花詞復讐屋

七瀬蓮

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向日葵

その夜

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「ただいま。」


と蓮は帰宅すると、みんな晩御飯の支度をしていた。



「皆!聞いてほしい!いろは。みんなの前で伝えたいことがある。いろは。俺と結婚してください!」


とたくさんの向日葵の花束をいろはに差し出した。



「すごくたくさんの向日葵だけど、、、多分蓮の事だから…意味があるんだよね?聞かせてくれる?」


とにこやかに言われて、


「あぁ。向日葵の花詞は、ニセ金持ち。俺は…あの施設を出たあと…1人で死に物狂いで、働いて、今みんなと暮らせてる。これからはもっと頑張って琴音と宏太も引き取るからよろしくお願いします。だから…向日葵の花詞の高貴とまでは保証はできないけど、みんなで暮らせていけたらって思ってます。いろはの事を愛しています!

でも…ここの家族みんなすぎだから…程よき恋愛をしていきたいです。情熱を持っていろは。あなたを愛します。


本数は…108本の結婚しようにしようかとも思ったけど…永遠の愛を伝えたくて、99本にしました。いろは。俺とずっと一緒にいてください。結婚しよう!」



と言われて、いろはは、涙ぐみながら、




「その言葉…ずっとずっと待ってたの。蓮。私も蓮が好き!結婚してください。」



と言い2人は結ばれた。
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