大人になっても断れない私

七瀬蓮

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22歳の大失態

会いたい気持ち

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「あら、連絡取ってないのかぁー💦
遊び行こう!なんか前回から間が開いちゃって申し訳ない💦」

というメッセージと

「12月だったら26、27以外だったら今のとこどこでも空いてるよ!」

が立て続けに送られてきた、
菜乃華から返信がきて連絡をとってないというのは本当だが、ブロックまでしているので、少し胸が痛んだ。菜乃華に、前回あったのは半年以上前だった。私の中の菜乃華に会いたい気持ちが高くなっていって

「一回翼さんと会ったんだけど、なんかちょっと怖くなっちゃって…😅

ちょっと寂しかった。゚(゚´ω`゚)゚。遊びいこ💓

ちょっと先すぎて予定分かんないから、まだいつとは言えんけど、土日なら割と空けれるよ~」

と送った。
すると、菜乃華は

「なるほどね、ちょっと詳しいことはここでは聞かずに直接聞いた方がいいかな?

ごめんよ~😭
了解!とりあえず12月ってことだけ決めとこう!また連絡するね😊」

と連絡が来た。

「ここだとちょっとね^^;

そうだね!近くなったら、また連絡取り合って12月の日程決めよ~!」

と当たり障りのない文面を送った。すると、

「了解!言いたくなかったら無理に言わんでもいいし😊👍
そだねー!そしよ!」

と返信がきて、12月には会えるという喜びと、菜乃華は無理に聞こうとしてこない優しさが私の心を包んだ。

菜乃華だったら翼さんからのセクハラまがいな行動を聞いても受け止めてくれるかなという気持ちと、聞いたら紹介した事に罪悪感を覚えてしまってあってくれなくなるんではないかという気持ちに揺れた。
そこで、私は
「すっごくざっくり言うと5、6年前と同じようなこと起きた笑 正直同じことの繰り返しやなーって感じ笑
意味わかんないよね、ごめん
そーしよー🎵」

と送ったが菜乃華は察してくれた。
「高二の時のアイツのことしか思い浮かばなかった?笑」

と返信がきた。大正解。
「まぁ、、、そんな感じかな笑
まぁ初対面2人きりっていうのがまずかったかなと笑」

と少し誤魔化した。すると菜乃華は

「なるほど、なんか嫌なことされたってことね納得😔嫌と言えないのが未来の優しさなのは知ってるけど、もっと自分を大事にした方がいいと思うよ」

と返信がきて、やはり私を包み込んでくれる白馬に乗った王子に見えた。
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