのベンチに腰をかける

モグモグ
『甘くてとても美味しいですわ。』
そう言ってグィネヴィアは無邪気に笑う

こいつキレイなんだからいつもそうしてりゃーとても可愛いのに、中身が残念なんだよなー

『この街の方々は皆親切で、いい人達ばかりで私この街が本当に大好きなのですわ。』

『グィネヴィアは本当に皆に好かれてるし、この街が大好きなんだな!
さっ、食い終わったんなら市場に行こうぜ!』


市場が近づくとグィネヴィアが不思議な顔をしている

『何かいつもと雰囲気が違いますわね。いつもより活気がありませんし、並んでいるお魚も少なく感じますわ。』


『そうなのか?俺は普段がわからねーからなんとも言えねーな。』



グィネヴィアは近くの店舗へと歩くと店主に声をかける

『皆様元気がないように感じられますけど、なにかありましたの??』

『おうっ。グィネヴィア嬢ちゃんか!それが実はな……
最近漁にでちまった奴らが中々帰ってこなくてな。それで近場の魚しかとれなくてよ。海でなにか物騒な事でも起きてるんじゃねーか?って噂になっちまっててよ。
レオデグランス様も調査の船を出してくれてるみてーなんだが調査団もまだ帰ってきてねーみたいなんだ。』

それでグィネヴィアが不思議に感じたのか
そう言えば前にレオもそんなこと言ってたな

そんな事を話していると… 

『たっ大変だー!!浜で魔物がでたぞー!!』

突然叫び声があがる
次の瞬間にグィネヴィアは猛然と走りだす!

『私の大好きなこの街に魔物ですって!?そんな奴はぜったいにお許しになりませんわ。』

『チッ、グィネヴィアめ先走りやがって!!』
シロウもグィネヴィアを追走する
しかし初めて街に出たシロウは道がわからずグィネヴィアを見失ってしまう


グィネヴィアが辿ったであろう道を走るが騒ぎのある浜は見当たらない…
人が騒いでいる方へと向かい走り続けるとようやく目的の浜を見つけだす!

『クソっ!
だいぶ手間取っちまった。グィネヴィア頼むから無事でいてくれよっ!!』

浜へ辿り着くとそこには
多数の魔物であったろう物の残骸と
肩から血を流し座り込むグィネヴィアの姿があった
昨日の魔力切れの影響か本来の力が出ていない
そしてグィネヴィアの眼前には一体の魔物が迫っていた!

『グィネヴィアーーー!』

シロウはそう叫ぶとたまらず駆け出し魔物に体当たりをする

『グギャッ!?』
魔物は突然で驚いたようだがなんともなさそうだ

ランスロットの時の様なスパークが出れば!!


もしやっ!?
何かを閃いたシロウはグィネヴィアに叫ぶ
『おいっグィネヴィア!疲れてるところにわりーけど、1発でいいからまじで俺を殺すつもりであの技を使ってくれ!』

『ハァッ、ハァッ、
魔物相手にじゃなくてシロウにですか!?しかしなぜですの??』

『今は説明してる暇がねー!
いいからさっさとやってくれ!!』

『仕方がないですわね。
サンダーレクイエム!!!』

バチバチバチバチィー!!!

いよーっしエネルギー充電完了っと!

『頼む俺の考えよ合っててくれ!
スパーク!!!』

バリバリバリバリ!!ドーンッッ!

魔物はぶっ飛んで倒れる

『なぜ私のサンダーレクイエムより威力が…』

そう言うとグィネヴィアは意識を失う

フーッ!
俺の考えが合っててくれてよかったぜ!!どうやら思った通りスパークはパッシブスキルの蓄電で貯めた電撃に威力を上乗せしてうちだすものみてーだな。

しかしあれを喰らってすぐに倒れなかったランスロットも化物だぜ!

っとそんな事より
『おいっ!グィネヴィア大丈夫か!?』
グィネヴィアへと駆け寄ると

魔力切れもあるが、肩の傷が深くて出血がやべーな!!

『おいっ誰か手当てできるやついるか!?』

シロウがそう叫ぶとどこからか聞き覚えのある音楽と歌声が聴こえる

『僕が生まれたこの島の海を
僕はどれくらい知っているんだろう♪』

歌声がする方を向くと…
そこにはなんと
三線を持ったダイスケ
が立っていた!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する 

namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。  転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。  しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。  凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。  詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。  それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。  「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」  前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。  痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。  そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。 これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜

奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。 パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。 健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。

【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました

小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。 しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!? 助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、 「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。 幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。 ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく! ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

処理中です...