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ゼラニウム
緋色(壱)
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八重は西園にコーヒーを渡して、事前に受け取っていた名刺を渡しながら、
「西園様、ご来店ありがとうございます。予約をしていただいているので、さらりと自己紹介だけさせていただきます。私、この復讐屋のプランナーをしております本橋 歩と申します。ご相談内容をを詳しく聞かせていただいてもよろしいですか」
と優しい顔で問いかけると、西園は
「俺は、、どうしても許せない男がいるんだ…。情けない話だが、聞いてもらってもいいか。」
と西園は怒りを堪えながら言った。八重は、悲しそうな顔をして、
「もちろんです。西園様が経験した復讐したい程にお辛い話、私にお聞かせください。人に話すと少しは楽になると思います。」
と言うと、
「俺、少し前まで付き合ってた同じ職場で同じ歳の霞いろはっていう女の子と付き合っていたんだけど、突然別れを告げられて、、、理由も教えてくれなくて…そしたら、3日後に男と歩いているのを見かけて、、、その男に復讐したいけど、協力してくれるか?」
と聞かれたので、
「もちろんです。西園様のご心中お察しいたします。そうしましたら、そのどのような復讐をご希望されますか?」
と聞くと、
「1番はいろはが俺の元へ帰ってきて欲しい。そして、男には惨めに振られて欲しいっていうところかな」
と少し考えながら話す西園に
「かしこまりました。では、復讐プランが出来上がり次第、メールにてご連絡させていただきます。その後、修正箇所がありましたら、メールでご要望を伺うこともできますし、ご来店していただいて直接お話を伺うこともできますので、よろしくお願いいたします。」
というと
「ほな、安心して復讐を任せられるわ。」
といい、西園は帰っていった。
扉が閉まる音と同時に八重の緊張の糸が解れて、「怖かった」と呟くと、うずくまってしまった。そこに理亜と禅が駆け寄り、
「お疲れ様。八重ちゃん。パーフェクトなプランナーだったよ。」
と言う理亜に
「ありがとうございます。いつも皆さんこれくらいのことをしているのに、、、私は何もできてない…ごめんなさい…」
と八重が悲観的になっているのを禅は気が付き
「八重ちゃん。今日はもう遅いし疲れただろうから部屋で休もう?」
と言うと八重を抱き抱え、禅は部屋へと帰っていった。
そして、10分後、禅は一人で仕事場に戻ってくると理亜が
「すごく原田八重に親切じゃん?部屋まで抱き抱えていったし…名刺なんて渡したことないのに…しかも、、私たちと同じ苗字なのらせるって何で?」
と不満がちに言うと、
「そりゃ、今回はプランナー他にできる人いなかったし、しかも、元恋人いろはだし。初めてやらせる仕事で疲れ切った女の子を慰める事しか出来ないし。それに今回いろはを怜都が攻略中なので我々は労ることしかできないので、労るぐらいしてあげよ?」
と笑顔で言う禅であった。理亜は禅の話を聞き
「そうだね。」
と小さく呟いた。
「西園様、ご来店ありがとうございます。予約をしていただいているので、さらりと自己紹介だけさせていただきます。私、この復讐屋のプランナーをしております本橋 歩と申します。ご相談内容をを詳しく聞かせていただいてもよろしいですか」
と優しい顔で問いかけると、西園は
「俺は、、どうしても許せない男がいるんだ…。情けない話だが、聞いてもらってもいいか。」
と西園は怒りを堪えながら言った。八重は、悲しそうな顔をして、
「もちろんです。西園様が経験した復讐したい程にお辛い話、私にお聞かせください。人に話すと少しは楽になると思います。」
と言うと、
「俺、少し前まで付き合ってた同じ職場で同じ歳の霞いろはっていう女の子と付き合っていたんだけど、突然別れを告げられて、、、理由も教えてくれなくて…そしたら、3日後に男と歩いているのを見かけて、、、その男に復讐したいけど、協力してくれるか?」
と聞かれたので、
「もちろんです。西園様のご心中お察しいたします。そうしましたら、そのどのような復讐をご希望されますか?」
と聞くと、
「1番はいろはが俺の元へ帰ってきて欲しい。そして、男には惨めに振られて欲しいっていうところかな」
と少し考えながら話す西園に
「かしこまりました。では、復讐プランが出来上がり次第、メールにてご連絡させていただきます。その後、修正箇所がありましたら、メールでご要望を伺うこともできますし、ご来店していただいて直接お話を伺うこともできますので、よろしくお願いいたします。」
というと
「ほな、安心して復讐を任せられるわ。」
といい、西園は帰っていった。
扉が閉まる音と同時に八重の緊張の糸が解れて、「怖かった」と呟くと、うずくまってしまった。そこに理亜と禅が駆け寄り、
「お疲れ様。八重ちゃん。パーフェクトなプランナーだったよ。」
と言う理亜に
「ありがとうございます。いつも皆さんこれくらいのことをしているのに、、、私は何もできてない…ごめんなさい…」
と八重が悲観的になっているのを禅は気が付き
「八重ちゃん。今日はもう遅いし疲れただろうから部屋で休もう?」
と言うと八重を抱き抱え、禅は部屋へと帰っていった。
そして、10分後、禅は一人で仕事場に戻ってくると理亜が
「すごく原田八重に親切じゃん?部屋まで抱き抱えていったし…名刺なんて渡したことないのに…しかも、、私たちと同じ苗字なのらせるって何で?」
と不満がちに言うと、
「そりゃ、今回はプランナー他にできる人いなかったし、しかも、元恋人いろはだし。初めてやらせる仕事で疲れ切った女の子を慰める事しか出来ないし。それに今回いろはを怜都が攻略中なので我々は労ることしかできないので、労るぐらいしてあげよ?」
と笑顔で言う禅であった。理亜は禅の話を聞き
「そうだね。」
と小さく呟いた。
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