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21歳の底無し沼
zoon会の隠された本音
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春菜さんから
「私さ、今ではこないだみたいな司会役とか得意で人から頼まれてよくやるんだけど、未来ちゃんぐらいの時は、The文化部って感じで、あんまり目立つ方ではなかったんだけど、社会人になって、ある人に出会って、その人が最悪な実家から私の一人暮らしの手助けをしてくれて、家から荷物を少しずつその人の家に運ばさしてもらって、実家から、出ることが出来たの。それで、お金を家に入れてたから、収入の安定のためにある事を勧められて、それを始めたら、友達もお金も手に入って、自信がついたの。今でも、実家には帰ってないいけど、「春菜は生きております」って言う意味で実家に毎年一万円送ってるよ…ねえ、未来ちゃん…同じ思いをしている未来ちゃんを私は救いたい!と思ってて。そのビジネスやってみない?」
と勧誘された。
そんな上手い話があるのだろうか?と私は思った。それが表情に出ていたのかもしれないが、
「トッピーから救ってあげたい女の子がいるんですって相談を受けて、今未来ちゃんと話しているんだよ?トッピーが、未来ちゃんを助けたいって思ってる。私は仲間から、それを聞いて、力になりたいと思って、このビジネスに未来ちゃんにも入って欲しいと思ってる。難しい事は何もしないよ?生活必需品をそこのを使ってクチコミをして、購入者を増やしていくっていうお仕事だから。いい商品ばかりだから、未来ちゃんが思った事を周りに伝えていけばそれがお仕事になるの!素敵じゃない?あ、今度トッピーに海外のCMみたいに商品の実演やってもらおう!トッピーよろしくね!」
と春菜さんは営業を私にしてきたかと思えば、トッピーさんに説明を丸投げした事に不思議と笑えてきた。そこで、
「え、トッピーさん。海外CMみたいにオーバーリアクションしながらめちゃくちゃ面白くやってくれるんですか?」
と私は春菜さんの無茶振りに乗っかって言うと、
「面白くなるかは分かんないけど、頑張ります。」
と苦笑いをしながら、自信なさげに答えていた。
その日のzoon会は終わった。次のzoon会は勧誘されるんだろうと思いながら、断れるか不安に駆られた私であった。
「私さ、今ではこないだみたいな司会役とか得意で人から頼まれてよくやるんだけど、未来ちゃんぐらいの時は、The文化部って感じで、あんまり目立つ方ではなかったんだけど、社会人になって、ある人に出会って、その人が最悪な実家から私の一人暮らしの手助けをしてくれて、家から荷物を少しずつその人の家に運ばさしてもらって、実家から、出ることが出来たの。それで、お金を家に入れてたから、収入の安定のためにある事を勧められて、それを始めたら、友達もお金も手に入って、自信がついたの。今でも、実家には帰ってないいけど、「春菜は生きております」って言う意味で実家に毎年一万円送ってるよ…ねえ、未来ちゃん…同じ思いをしている未来ちゃんを私は救いたい!と思ってて。そのビジネスやってみない?」
と勧誘された。
そんな上手い話があるのだろうか?と私は思った。それが表情に出ていたのかもしれないが、
「トッピーから救ってあげたい女の子がいるんですって相談を受けて、今未来ちゃんと話しているんだよ?トッピーが、未来ちゃんを助けたいって思ってる。私は仲間から、それを聞いて、力になりたいと思って、このビジネスに未来ちゃんにも入って欲しいと思ってる。難しい事は何もしないよ?生活必需品をそこのを使ってクチコミをして、購入者を増やしていくっていうお仕事だから。いい商品ばかりだから、未来ちゃんが思った事を周りに伝えていけばそれがお仕事になるの!素敵じゃない?あ、今度トッピーに海外のCMみたいに商品の実演やってもらおう!トッピーよろしくね!」
と春菜さんは営業を私にしてきたかと思えば、トッピーさんに説明を丸投げした事に不思議と笑えてきた。そこで、
「え、トッピーさん。海外CMみたいにオーバーリアクションしながらめちゃくちゃ面白くやってくれるんですか?」
と私は春菜さんの無茶振りに乗っかって言うと、
「面白くなるかは分かんないけど、頑張ります。」
と苦笑いをしながら、自信なさげに答えていた。
その日のzoon会は終わった。次のzoon会は勧誘されるんだろうと思いながら、断れるか不安に駆られた私であった。
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